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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

B.2 GlassFish Serverクラスターのファイル構成

GlassFish Serverクラスターのファイル構成を以下に示します。下記の親ディレクトリーの場所は、「2.4.1 GlassFish Serverクラスターのファイル構成」を参照してください。

←上位ディレクトリー
下位ディレクトリー→

説明

GlassFish Serverインスタンス名

GlassFish Serverクラスターが管理する資産を格納するディレクトリーです。GlassFish Serverインスタンス単位に生成されます。

  

applications

中央リポジトリーから同期化された配備後のモジュールを展開するディレクトリーです。(注1)

config

中央リポジトリーから同期化された定義情報が格納されます

pid

GlassFish ServerインスタンスのプロセスIDが保存されます。

current

カレントディレクトリーです。

generated

一時的なファイルを格納するディレクトリーです。

  

ejb(注2)

EJB関連のファイルが格納されます。

jsp(注3)

JSP関連のファイルが格納されます。

policy

ポリシーファイルが格納されます。

xml

WAR/EJB-JAR/RAR/JARモジュールの定義情報が格納されます。

logs

ログファイルを格納するディレクトリーです。

  

server.log

サーバーログファイルです。

access

HTTPアクセスログを格納するディレクトリーです。

  

server_access_log.txt

HTTPアクセスログファイルです。

http

HTTPトレースログを格納するディレクトリーです。

  

trace.log

HTTPトレースログファイルです。

iiop

IIOPアクセスログを格納するディレクトリーです。

iiop_access.log

IIOPアクセスログファイルです。

session-store

アプリケーションの対話状態を格納するディレクトリーです。

注1)

JSPオートリロード機能を利用している場合にJSPを更新する際は、本ディレクトリー配下のファイル、およびDASのapplicationsディレクトリー配下のファイルを更新するようにしてください。

注2)

配備するアプリケーションの構成に依存します。
なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備を行い、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。

注3)

配備するアプリケーションに含まれるJSPのコンパイル結果(Javaソースコード)が格納されますが、デフォルトでは出力されません。Javaソースコードを出力したい場合は、glassfish-web.xmlでkeepgeneratedプロパティをtrueに設定してください。