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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.15.6 JMSクライアントアプリケーションの運用

JMSクライアントアプリケーションの運用方法について、以下に説明します。

環境変数の設定

Java SEスタンドアロンアプリケーションを使用する場合にだけ、以下の環境変数を設定してください。

環境変数PATH

  • JDKのパス (注)

環境変数CLASSPATH

  • C:\Interstage\glassfish5\glassfish\lib\gf-client.jar

環境変数PATH

  • JDKのパス (注)

環境変数CLASSPATH

  • /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/lib/gf-client.jar

注)JDKが複数インストールされている場合は、使用するJDKのパスが有効となるよう設定してください。

初期コンテキスト生成時の設定

JNDI APIを使用して初期コンテキストを生成し、JMSリソース(JMS接続ファクトリおよびJMS送信先リソース)を参照する必要があります。

WebアプリケーションまたはEJBアプリケーションの場合

GlassFish Serverクラスター上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。

Jakarta EEアプリケーションクライアントの場合

GlassFish Serverクラスター上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。
ただし、参照するGlassFish Serverクラスターを識別するために、アクセスするサーバーのIIOPリスナーをGlassFish Serverのdeployment descriptor(glassfish-acc.xml)ファイルの<target-server>タグに定義してください。

GlassFish Serverのdeployment descriptor(glassfish-acc.xml)の詳細については、「3.2.1.6 GlassFish ACC deployment descriptor (glassfish-acc.xml)」を参照してください。

Java SEスタンドアロンアプリケーションの場合

参照するGlassFish Serverクラスターを識別するために、アクセスするサーバーのIIOPリスナーを以下のシステムプロパティに設定してください。

プロパティ名

説明

com.sun.appserv.iiop.endpoints

ホスト名:ポート番号

GlassFish Serverインスタンスのホスト名とIIOPリスナーのリスナーポート番号を以下の書式で指定します。

  ホスト名:ポート番号

例) host1:30700

JavaVMオプションに設定する場合、以下のようにシステムプロパティを設定してください。

-Dcom.sun.appserv.iiop.endpoints=host1:30700