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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

9.1.2 バックアップ手順

バックアップは以下の手順で行います。

  1. サービスの停止

  2. バックアップコマンドの実行

9.1.2.1 サービスの停止

GlassFishのバックアップを行う場合は、以下のサービスを停止します。
各コマンドの詳細は、「第10章 GlassFishの運用コマンド」を参照してください。

GlassFish Serverクラスター

asadminコマンドのstop-clusterサブコマンドでGlassFish Serverクラスターを停止します。

DAS

asadminコマンドのstop-domainサブコマンドで停止します。

PCMIサービス

Windowsサービス画面、RCスクリプトなどで停止します。詳細は、「4.2.3 停止」を参照してください。

メッセージブローカ

REMOTE運用のメッセージブローカが起動している場合、imqcmdコマンドのshutdown bkrサブコマンドでメッセージブローカを停止します。

Java DB

asadminコマンドのstop-databaseサブコマンドでJava DBを停止します。

9.1.2.2 バックアップコマンドの実行

バックアップ手順について説明します。

注意

isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をバックアップしてください。

GlassFish運用資産

バックアップコマンド

GlassFish運用資産のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\ijbackup

/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/ijbackup

操作例

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\ijbackup -d X:\Backup

バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/ijbackup -d /backup


Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)運用資産

バックアップコマンド

Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup

/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup

操作例

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup -d X:\Backup

バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup -d /backup