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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 使用手引書
FUJITSU Software

2.2.1 前提条件

必須ソフトウェア

監視サーバと被監視サーバ間の通信のために必要となるソフトウェアについて説明します。

仮想化ソフトウェア

通信方式

監視サーバ
必要なソフトウェア

被監視サーバ
(インストールレス型Agent)
必要なソフトウェア

Hyper-V

WMI

WMI

Hyper-V

TELNET

TELNETサーバ(注1)

VMware ESXi

VMware vCenter Server Appliance

VMware vCenter

HTTPS

Linux仮想マシン機能(KVM)

Oracle VM Server for x86

Solaris ゾーン

Oracle VM Server for SPARC

SSH

SSHサーバ(注2)

注1) ホストOSがWindows Server 2016以降である場合、通信方式としてをTELNETを利用することができません。

注2) SSHで通信する場合、以下の注意事項があります。

ポイント

被監視サーバの性能情報を収集するための条件については、導入手引書「インストール条件と資源見積り」の「インストールレス型Agent」を参照してください。必要なパッケージなどについて説明しています。


収集できる条件

資源見積り

接続セッション数

被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要なTELNET/SSHの接続セッション数を以下に説明します。

被監視サーバのプラットフォーム
(インストールレス型Agent)

TELNETまたはSSH
接続セッション数

VMware ESXi
VMware vCenter Server Appliance
VMware vCenter

Hyper-V

5

Linux仮想マシン機能(KVM)

10

Oracle VM Server for x86

10

Solaris ゾーン

15

Oracle VM Server for SPARC

14


注意

  • 接続セッションの合計数が多い場合、監視サーバのSystemwalker SQC DCMサービス/dcmdプロセスの起動および停止に時間がかかる場合があります。

  • ネットワークの状態が良くない環境(断続的に接続が切断されるなど)や被監視サーバがビジー状態にある場合は、TELNETもしくはSSHによる通信が正常に行われない可能性があります。常に正常な通信が行える環境で監視を行ってください。

  • Hyper-V(Windows)のTELNETの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数は「2」です。そのため、「2.2.2 被監視サーバの設定」の手順に従って、同時に接続できるセッションの最大数を変更してください。
    Linux仮想マシン機能(KVM)/Oracle VM Server for x86/Solaris ゾーン(UNIX)/Oracle VM Server for SPARCのSSHの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数の制限はありません。

空きディスク容量

被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要な空きディスク容量を以下に説明します。

  • 被監視サーバに必要な空きディスク容量 : 1MB