ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 使用手引書
FUJITSU Software

2.2 仮想資源管理

■機能概要

仮想資源管理では、OSや仮想化ソフトウェアから物理サーバ、仮想マシンの性能情報を収集し、一元管理します。
本機能で収集した仮想マシンの性能情報を、物理サーバの性能情報と突き合わせて総合的に判断することによって、サーバ内でのリソースを最適化でき、利用効率の向上を図ることができます。

収集できる情報

VMware vCenter Server Appliance/VMware vCenterから収集する情報について

VMware vCenter Server Appliance/VMware vCenterは、関連する資源(クラスタ、リソースプール、データストアを構成する仮想ホストと仮想マシン)のデータを集計して性能データを作成します。VMware vCenter Server Appliance/VMware vCenterによるデータの集計には最大1時間かかるため、収集される最新のデータは、現在時刻より1時間前のデータとなります。

対象の性能情報は以下です。

■収集間隔

収集間隔は、5分です。


■手順

インストールレス型Agentで仮想資源管理を行うための手順を説明します。

運用開始後に、被監視サーバの増減がある場合や、通信方式、接続用のアカウント/パスワード、被監視サーバのホスト名/IPアドレスなどを変更する場合は、上記手順を再度確認、実施してください。パスワードは変更せず、パスワードの有効期限を変更する場合は、「A.4 常駐プロセス、起動と停止」を参照して監視サーバ(Manager/Proxy Manager)のサービス/デーモンの再起動のみ行ってください。