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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

6.14.4 運用管理用のスレッドプールのキューサイズ

GlassFish Server管理コンソールに対する操作は、DASの運用管理用のスレッドプールのスレッドで処理されます。スレッドプールにはキューサイズの上限があり、上限を超えるとリクエストが受け付けられず、画面描画に失敗する可能性があります。このとき、「12.3.1 運用環境に関する異常」の「12.3.1.1 DASのサーバーログにjava.util.concurrent.RejectedExecutionExceptionが頻繁に出力される」に記載されているメッセージが出力されます。

キューサイズを拡張する場合は、以下の目安でキューサイズを設定してください。

運用管理用のスレッドプールのキューサイズを変更する場合、以下の手順を実行します。

  1. キューサイズの値の変更

    • GlassFish Server管理コンソールを利用する場合

      以下の画面からキューサイズの値を変更します。

      [設定] > [server-config] > [スレッドプール] > [admin-thread-pool]

    • asadminコマンドを利用する場合

      asadminコマンドのsetサブコマンドによりキューサイズの値を変更します。

    4096に変更する場合

    以下の例は2行で表記されていますが、実際には1行で指定するようにしてください。

    C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin set
    server.thread-pools.thread-pool.admin-thread-pool.max-queue-size=4096

    /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin set
    server.thread-pools.thread-pool.admin-thread-pool.max-queue-size=4096
  2. サービスの再起動

    DASを再起動します。