ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

8.8.11 ロガーの定義項目

set-log-attributesサブコマンドで操作できる属性

項目名

属性名

set-log-attributes

ログ出力ディレクトリ

directory

サーバーログ

ローテーションのタイプ

rotationPolicy

ログサイズ

rotationLimitInBytes

ログ収集時間

rotationTime

世代数

maxHistoryFiles

モニタロギング

モニタロギングのローテーションのタイプ

rotationType

モニタロギングのログサイズ

rotationSize

モニタロギングのログ収集時間

rotationTime

モニタロギングの世代数

maxHistoryFiles

ログハンドラ

handlers


ログ出力ディレクトリ

定義項目名

com.sun.enterprise.server.logging.GFFileHandler.directory

説明

サーバーログを出力するディレクトリのパスを指定します。絶対パスで指定してください。

パスの長さは、ファイル名(ローテーション後のファイル名)を含めてOSの最大値の範囲内になるようにしてください。

指定した値の先頭が${com.sun.aas.instanceRoot}以外の場合は、指定したディレクトリ配下にGlassFish Serverインスタンス名でディレクトリが作成され、その配下にログファイルが出力されます。

指定した値の先頭が${com.sun.aas.instanceRoot}以外の場合、GlassFish ServerクラスターやGlassFish Serverインスタンスの削除時にログファイルが出力されるディレクトリは削除されません。手動で削除してください。

範囲

任意の文字列

初期

${com.sun.aas.instanceRoot}/logs


ローテーションのタイプ

定義項目名

com.sun.enterprise.server.logging.GFFileHandler.rotationPolicy

説明

サーバーログをローテーションする場合に以下のどちらでローテーションするかを指定します。

  • logsize:ログサイズ

  • time:ログ収集時間

範囲
  • logsize

  • time

初期

logsize


ログサイズ

定義項目名

com.sun.enterprise.server.logging.GFFileHandler.rotationLimitInBytes

説明

サーバーログの最大サイズを指定します。ログファイルが指定したサイズに達するとローテーションされます。

範囲

1048576~536870912(Byte)

初期

1048576(Byte)


ログ収集時間

定義項目名

com.sun.enterprise.server.logging.GFFileHandler.rotationTime

説明

サーバーログのローテーションを実行する時間を指定します。ローテーションのタイプが「time」の場合、毎日指定した時刻にローテーションされます。

範囲

0~23(時)

初期

0(時)


世代数

定義項目名

com.sun.enterprise.server.logging.GFFileHandler.maxHistoryFiles

説明

ローテーションしたサーバーログを保管する世代数(ファイル数)を指定します。
保管するログファイルの数が指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。

範囲

1~999

初期

1


モニタロギングのローテーションのタイプ

定義項目名

com.fujitsu.appsrv.monitor.logging.MonitorLogHandler.rotationType

説明

モニタロギングのログをローテーションする場合に以下のどちらでローテーションするかを指定します。

  • logsize:ログサイズ

  • time:ログ収集時間

範囲
  • logsize

  • time

初期

logsize


モニタロギングのログサイズ

定義項目名

com.fujitsu.appsrv.monitor.logging.MonitorLogHandler.rotationSize

説明

モニタロギングのログの最大サイズを指定します。ログファイルが指定したサイズに達するとローテーションされます。

範囲

1~512(メガバイト)

初期

1(メガバイト)


モニタロギングのログ収集時間

定義項目名

com.fujitsu.appsrv.monitor.logging.MonitorLogHandler.rotationTime

説明

モニタロギングのログのローテーションを実行する時刻を指定します。毎日指定した時刻にローテーションされます。
ただし、実際にローテーションが行われるのはログが採取されるタイミングです。
以下の場合、ローテーションは動作しません。

  • ローテーション時にGlassFish Serverクラスターが停止状態、または

  • ログが採取されるタイミングで、ログファイルがログ出力ディレクトリに残っていない、または

  • ログが採取されるタイミングで、ログファイルの更新日時が前回のローテーション日時より新しい時刻に更新されていない場合。

範囲

0~23(時)

初期

0(時)


モニタロギングの世代数

定義項目名

com.fujitsu.appsrv.monitor.logging.MonitorLogHandler.maxHistoryFiles

説明

ローテーションしたモニタロギングのログを保管する世代数(ファイル数)を指定します。
保管するログファイルの数が指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。

範囲

1~9

初期

1


ログハンドラ

定義項目名

handlers

説明

ログ出力に使用するハンドラを指定します。複数のハンドラを指定する場合、カンマで区切って指定します。

範囲

任意のハンドラ

初期

なし


関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

4.17 Jakarta EEアプリケーションのログ

6.17 モニタロギング

チューニング方法

  

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  set-log-attributesサブコマンド
  list-log-attributesサブコマンド
  delete-log-attributesサブコマンド