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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.70.9 WEB9000番台のメッセージ

WEB9031: WebappClassLoader unable to load resource [{0}], because it has not yet been started, or was already stopped

[可変情報]

{0}:リソース名

[意味]

Webクラスローダがすでに停止しているため、リソースの取得に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • 通常業務中のHotDeploy機能の利用は推奨しません。HotDeploy機能はリクエストがない状況で利用してください。「1.4.2 配備時の注意事項」の「HotDeploy機能使用時の注意事項」を参照してください。

  • アプリケーションでスレッドを生成した場合、アプリケーションの終了処理完了時には、スレッドが終了しているようにしてください。終了処理後でもスレッドが動作している場合、本メッセージが出力されることがあります。アプリケーションの終了処理の例を以下に示します。

    • initメソッドでスレッド生成した場合
      サーブレットのdestroyメソッドで、アプリケーションで作成したスレッドを終了することを推奨します。

    • contextInitializedメソッドでスレッド生成した場合
      ServletContextListenerのcontextDestroyedメソッドで、アプリケーションで作成したスレッドを終了することを推奨します。

  • 独自のログハンドラまたはログフォーマッタでJavaロギングを実施している場合、これらのクラスがシステム拡張ディレクトリーに保管されていないことが考えられます。詳細は「4.17.7 アプリケーションからのログ出力」を参照してください。


WEB9032: Class {0} has unsupported major or minor version numbers, which are greater than those found in the Java Runtime Environment version {1}

[可変情報]

{0}:クラス名
{1}:JDKのバージョン

[意味]

ロードしようとしたクラスのバージョンが不正なため、Webクラスローダでクラスのロードに失敗しました。

[システムの処理]

クラスのロードを中断します。
ロードしようとしたクラスは利用できません。

[ユーザーの対処]

ロードしようとしたクラスのバージョンが、GlassFishで使用しているJDKのバージョンでは利用できません。クラスが正しいJDKのバージョンでコンパイルされているか、またGlassFishで使用するJDKに誤りがないか確認してください。


WEB9033: Unable to load class with name [{0}], reason: {1}

[可変情報]

{0}:クラス名
{1}:例外情報

[意味]

クラスのロードに失敗しました。

[システムの処理]

クラスのロードを中断します。
ロードしようとしたクラスは利用できません。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。


WARNING: WEB9034: SQL driver deregistration failed

[意味]

Webクラスローダがロードした、JDBCドライバの参照の削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。


WARNING: WEB9035: Unable to read data for class with name [{0}]

[可変情報]

{0}:クラス名

[意味]

クラスの読込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。


WARNING: WEB9036: Unable to purge bean classes from BeanELResolver

[意味]

BeanELResolverクラスが保持するBeanクラスの参照を削除できませんでした。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。


WEB9037: Illegal JAR entry detected with name {0}

[可変情報]

{0}:リソース名

[意味]

WEB-INF/lib配下のJARファイル内に不正なリソース{0}を検出しました。

[システムの処理]

リソースの検索処理を中断します。

[ユーザーの対処]

リソース名{0}に、ファイル名、ピリオド「.」、拡張子以外の文字が含まれている可能性があります。含まれている場合は除去し、JARファイルを再作成してください。


WEB9038: Unable to validate JAR entry with name {0}

[可変情報]

{0}:リソース名

[意味]

WEB-INF/lib配下のJARファイル内のリソース{0}を検証できませんでした。

[システムの処理]

リソースの検索処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。