ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.7.2 Webサーバーコネクタの環境設定

Webサーバーコネクタの環境設定について説明します。

Webサーバーが1つの場合

Interstage HTTP Server 2.4のインストール時にデフォルトで作成されるWebサーバー(FJapache)に対しては、Webサーバーコネクタのインストール時に、Webサーバーコネクタの動作環境が作成されます。このため、Webサーバーコネクタの動作環境の作成は不要です。


Webサーバーを追加した場合

新規に追加したWebサーバーについては、wscadminコマンドのcreate-envサブコマンドで、動作環境の作成を行ってください。Webサーバーコネクタの動作環境が作成されているかどうかは、wscadminコマンドのlist-web-serversサブコマンドで確認できます。

詳細は、「10.15.1 create-envサブコマンド」、「10.15.5 list-web-serversサブコマンド」を参照してください。


Webサーバーコネクタをアンインストールした場合

WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを同じマシンで運用していた場合に、Webサーバーコネクタをアンインストールすると、Webサーバーとの連携が自動的に外れます。


注意

Webサーバーコネクタ固有のログ採取がなくなったため、wscadminコマンドのupdate-log-configサブコマンドは提供されません。Webサーバーの環境定義ファイル(httpd.conf)にログ出力の設定を記載することでクライアントマシンの情報およびリクエスト振り分けの情報を出力してください。

設定内容の例については、「移行ガイド」の「Interstage運用操作、環境の移行」-「Webサーバーコネクタの変更内容」の「update-log-configサブコマンドについて」を参照してください。

Webサーバーコネクタに関するその他の注意については、「1.4.22 Webサーバーコネクタの注意事項」を参照してください。