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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.61.2 PCMI1000番台のメッセージ

INFO: PCMI1000: The PCMI service has started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスを起動しました。


INFO: PCMI1001: The PCMI service has stopped.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスを停止しました。


INFO: PCMI1002: Process was started up.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンス{1}を起動しました。


ERROR: PCMI1003: Process unable to start.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンス{1}の起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージと同時に他のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • 本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)にメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処に従って、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗した原因を調査してください。


ERROR: PCMI1005: Specified process is already running.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

指定したGlassFish Serverインスタンス{1}は、すでに起動されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したGlassFish Serverインスタンスの起動状態を確認してください。


ERROR: PCMI1006: The PCMI service has already started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスが起動中です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

PCMIインスタンスディレクトリーのパス{0}に誤りがないかを確認してください。PCMIインスタンスディレクトリーのパス{0}に誤りがある場合は、正しいパスを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI1007: The PCMI service cannot be started.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:詳細情報

[意味]

PCMIサービスを起動できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 出力された詳細情報{1}を確認して、原因を取り除いたあと、再度コマンドを実行してください。

  • 本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)にメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処に従って、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗した原因を調査してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、詳細情報{1}を控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1008: Timed out. The start hook was interrupted.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービス起動時の出口機能で実行する起動スクリプトの実行を開始しましたが、起動スクリプトが完了しませんでした。定義された起動スクリプトの実行に時間がかかっている可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下のどちらかの対処を行ってください。

  • 起動スクリプトに不要な処理がある場合は、不要な処理を削除してから再度コマンドを実行してください。

  • 起動スクリプトを、PCMIサービスの起動時の出口機能で実行せずに、PCMIサービスの起動後に実行してください。

参照

PCMIサービスの起動時の出口機能については、「4.2.6 サービスの起動時/停止時の出口機能」を参照してください。


ERROR: PCMI1009: The PCMI service cannot be started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスを起動できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージと同時に他のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • 本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)にメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処に従って、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗した原因を調査してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


WARNING: PCMI1010: The shutdown time of PCMI service exceeded the time threshold.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービス停止処理でタイムアウトが発生しました。

[システムの処理]

起動中のGlassFish Serverインスタンスが存在する場合は、これらの処理を中断して、PCMIサービスを停止します。

[ユーザーの対処]

本メッセージが頻繁に出力される場合は、PCMIサービスの停止タイムアウト時間を長く設定してください。設定については「8.2 PCMIサービスの定義項目」の「プロセス停止待ち時間」を参照してください。

また、定義された停止スクリプトの実行に時間がかかっている可能性があります。停止スクリプトを確認し、不要な処理がある場合は、不要な処理を削除してください。


ERROR: PCMI1011: The PCMI service cannot be started.

[意味]

PCMIサービスを起動できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージと同時に他のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • 本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)にメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処に従って、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗した原因を調査してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1012: An error occurred while getting PCMI service status.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:システムエラーの番号

[意味]

PCMIの状態取得処理中に何らかの異常が発生したため、状態を取得できませんでした。PCMIサービスがハングアップしているなどの可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

しばらく待ってから、pcmistatコマンドでPCMIサービスの起動状態を確認してください。

pcmistatコマンドを実行するとPCMIサービスの状態に「unknown」が表示され、現象が改善しない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージを確認し、そのメッセージの対処を行ってください。


ERROR: PCMI1013: PCMI root directory does not exist.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

指定されたPCMIインスタンスディレクトリー{0}が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

存在するPCMIインスタンスディレクトリーを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI1014: A profile does not exist.: INSTANCE={0} FILE={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

{1}:PCMIプロファイルのパス

[意味]

指定されたPCMIプロファイル{1}が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

存在するPCMIプロファイルを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI1015: Failed to read profile.: INSTANCE={0} FILE={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

{1}:PCMIプロファイルのパス

[意味]

PCMIプロファイル{0}の読込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • PCMIプロファイル{1}に適切な権限が設定されているかを確認し、適切な権限が設定されていない場合は、適切な権限を設定してください。

  • PCMIプロファイル{1}の文字コードおよび格納先ディレクトリーに誤りがないかを確認してください。
    詳細については、「6.2 PCMIサービスのチューニング」および「6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法」を参照してください。

  • PCMIプロファイル{1}の定義内容(定義項目名、タグ、設定値など)に誤りがないかを確認し、誤りがある場合は、正しい内容に修正してください。
    PCMIプロファイルの定義項目については、「8.2 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1016: Invalid value.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

{1}:詳細情報

[意味]

PCMIプロファイルの定義項目に指定された値に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

PCMIプロファイルの定義項目に指定された値を確認して、正しい値に修正したあと、再度コマンドを実行してください。

参照

PCMIプロファイルの定義項目については、「8.2 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。


ERROR: PCMI1022: The start hook has terminated abnormally.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:詳細情報

[意味]

PCMIサービス起動時の出口機能で実行する起動スクリプトの処理が異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

出力された詳細情報{1}を確認し、以下の表を参照して、詳細情報{1}に対する対処を行ってください。

詳細情報{1}

詳細情報{1}の可変情報

意味・対処

command not found. [%s]

[%s]:起動スクリプトのパス

出口機能定義ファイルに指定した起動スクリプトが存在しません。

出口機能定義ファイルに指定した起動スクリプトを確認してください。

Failed to execute command. [%s] [%d]

[%s]:起動スクリプトのパス

[%d]:起動スクリプトの復帰値

起動スクリプトの復帰値が「0」以外の数値の場合、起動スクリプトが異常終了しました。起動スクリプトの処理が異常終了した原因を調査してください。また、「4.2.6.2 出口機能で実行するスクリプトファイル」を参照し、スクリプトファイルの内容に誤りがないか確認してください。

起動スクリプトの復帰値が「-」の場合、起動スクリプトに実行許可がないなどの原因により実行できませんでした。起動スクリプトにアクセス権限などの問題がないかを確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

上記以外の場合

起動スクリプトの処理が異常終了した原因を調査して、その原因を取り除いたあと、再度コマンドを実行してください。PCMIサービスの起動時の出口機能については、「4.2.6 サービスの起動時/停止時の出口機能」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


WARNING: PCMI1024: The stop hook has terminated abnormally.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:詳細情報

[意味]

PCMIサービス停止時の出口機能で実行する停止スクリプトの処理が異常終了しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

出力された詳細情報{1}を確認し、以下の表を参照して、詳細情報{1}に対する対処を行ってください。

詳細情報{1}

詳細情報{1}の可変情報

意味・対処

command not found. [%s]

[%s]:停止スクリプトのパス

出口機能定義ファイルに指定した停止スクリプトが存在しません。

出口機能定義ファイルに指定した停止スクリプトを確認してください。

Failed to execute command. [%s] [%d]

[%s]:停止スクリプトのパス

[%d]:停止スクリプトの復帰値

停止スクリプトの復帰値が「0」以外の数値の場合、停止スクリプトが異常終了しました。停止スクリプトの処理が異常終了した原因を調査してください。また、「4.2.6.2 出口機能で実行するスクリプトファイル」を参照し、スクリプトファイルの内容に誤りがないか確認してください。

停止スクリプトの復帰値が「-」の場合、停止スクリプトに実行許可がないなどの原因により実行できませんでした。停止スクリプトにアクセス権限などの問題がないかを確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

上記以外の場合

停止スクリプトの処理が異常終了した原因を調査して、その原因を取り除いてください。PCMIサービスの停止時の出口機能については、「4.2.6 サービスの起動時/停止時の出口機能」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


WARNING: PCMI1029: Internal error occurred while stopping the PCMI service.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスの停止処理中に内部エラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1030: The process terminated abnormally during startup.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2} PID={3}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報
{3}:プロセスID

注意

プロセスID{3}が「unknown」の場合、以下のどちらかの原因によりプロセスIDを取得できませんでした。

  • プロセス起動時に指定したJava VMオプションに誤りがあります。

  • GlassFish Serverインスタンスのデバッグに使用するポートが、他のGlassFish Serverインスタンスまたは他のアプリケーションと重複しています。

  • プロセスがユーザーまたは他のアプリケーションから強制的に停止されました。

  • [PCMIインスタンスディレクトリー]/workディレクトリー配下の資源の参照に失敗しました。

  • デスクトップヒープの枯渇により、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗しました。

[意味]

GlassFish Serverインスタンス{1}が起動処理中に異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • GlassFish Serverインスタンスのサーバーログ(server.log)およびJava VMログ(console.log)に出力された情報を確認して、異常終了の原因を調査してください。

  • Java VMの異常を示すメッセージが出力されている場合は、「トラブルシューティング集」の「Java実行環境運用時の異常」を参照し、異常終了の原因を調査してください。


  • サービスプロセスが多く存在するため、デスクトップヒープが枯渇し、GlassFish Serverインスタンスの起動処理でエラーが発生した可能性があります。「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照して、デスクトップヒープを拡張してください。
    上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


INFO: PCMI1031: Process was stopped.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンス{1}を停止しました。


ERROR: PCMI1032: Process is not started.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンス{1}が起動されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンス起動してから、再度操作を実行してください。


ERROR: PCMI1033: The other operation is already running. INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2} OPERATION={3}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報
{3}:操作名

[意味]

同一名のGlassFish Serverインスタンス{1}に対して他の操作が実行中のため、操作に失敗しました。

操作{3}には、実行中の操作に応じて、以下のどちらかが出力されます。

  • GlassFish Serverインスタンス起動中の場合:「START」

  • GlassFish Serverインスタンス停止中の場合/異常終了したGlassFish Serverインスタンスに対してPCMI内部処理中の場合:「STOP」

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

実行中の操作が完了してから、再度操作を実行してください。


ERROR: PCMI1034: An internal error occurred in PCMI service.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス

[意味]

PCMIサービスで内部エラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

本メッセージより前にイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージを確認し、そのメッセージの対処を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1035: Communication error occurred.: INSTANCE={0} PROTOCOLID={1} REASON={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:内部情報
{2}:理由

[意味]

通信に失敗しました。

[システムの処理]

失敗した通信処理を破棄します。起動時に発生した場合は、処理を中断します。

[ユーザーの対処]

出力された内部情報{1}および理由{2}を確認して、失敗の原因を取り除いてください。


ERROR: PCMI1036: Failed to read communication environment definition file.: INSTANCE={0} FILE={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:通信環境定義ファイルのパス

[意味]

通信環境定義ファイル{1}の読込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1037: Communication environment definition file contains an error.: INSTANCE={0} PROTOCOLID={1} REASON={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:内部情報
{2}:理由

[意味]

通信環境定義ファイルに誤りがあります。

[システムの処理]

PCMIサービスを停止します。

[ユーザーの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1041: Operation was canceled.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

PCMIサービスを停止したため、GlassFish Serverインスタンス{1}に対する操作が取り消されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

PCMIサービスを起動したあと、再度、GlassFish Serverインスタンスに対する操作を実行してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1042: Process creation failed.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報

[意味]

プロセスの生成中に異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

再度、GlassFish Serverインスタンスを起動してください。

GlassFish Serverインスタンスを起動しても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI1043: Error occurred during startup of process.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2} PID={3}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報
{3}:プロセスID

[意味]

プロセスの起動処理中に異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

再度、GlassFish Serverインスタンスを起動してください。

GlassFish Serverインスタンスを起動しても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


WARNING: PCMI1045: Abnormality occurred by the salvage procedure after the process had stopped.: INSTANCE={0} ID={1} ADAPTER={2} DETAIL={3}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:内部情報
{3}:詳細情報

[意味]

プロセスの停止後の回収処理中に異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンス{1}の停止操作がハングアップしている場合は、GlassFish Serverインスタンス{1}のプロセスIDを保存するファイルを削除してください。プロセスIDを保存するファイルについては、「B.1 DASのファイル構成」または「B.2 GlassFish Serverクラスターのファイル構成」を参照してください。


ERROR: PCMI1047: Abnormality occurred by the collection of the process information.: DETAIL={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

プロセス情報の採取処理中に異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

出力された詳細情報{0}を確認し、以下の表を参照して、詳細情報{0}に対する対処を行ってください。

詳細情報{0}

対処

close:エラー情報

再度、GlassFish Serverインスタンスを起動してください。

rename

write:エラー情報

analyse

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

environment


WARNING: PCMI1051: Unable to create or write monitoring information file.: INSTANCE={0} PATH={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:start.infoファイルのパス

[意味]

start.infoファイル{1}の作成または書込みに失敗しました。監視情報は、start.infoファイルに出力されません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

監視情報の定義内容を確認する場合は、PCMIプロファイルに定義されている値で確認してください。


ERROR: PCMI1052: An I/O error occurred.: INSTANCE={0} PATH={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリーのパス
{1}:ファイルのパス

[意味]

入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • ファイル{1}が保存されているディスク装置が正常に動作しているかを確認してください。

  • 他のプログラムがファイル{1}を開いていないかを確認し、ファイル{0}を開いている場合は、ファイル{1}を閉じてください。