アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力を行うことができます。
アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力する際のログ定義の確認・変更は、必ず以下のサブコマンドを使用してください。
注意
DAS/GlassFish Serverクラスターに以下のシステムプロパティを設定しないでください。
java.util.logging.manager
java.util.logging.config.class
java.util.logging.config.file
アプリケーションでは以下のJavaロギングAPIを使用しないでください。
java.util.logging.LogManager#readConfiguration()
java.util.logging.LogManager#readConfiguration(InputStream ins)
java.util.logging.LogManager#reset()
アプリケーションが使用するロガーを定義した場合、デフォルトではアプリケーションからのログ出力時にサーバーログにも同時に出力が行われます。サーバーログへ出力しない場合は、set-log-attributesサブコマンドで以下の属性を設定してください。
<logger>.useParentHandlers=false
<logger>にはアプリケーションで定義したロガー名を入れてください。
アプリケーションで独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用する場合
以下の手順を行ってください。
以下のシステム拡張ディレクトリーに、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを追加します。システム拡張ディレクトリーについては、「2.22.4 GlassFishで使用するクラスの設定について」の「システム拡張ディレクトリー」を参照してください。
[運用資産格納ディレクトリー]\domains\domain1\lib\ext |
[運用資産格納ディレクトリー]/domains/domain1/lib/ext |
domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリーの同期化処理」の注意を参照してください。
GlassFish Serverクラスターを再起動します。
独自のログハンドラまたはログフォーマッタを削除する場合
以下の手順を行ってください。
独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用するアプリケーションがGlassFish Serverクラスターに配備されている場合、そのGlassFish Serverクラスターを停止します。
DASを停止します。
以下のシステム拡張ディレクトリーから、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを削除します。
[運用資産格納ディレクトリー]\domains\domain1\lib\ext |
[運用資産格納ディレクトリー]/domains/domain1/lib/ext |
domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリーの同期化処理」の注意を参照してください。
GlassFish Serverクラスターを再起動します。