バックアップは以下の手順で行います。
サービスの停止
バックアップコマンドの実行
GlassFishのバックアップを行う場合は、以下のサービスを停止します。
各コマンドの詳細は、「第10章 GlassFishの運用コマンド」を参照してください。
asadminコマンドのstop-clusterサブコマンドでGlassFish Serverクラスターを停止します。
asadminコマンドのstop-domainサブコマンドで停止します。
Windowsサービス画面、RCスクリプトなどで停止します。詳細は、「4.2.3 停止」を参照してください。
REMOTE運用のメッセージブローカが起動している場合、imqcmdコマンドのshutdown bkrサブコマンドでメッセージブローカを停止します。
asadminコマンドのstop-databaseサブコマンドでJava DBを停止します。
バックアップ手順について説明します。
注意
isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をバックアップしてください。
GlassFish運用資産
GlassFish運用資産のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\ijbackup |
/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/ijbackup |
バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。
C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\ijbackup -d X:\Backup |
バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。
/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/ijbackup -d /backup |
Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産
Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup |
/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup |
バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。
C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup -d X:\Backup |
バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。
/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup -d /backup |