ヒープ領域サイズ/メタスペースサイズ
配備済みアプリケーションの数が多い場合、メモリ不足またはメタスペース不足によりDASの起動失敗やプロセスダウンが発生することがあります。
メモリ不足またはメタスペース不足が発生している場合は、DASのヒープ領域/メタスペースの最大サイズをデフォルトの1024MBから増やしてください。
設定例
C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin delete-jvm-options \-Xmx1024m C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin delete-jvm-options \-XX:MaxMetaspaceSize=1024m |
/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin delete-jvm-options \\-Xmx1024m /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin delete-jvm-options \\-XX:MaxMetaspaceSize=1024m |
上記設定には、DASが起動している必要があります。DASが起動できない場合は、「DASが起動しない場合の対処方法」を参照してください。
DASが起動しない場合の対処方法
メモリ不足が発生して、DASが起動しない場合は、以下の手順に従いdomain.xmlを編集してください。
domain.xmlの格納先
[運用資産格納ディレクトリー]\domains\domain1\config\domain.xml
[運用資産格納ディレクトリー]/domains/domain1/config/domain.xml
編集手順
DASを停止してください。通常停止を実施できない場合には、本手順実施後にシステムを再起動してください。
domain.xmlを編集し、ヒープ領域サイズを増やしてください。
テキストエディターなどでファイルを開き、以下の「-Xmx1024m」を「-Xmx2048m」、「-XX:MaxMetaspaceSize=1024m」を「-XX:MaxMetaspaceSize=2048m」に変更してください。
編集する要素
<domain> <jvm-options>-XX:MaxMetaspaceSize=1024m</jvm-options> |
DASを起動してください。通常停止を行う際に失敗していた場合は、システムを再起動してください。