FJSVcluster 形式のエラー(ERROR)メッセージを、メッセージ番号順に説明します。
エラーメッセージが出力された場合、Solaris の場合は /var/adm/messages ファイル、Linux の場合は /var/log/messages ファイルから、メッセージが出力された時間帯のログ解析を行い、それ以前に他のエラーメッセージが出力されているかを確認してください。もし出力されている場合は、対処方法に従って、まずそちらの対処を行う必要があります。
内容
メッセージ番号に対応するメッセージのテキストがありません。
メッセージカタログが存在しない可能性、またはメッセージカタログへのシンボリックリンクがない可能性があるので確認してください。
対処
メッセージカタログが存在しない場合は、再インストールしてください。
シンボリックリンクがない場合は、ln コマンドでリンクを作成してください。
上記で解決しない場合は、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
メッセージカタログは下記参照
Solaris/Linux
/opt/FJSVclapi/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/opt/FJSVcldev/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcldev
/opt/FJSVclapi/locale/ja/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/opt/FJSVcldev/locale/ja/LC_MESSAGES/FJSVcldev
シンボリックリンクは下記参照
Solaris
/usr/lib/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/lib/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcldev
/usr/lib/locale/ja/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/lib/locale/ja/LC_MESSAGES/FJSVcldev
Linux
/usr/share/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/share/locale/C/LC_MESSAGES/FJSVcldev
/usr/share/locale/ja_JP.UTF-8/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/share/locale/ja_JP.UTF-8/LC_MESSAGES/FJSVcldev
/usr/share/locale/ja_JP/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/share/locale/ja_JP/LC_MESSAGES/FJSVcldev
/usr/share/locale/ja_JP.eucJP/LC_MESSAGES/FJSVcluster
/usr/share/locale/ja_JP.eucJP/LC_MESSAGES/FJSVcldev
内容
ノードで異常が発生したため強制停止することを示しています。
対処
本メッセージの直前に表示されたエラーメッセージの対処法に従って対処してください。
内容
プログラムに内部異常が発生したことを示しています。
function, code1, code2, code3, code4 は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
メモリ資源が不足していることを示しています。code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
以下のいずれかが考えられます。
メモリ資源が不足している
カーネルパラメタの設定に誤りがある
システム全体で必要となるメモリ資源の見積りを見直してください。PRIMECLUSTER の動作に必要なメモリ容量については、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
上記で解決しない場合は、PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、 PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの設定が正しいことを確認してください。設定に誤りがあった場合は、設定変更後、システムを再起動します。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録してから、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
ディスク資源またはシステム資源が不足していることを示しています。code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
以下のいずれかが考えられます。
ディスク資源が不足している
カーネルパラメタの設定に誤りがある
このメッセージを記録してから、調査用の情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
PRIMECLUSTER の動作に必要なディスクの空き容量があることを確認し、不要なファイルを削除して領域を確保し、システムを再起動します。PRIMECLUSTER の動作に必要なディスク容量は、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
上記で解決しない場合は、PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシート の "セットアップ(初期構成)"、 PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの設定が正しいことを確認してください。設定に誤りがあった場合は、設定変更後、システムを再起動します。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
オプションの指定が正しくありません。option はオプションを示します。
対処
オプションを正しく指定し、再度実行してください。
内容
システム管理者権限で実行する必要があります。
対処
システム管理者権限で実行してください。
内容
リソースデータベースの稼動に必要な共用メモリリソースが不足しています。
対処
PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシート の "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して共用メモリリソース(カーネルパラメタ)の割当て見積りを見直し、変更したカーネルパラメタを持つノードを再起動します。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
内容
option に示された必須オプションを指定してください。
対処
オプションを正しく指定し、再度実行してください。
内容
option に示された必須オプションのいずれかを指定してください。
対処
オプションを正しく指定し、再度実行してください。
内容
option1 にオプションを指定した場合は、option2 にも指定が必要です。
対処
正しいオプションを指定してから、処理を再度実行してください。
内容
コマンドに指定された 2つのオプションが矛盾しています。
対処
どちらか一方のオプションを指定してコマンドを再実行してください。
内容
option1 にいずれかのオプションを指定した場合、option2 は指定できません。
対処
正しいオプションを指定してから、処理を再度実行してください。
内容
オプションを正しい順番で指定してください。option は誤った順番で指定されているオプションを示し、order は正しい指定の順番を示します。
対処
options に、order に示す順番でオプションを指定します。次に、実行を再試行します。
内容
オプション option の値は value1 から value2 の範囲で指定してください。
option は指定されているオプションを示し、value1、value2 は値を示します。
対処
option のオプション値を value1 ~ value2 の範囲で指定し、再度実行してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構でクラスタ構成データベースの不一致が発生したことを示しています。
対処
すべてのノードで調査用の情報を採取してから、次の手順で復旧します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
本メッセージが出力されていないノードが、クラスタ構成データベースが不一致となっているノードですので、本メッセージが出力されていないノードを再起動してください。
name は不一致となったクラスタ構成データベース名、node は、クラスタ構成データベースが古いノードのノード識別名、node-number の node はクラスタ構成データベースが正常なノードのノード識別番号、number はクラスタ構成データベースの一致化処理の処理識別番号です。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録して、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で内部異常が発生したことを示しています。
node はエラーが発生しているノードを示し、code はエラーに対して実行された詳細処理のコードを示します。
対処
以下のいずれかが考えられます。
カーネルパラメタの設定に誤りがある
メモリ資源が不足している
ディスク資源が不足している
PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシート の "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの設定が正しいことを確認してください。
設定が正しくない場合は、設定変更後、システムを再起動してください。
カーネルパラメタを変更したにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、システム全体で必要となるメモリ資源の見積りを見直してください。
クラスタ制御が必要とするメモリ容量については、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
メモリ資源を見直したにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、PRIMECLUSTER の動作に必要なディスクの空き容量があることを確認し、不要なファイルを削除して領域を確保し、システムを再起動してください。
PRIMECLUSTER の動作に必要なディスク容量は、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
CF およびクラスタインタコネクトが動作していない
cftool およびciptool を使用し、CF およびクラスタインタコネクトが動作しているか確認してください。CF またはクラスタインタコネクトが動作していない場合、CF のメッセージを確認して表示されているメッセージに従い対処してください。
メッセージに対処したにも関わらず、本メッセージが表示される場合は、クラスタインタコネクトの接続およびネットワークの設定を見直してください。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御のイベント制御機構で内部異常が発生したことを示しています。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で他ノードへの通信経路が切断されたことを示しています。
対処
その他のノードの状態とプライベート LAN のパスを確認します。
内容
クラスタ制御の構成管理機構が起動していないことを示しています。
対処
このメッセージと、このメッセージの前後のメッセージを記録し、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で使用するコマンドの定義情報に誤りがあることを示しています。
target はコマンド名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタドメインを構成するノードの中に起動していないノードがあることを示しています。
対処
停止状態のノードを起動します。
内容
アクセス権がありません。target はコマンド名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定されたファイルまたはクラスタ構成データベースが存在しないことを示しています。
target はファイル名またはクラスタ構成データベース名を示します。
対処
以下のいずれかが考えられます。
カーネルパラメタの設定に誤りがある
メモリ資源が不足している
ディスク資源が不足している
PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの設定が正しいことを確認してください。
設定が正しくない場合は、設定変更後、システムを再起動します。
上記で解決しない場合は、システム全体で必要となるメモリ資源の見積りを見直してください。クラスタ制御が必要とするメモリ容量については、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
上記で解決しない場合は、PRIMECLUSTER の動作に必要なディスクの空き容量があることを確認し、不要なファイルを削除して領域を確保し、システムを再起動します。PRIMECLUSTER の動作に必要なディスク容量は、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定されたクラスタ構成データベースが現在使用中であることを示しています。
table は、クラスタ構成データベース名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
同一名のクラスタ構成データベースが存在していることを示しています。
table は、クラスタ構成データベース名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された構成変更プロシジャはすでに登録されていることを示しています。
proc は構成変更手順名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ構成データベース内に同一情報があることを示しています。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構でクラスタ構成データベースの反映処理が異常終了したことを示しています。
target は、クラスタ構成データベース名を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
すべてのノードで調査情報を採取してから、すべてのノードを再起動します。
内容
最大構成ノード数以上のノード追加を行おうとした場合に表示されます。
対処
クラスタ構成ノード数が最大構成ノード数以内となるように、PRIMECLUSTER システムの構成を見直してください。
内容
他ノードのメモリ資源不足により、クラスタ制御の構成管理機構でクラスタ構成データベースの不一致が発生したことを示しています。
name は不一致の発生しているデータベース名を示し、node はメモリ不足の発生しているノードを示します。
対処
メモリのリソース割当てを見直し、ノードを再起動します。それでもこのエラーを修正できない場合は、このメッセージを記録して調査用の情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
メモリのリソース割当てを見直します。オペレータ応答によってこのエラーを修正できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。全ノードのデータを採取したら、ノードを停止し、再起動します。
内容
他ノードのディスク資源またはシステム資源不足により、クラスタ制御の構成管理機構でクラスタ構成データベースの不一致が発生したことを示しています。
name は不一致の発生しているデータベース名を示し、node はディスクリソース不足またはシステムリソース不足の発生しているノードを示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、ディスクリソースとシステムリソース(カーネルパラメタ)の割当てを見直します。ノードのカーネルパラメタを変更したときは、そのノードを再起動します。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
停止中ノードへのファイルの配付処理で異常が発生したことを示しています。
name は障害の発生時に配布されたファイルの名前を示し、node は障害が発生したノードを示し、errno は障害発生時のエラー番号を示します。
対処
エラーのあるノードから停止しているノードにファイルを配布することはできません。稼動しているノードが停止する前に、停止しているノードを起動するようにしてください。コマンドを再度実行する必要はありません。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で起動ノードが認識できないことを示しています。
code1 、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
Cluster Foundation(CF) およびクラスタインタコネクトに異常が発生していないことを確認してください。CF に異常が発生している場合、CF のメッセージに従い、対処してください。クラスタインタコネクトに異常が発生している場合、クラスタインタコネクトの接続およびネットワークの設定を見直してください。解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構でノード間通信またはプロセス間通信ができないことを示しています。
code1 、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
クラスタインタコネクトに異常が発生していないことを確認してください。クラスタインタコネクトに異常が発生している場合、クラスタインタコネクトの接続およびネットワークの設定を見直してください。
解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御で使用するカーネルパラメタの設定に誤りがあることを示しています。
code1 、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
リソースデータベースで使用するカーネルパラメタの設定値に誤りがあります。PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの見積りを見直してください。
カーネルパラメタを変更した場合は、カーネルパラメタを変更したノードを再起動してください。上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で使用するネットワークサービスがないことを示しています。
code1 、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
/etc/inet/services が /etc/services にリンクされているか確認してください。リンクされていない場合は、/etc/inet/services を正しい設定内容に編集後、/etc/services にシンボリックリンクを行ってください。上記に問題がない場合、/etc/inet/services に以下のネットワークサービスが設定されているか確認してください。設定されていない場合は、追加してください。
dcmcom 9331/tcp# FJSVcldbm package
dcmsync 9379/tcp# FJSVcldbm package
dcmlck 9378/tcp# FJSVcldbm package
dcmfcp 9377/tcp# FJSVcldbm package
dcmmst 9375/tcp# FJSVcldbm package
dcmevm 9376/tcp# FJSVcldbm package
/etc/inet/services が正しく設定されている場合は、/etc/nsswitch.confファイルの services が、以下のように定義されているか確認してください。
定義されていない場合は、修正してください。
services: files nisplus
定義を修正したノードを再起動してください。
/etc/nsswitch.conf が正しく設定されている場合は、/etc/inet/hosts (Solaris の場合)または /etc/hosts (Linux の場合)に SysNode 名が正しく設定されていることを確認してください。
上記対処により問題が解決しない場合は、メッセージを記録し、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定されたコマンドで異常が発生したことを示しています。
command 、code1 、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
clexec コマンドで 指定したプログラムが正常に起動できるか確認してください。解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御で使用するカーネルパラメタの設定値が不足していることを示しています。
code は、不足しているカーネルパラメタとクラスタ制御が動作するために必要な最小値を示します。
対処
リソースデータベースで使用するカーネルパラメタの設定値が不足しています。PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの見積りを見直してください。
カーネルパラメタを変更した場合は、カーネルパラメタを変更したノードを再起動してください。
リソースデータベースの初期設定時に本メッセージが出力された場合は、カーネルパラメタの見積もりを見直した後、clinitreset コマンドを実行し、ノードを再起動後、再度リソースデータベースの初期設定を行ってください。
上記対処によって解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
本コマンドを実行するためには FJSVclswu がインストールされている必要があります。
対処
FJSVclswu をインストール後、再度実行してください。
FJSVclswu のインストール方法については、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
内容
リソースデータベースの設定に失敗したことを示しています。
code1 とcode2 は調査用の情報を表します。
対処
以下の対処を行ってください。
すべてのノードで clinitreset コマンドを実行します。
すべてのノードを再起動します。
以下のいずれかが考えられます。
本メッセージよりも以前に表示されたエラーメッセージに起因したエラー
CIP の設定誤り
ネットワークのフィルタリングなど(iptables など)によりPRIMECLUSTERで使用する通信が使用できない
本メッセージよりも以前にエラーメッセージが表示されている場合は、エラーメッセージの対処を参照して対処してください。
エラーメッセージが表示されていない場合には、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" を参照して、CIPの設定が正しいことを確認してください。
設定が正しくない場合は、設定を修正してください。
上記で解決しない場合は、ネットワークのフィルタリングなど(iptables など)によりPRIMECLUSTERで使用する通信が使用できなくなっていないか確認してください。
設定が正しくない場合は、設定変更後、システムを再起動してください。
CRM メインウィンドウで本メッセージが出力された場合は、再度、CRM の初期構成設定を行います。clsetup コマンド実行時に本メッセージが出力された場合は、再度、clsetup コマンドを実行します。
上記対処により問題が解決しない場合は、メッセージを記録し、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースデータベースの資産退避に失敗したことを示しています。
code1、code2 は、調査に必要な情報を示します。
対処
ディスク資源が不足している可能性があります。1MB 以上のディスク容量を確保し、再度実行してください。上記対処によって解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースデータベースの資産復元に失敗したことを示しています。
code1、code2 は、調査に必要な情報を示します。
対処
ディスク資源が不足している可能性があります。1MB 以上のディスク容量を確保し、再度実行してください。
上記対処によって解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
ユーザ権限がないため、指定されたリソースは操作できません。
対処
登録済みのユーザとしてログインし、指定のリソースを再度実行してください。
内容
リソースを正しく指定していないため削除できません。
resource は指定されているリソースの名前を示し、rid はそのリソースの ID を示します。
対処
リソースを正しく指定してから再度実行してください。
内容
指定されたリソースは存在しません。code1, code2 は調査のための情報を示します。
対処
リソースを正しく指定し、再度実行してください。メッセージが再び表示される場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
存在していないファイルを指定しています。
対処
正しいファイルを指定してから、処理を再度実行してください。
内容
存在していないリソースクラスを指定しています。
対処
正しいリソースクラスを指定してから、処理を再度実行してください。
指定可能なリソースクラスは /etc/opt/FJSVcluster/classes にあるファイル名です。
リソースクラスとして指定されている文字列にエラーがないことを確認してください。
内容
指定されたリソースはサービスが停止中でないため操作できないことを示しています。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
サービスを停止してから、処理を再度実行してください。
内容
存在していないノードを指定しています。
対処
正しいノードを指定し、再度実行してください。
内容
リソースの情報が更新中のため操作できないことを示しています。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
処理を再度実行してください。
内容
指定されたリソースはすでに登録されていることを示しています。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
リソースの登録時にこのメッセージが表示された場合は、指定したリソースがすでに登録されていることを示します。再度リソースを登録する必要はありません。
表示名の変更時にこのメッセージが表示された場合は、指定した表示名がすでに登録されているため、別の名前を指定してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構で内部異常が発生したことを示しています。
code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構が動作していません。code1 、code2 は当社技術員(SE)に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを表示しているノードを再起動して構成管理機構を動作させてください。メッセージが再び表示される場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構の通信処理で異常が発生したことを示しています。code1 、code2 は当社技術員(SE)に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された状態遷移プロシジャファイルは存在しないことを示しています。
対処
状態遷移プロシジャファイルを正しく指定し、再度実行してください。
本対処で解決できない場合は、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
同一名の状態遷移プロシジャファイルがすでに存在しているため、状態遷移プロシジャファイルの格納に失敗しました。
対処
状態遷移プロシジャファイルを上書きする場合は、-o オプションを指定し、再度実行してください。
内容
リソースクラスの指定に誤りがあるため、状態遷移プロシジャファイルの格納に失敗しました。
対処
リソースクラスを正しく指定し、再度実行してください。指定できるリソースクラスは、/etc/opt/FJSVcluster/classes 配下のファイル名です。
リソースクラスとして指定した文字列に誤りがないか確認してください。
内容
状態遷移プロシジャファイルの操作に失敗したことを示しています。code1 は調査のための情報、code2 はエラー番号を示します。
対処
状態遷移プロシジャの取出し時
状態遷移プロシジャの取出し先のディスク資源またはファイルシステムのノード資源が不足している可能性があります。資源を確認し、資源が不足している場合には、資源不足を解消させた後、再度実行するか、状態遷移プロシジャの取出し先を変更してください。
資源の確認は、以下のコマンドで行います。
Solaris の場合
df(1M)
Linux の場合
df(1)
状態遷移プロシジャの登録時
クラスタシステムをインストールしたディスク資源またはファイルシステムのノード資源が不足している可能性があります。資源を確認し、資源が不足している場合は、資源不足を解消させた後、再度実行してください。
Solaris の場合
df(1M)
Linux の場合
df(1)
本対処で解決できない場合は、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された状態遷移プロシジャファイルは削除できないことを示しています。
対処
削除できる状態遷移プロシジャファイルは、利用者が定義した状態遷移プロシジャファイルのみです。
利用者が定義していない状態遷移プロシジャファイルの削除方法は、該当する状態遷移プロシジャファイルの提供元に確認してください。
内容
指定されたリソースはクラスタサービスに存在しないことを示しています。
Resource はリソースデータベースに登録されていないリソース名、rid はリソースデータベースに登録されていないリソースのリソース ID を示します。
対処
Solaris
クラスタアプリケーションに登録されているプロシジャリソースが、リソースデータベースに存在しません。userApplication Configuration Wizard(GUI) でプロシジャリソースを選択する手順でクラスタアプリケーションを登録した場合、本メッセージが出力されることはありません。userApplication Configuration Wizard(GUI) でプロシジャリソースを選択する手順でクラスタアプリケーションを登録したにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
Linux
クラスタアプリケーションに登録されているプロシジャリソースが、リソースデータベースに存在しません。hvw でプロシジャリソー スを選択する手順でクラスタアプリケーションを登録した場合、本メッセージが出力されることはありません。hvw でプロシジャリソースを選択する手順でクラスタアプリケーションを登録したにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
メッセージ本文に表示されたプロシジャリソースがリソースデータベースに登録されていないことを clgettree コマンドで確認してください。リソースデータベースに登録されていない場合は、リソースデータベースにメッセージ本文に表示されたプロシジャリソースを登録してください。
プロシジャリソースの登録方法は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)"、または、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Linux)" の製品に応じた設定方法に従ってください。リソースデータベースに登録されている場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
このメッセージはブラウザを起動しているクライアントシステムには表示されません。このメッセージは、CLI コマンド (clreply) でオペレータ介入メッセージに応答したときに標準出力に表示されます。入力に yes または no 以外の文字列を指定した場合にこのメッセージが表示されます。
対処
オプションを正しく指定して、再実行してください。
内容
指定されたリソースは操作できないことを示しています。
対処
指定されたリソースが登録されている userApplication が Deact 状態ではありません。
ClusterAdmin または hvutil コマンドで、指定されたリソースが登録されている userApplication を Deact 状態にした後、再度実行してください。
内容
オプション option は絶対パスで指定する必要があります。
対処
オプションを正しく指定し、再度実行してください。
内容
指定されたリソースは監視されていないことを示しています。code は調査のための情報を示します。
対処
監視対象プロセスが動作中の状態で本メッセージが出力された場合、clmonproc コマンドに指定するリソース ID に誤りがないか、clgettree コマンドで確認してください。clgettree コマンドの詳細については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" を参照してください。
監視対象プロセスが終了している状態で本メッセージが出力された場合、対処は不要です。
内容
指定されたプロセスは存在していないことを示しています。pid は指定されたプロセスのプロセス ID を示します。
対処
ps コマンドでプロセス ID を確認して、プロセス ID を正しく指定してから再度実行してください。
内容
指定されたコマンドは存在しないことを示しています。command は指定されたコマンドを示します。
対処
コマンドを正しく指定し、再度実行してください。コマンドはフルパスで指定してください。
内容
クラスタ制御が動作していないことを示しています。code は、調査に必要な情報を示します。
対処
リソースデータベースが動作していることを clgettree(1) コマンドで確認してください。リソースデータベースが動作していない場合は、ノードを再起動してください。
上記対処によって解決できない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
プロセスの終了待ち合わせ時間内にプロセスが終了しませんでした。
code1, code2 は調査のための情報を示します。
対処
本コマンドで指定したプロセスが、プロセスの終了待ち合わせ時間内に終了しない原因を調査してください。調査については、そのプロセスの作成者に連絡してください。
内容
ディレクトリの指定に誤りがあったため、実行できなかったことを示しています。
対処
ディレクトリを正しく指定し、再度実行してください。
内容
シングルユーザモードのため、コマンドが実行できなかったことを示しています。
対処
ノードをマルチユーザモードで起動し、再度実行してください。
内容
product_name に示される製品の設定が行われているため、コマンドが実行できなかったことを示しています。
対処
リソースデータベースの product_name に関する設定を解除し、再度実行してください。解除方法については、product_name のマニュアルを参照してください。
内容
存在していないディレクトリを指定しています。
対処
存在するディレクトリを指定し、再度実行してください。
内容
パトロール診断対象に登録されていないクラスタアプリケーションまたは資源が指定されました。resource には、指定されたクラスタアプリケーションまたは資源が出力されます。
対処
"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照し、パトロール診断の構成を見直してください。
内容
クラスタアプリケーションの状態によって、パトロール診断はできません。status には、クラスタアプリケーションの状態が出力されます。
対処
以下の状態のクラスタアプリケーションを指定し、再度実行してください。
Standby 、Offline 、Faulted 、Deact
内容
パトロール診断でタイムアウトが発生したことを示しています。
対処
パトロール診断を行うノードの電源が入っていることを確認してください。パトロール診断を行うノードの電源が入っていない場合は、ノードの電源を投入し、再度実行してください。
RMS が起動していることを確認してください。
RMS が起動されていない場合は、Cluster Admin または hvcm (1M) コマンドで、RMS を起動した後、再度実行してください。
内容
メッセージで指定されたリソースに障害が発生したため、エラーとなっています。
対処
ハードウェアを表すリソースに障害が発生した場合は、ハードウェアの修理を行ってください。
アプリケーションを表すリソースに障害が発生した場合は、各アプリケーションのエラー原因を確認してください。
ユーザで作成したプロシジャを表す Cmdline リソースに障害が発生した場合は、check スクリプトで監視しているプロセスが異常終了した原因を確認し、そのプロシジャが正常に動作するかプログラムの見直しを行ってください。
プロセス監視リソースに障害が発生した場合は、監視しているプログラムが異常終了した原因を確認してください。
Gds リソース、Gls リソースに障害が発生した場合は、それぞれの製品のマニュアルを参照してエラーの原因を確認してください。
Fsystem リソースに障害が発生した場合、I/O 負荷等により、マウントポイントチェック処理(システムコール)が一定時間内に完了しない旨の警告メッセージが出力されていないか確認してください。頻繁に出力されている場合、マウントポイントの監視時間(HV_GMOUNTMAXLOOP 値)をチューニングし、I/O 負荷を軽減してください。
内容
SysNode 故障が発生したことを示しています。SysNode は故障の発生した SysNode を示します。
対処
ノード起動後に表示されるオペレータ介入メッセージに応答を行うか、RMS メインウィンドウまたは hvdisp コマンドで、故障が発生したノードのクラスタアプリケーションの状態を確認してください。クラスタアプリケーションが Fault 状態の場合は、RMS メインウィンドウまたはhvutil コマンドの -c オプションで、Fault のクリア操作を行ってください。
内容
RMS コマンド(hvdisp)で故障リソースの履歴機能またはオペレーション介入機能を実行して失敗すると、エラーメッセージが表示されます。このエラーメッセージを調査し、適切な修正を行ってから要求を再試行してください。
対処
メッセージの内容および必要な対処法を確認して、再実行してください。必要な対処法は、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
RMS コマンドが異常終了したため、メッセージのオペレータ介入機能が失敗しました。
command は異常終了した RMS コマンドを示します。Error message from RMS command は RMS コマンドが標準エラーに出力するエラーメッセージを示します。
対処
このエラーメッセージを調査し、適切な修正を行ってから要求を再試行してください。
number は処理に失敗したオペレータ介入メッセージを示します。action はオペレータからのメッセージに対する最初の応答状態を yes または no で示します。
内容
指定されたメッセージ番号は存在しません。number には、指定されたメッセージ番号が表示されます。
対処
このメッセージは以下の場合に出力されます。
clreply コマンドの実行時にオペレータが誤って存在しないメッセージ番号を指定しました。この問題は未処理メッセージのリストにあるメッセージ番号を指定することで解決します。
応答したメッセージは、オペレータ介入機能が自動的に他のメッセージに置換しています。例えば、オペレータ介入機能メッセージ 1422 がメッセージ番号 1423 に置換されている場合、またはその逆などの場合があります。その場合、オペレータ介入機能は元のメッセージに応答し、メッセージを表示して、メッセージ番号が変更されていることをユーザに通知します。
応答したメッセージはキャンセルされています。これはアプリケーションの状態が変更されたためにメッセージが古くなったことによる現象です。この場合、対処は不要です。
内容
SysNode で示されるノードが停止したため、オペレータ介入メッセージへの応答が失敗しました。SysNode は停止しているノードの SysNode の名前を示します。number は応答に失敗したオペレータ介入メッセージの番号を示します。action はオペレータの応答を yes または no で示します。
対処
ノードを再起動して RMS が動作しているかどうかを確認してください。
内容
clmonproc コマンドがプロセス監視機能に対して監視開始、監視停止などの要求をすることに失敗しました。
対処
プロセス監視機能のデーモンプロセスが動作していない可能性があります。ps コマンドにより、prmd プロセスが存在するか確認してください。prmd プロセスが存在しない場合、/etc/init.d/clprmd start を実行し、復旧してください。prmd プロセスが存在している場合は、/etc/init.d/clprmd stop と /etc/init.d/clprmd start を順に実行し、復旧してください。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
clmonproc コマンドに -g オプションを指定して監視するプロセスは、「子孫プロセスを生成後直ぐに終了するもの」という条件を満たす必要があります。しかし、プロセスが起動されてから特定時間(デフォルト 10 秒)を過ぎても親プロセスが終了しませんでした。このようなプロセスを監視しつづけるとシステムへの負荷が高くなってしまうため、プロセス監視機能の監視対象から除外しました。
appli は、監視対象プロセスの絶対パス名を示します。
対処
以下のいずれかの見直しを行ってください。
子孫プロセスの監視をしない。または、clmonproc コマンドに -g オプションを指定しない。
監視対象プロセスの処理を変更可能なのであれば子孫プロセスにおいてプロセスグループを変更しないようにし、clmonproc コマンドに -g オプションを指定しない。
親プロセスは、プロセスを生成したならば直ぐに終了する。最初に生成された子プロセスは動作直後にプロセスリーダになるようにしてください。
内容
clmonproc コマンドの -a オプションで指定した、コマンドが実行できませんでした。
appli は、起動に失敗したプロセスの絶対パス名を示します。error は、詳細コードを示します。
対処
clmonproc コマンドの -a オプションで指定したコマンドが実行可能かどうか確認してください。また、コマンド単体で実行させてエラーが発生していないかどうか確認してください。コマンドが実行可能である場合でも、再びこのメッセージが出力されるときは当社技術員(SE)に連絡してください。
詳細コードとして、errno を出力しているので当社技術員(SE)は、このメッセージの情報から原因を調査してください。例えば、errno が 13(EACCES) の場合、clmonproc コマンドの -a オプションに指定したコマンドパスに実行権がないことが主な原因だと考えられます。
内容
ディスク装置の電源が投入されていないか、配線が接続されていない可能性があります。このままクラスタアプリケーションを起動すると、正常にクラスタアプリケーションが起動できない可能性があります。
配線の接続状態により、本メッセージと 6836 番のメッセージの 2つが表示されることがあります。
NodeID はディスク装置が接続されていたノードのノード識別番号、disk は検出できなかった共用ディスク装置を示します。
対処
共用ディスク装置の電源が投入されていること、共用ディスク装置の接続が誤っていないことを確認してください。共用ディスク装置の電源が投入されていない場合は、ノードを停止して、共用ディスク装置の電源を投入し、ノードを起動してください。共用ディスク装置の接続が誤っている場合は、ノードを停止して、正しく接続を行い、ノードを起動してください。
内容
状態遷移プロシジャの実行で異常が発生したことを示しています。
procedure は異常となった状態遷移プロシジャを示します。procedure に示される状態遷移プロシジャを作成した場合は、以降の情報を参考にし、状態遷移プロシジャを修正してください。
code1、code2、code3、code4、code5、code6 は異常となった状態遷移指示を示します。code7 は調査のための情報を示します。
code1: 第1引数(状態遷移指示種別)
code2: 第2引数(クラスタサービスインスタンス種別)
code3: 第3引数(状態遷移指示タイミング)
code4: 第4引数(リソース ID)
code5: 第5引数(状態遷移事象種別)
code6: 第6引数(状態遷移事象詳細)
error はエラー原因を示します。エラー原因には、以下があります。
procedure file exit error
対処
以下の原因が考えられます。
状態遷移プロシジャ(procedure)が Bourne シェルスクリプトでない
状態遷移プロシジャ(procedure)の各引数(code1~code6)に対する状態遷移処理が、異常復帰した。プロシジャリソースの制御プログラムは状態遷移処理の成功、失敗を状態遷移プロシジャの終了コード(関数exit)により判断しています。
終了コード0 :状態遷移処理が正常と判断します
終了コード0以外 :状態遷移処理が異常と判断します
以下の対処を行ってください。
状態遷移プロシジャを取出し、状態遷移プロシジャ(procedure)が Bourne シェルスクリプトであることを確認してください。Bourne シェルでない場合は、状態遷移プロシジャの先頭行に、以下を記述し、状態遷移プロシジャを再登録してください。
#!/bin/sh
状態遷移プロシジャの取出しは clgetproc コマンド、状態遷移プロシジャの登録は clsetproc コマンドで行います。各コマンドの詳細については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" を参照してください。
各引数(code1~code6)に対する状態遷移処理の復帰値について確認してください。終了コード(関数 exit)の処理が存在しない場合は、状態遷移プロシジャ内の最終コマンドの実行結果が復帰値となり、本現象が発生する場合がありますので、必ず終了コード(関数exit)の処理を設定してください。
上記本対処法で解決できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
本メッセージは、以下の原因の可能性があります。
共用ディスク装置の配線が誤っている。
vtoc のボリューム名に値が設定されていない。
主な理由として、ディスク交換時に自動構成を行わなかったことが原因と考えられます。
このままクラスタアプリケーションを起動すると、正常にクラスタアプリケーションが起動できない可能性があります。
配線の接続状態により、本メッセージと 6807 番のメッセージの 2つが表示されることがあります。
NodeID は共用ディスク装置が接続されているノード識別番号、disk は異常を検出した共用ディスク装置を示します。
対処
共用ディスク装置の接続が誤っていないことを確認してください。接続が誤っている場合は、ノードを停止して、接続を正しく行い、ノードを起動してください。
“2”の場合、自動構成を行ってください。
内容
自動リソース登録が異常終了したことを示しています。
reason は異常終了した箇所(コマンド名など)およびその復帰値を返します。
対処
reason が sdxnetdiskconfig-failed の場合、サーバ間ミラーリング用のデバイスの初期設定に失敗している可能性があります。以下の対処を行ってから、再度コマンドを実行してください。
クラスタドメイン内のノード状態に異常がある場合、異常なノードを復旧します。
共用ディスク定義ファイルの記述内容に誤りがないか確認します。
/etc/opt ディレクトリ配下の空き容量を確認します。
空き容量が 100MB 未満の場合、不要なファイルを削除してください。
/etc/opt/FJSVsdx/.sdxnetmirror_ipaddr ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。文字化けしている場合、ファイルを削除します。
この対処で解決しない場合、調査情報を採取して当社技術員(SE)へ連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>"を参照してください。
reason が上記以外の場合、ディスク資源およびシステム資源が正しく設定されていないときに発生する可能性があります。あらかじめ作成している PRIMECLUSTERデザインシート(PRIMECLUSTER 4.4以降)または "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "PRIMECLUSTER システム設計ワークシート"(PRIMECLUSTER 4.3以前)を参照して設定を確認してください。それでも解決しない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
デザインシートの作成については、PRIMECLUSTERデザインシートを参照してください。
内容
クラスタドメイン内に停止中のノードが存在すると、自動リソース登録は行えません。
対処
すべてのノードを起動した後、自動リソース登録を行ってください。
内容
クラスタ制御の構成管理機構が動作していないと、自動リソース登録は行えません。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
調査情報を採取した後、全ノードを再起動することで復旧できる可能性があります。ノードは、shutdown(8) コマンドを実行して再起動してください。
内容
論理パスの作成に失敗したことを示しています。
node は論理パスの作成に失敗したノード識別名、dev1 は作成しようとした論理パス(mplb2048等)、dev2 は論理パスに対して実体となるパス(c1t0d0、c2t0d0等)を表示します。
対処
当社技術員(SE)に連絡し、共用ディスク装置の設定が正しく論理パスを作成できる設定になっているかを確認してください。それでも解決しない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
保守情報 (システム管理者向け)
ノード識別名に示されるノードの以下のファイルに論理パスを作成するために実行したコマンドラインが格納されています。
/var/opt/FJSVcluster/data/ACF/acfmk*device("*" は 0 文字以上任意の文字)
コマンドラインが正しければ、共用ディスク装置の設定が論理パスでサポートしていない設定になっている可能性があります。
内容
リソースの登録に失敗したことを示しています。reason はエラーとなった原因を表示します。
対処
ディスク資源およびシステム資源が正しく設定されていない場合に発生する可能性があります。それでも解決しない場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。
その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
本メッセージは、以下の原因の可能性があります。
自動リソース登録を実行する前にユーザがマルチパスディスクの論理パスを作成していた。
ディスクの交換をしたにもかかわらず、自動リソース登録を実施していなかった。この場合、vtoc のボリューム名に値が設定されていないことで判断できます。
ディスク装置やノードの増設後の自動リソース登録実行時に発生した場合、作成されているマルチパスディスクの論理パスにアクセスできなかったために、インスタンス番号の確認ができなかった。この場合、以下の条件から判断できます。
複数のノードに同じ名前の論理パスが作成されている。かつ、
その論理パスに対して、あるノードからはアクセスでき、他のノードからはアクセスできない。
対処
本メッセージは、自動リソース登録を実行する前にユーザがマルチパスディスクの論理パスを作成していた場合に発生します。また、ディスク装置やノードの増設後の自動リソース登録実行時に発生した場合には、作成されているマルチパスディスクの論理パスにアクセスできなかったために、インスタンス番号の確認ができなかったケースもありえます。このケースの条件を満たしている必要があります。
複数のノードに同じ名前の論理パスが作成されている
その論理パスに対して、あるノードからはアクセスでき、他のノードからはアクセスできない場合
PRIMECLUSTER の自動リソース登録には、すべてのアプリケーションに同一の環境を提供する機能があります。同一のディスク装置にある論理パスのインスタンス番号(mplb2048 の 2048)が、ノード間で異なっている場合は、本メッセージが出力され、自動リソース登録が中止されます。
本メッセージが出力された場合は、全ノードの論理パスを確認してください。必要に応じて論理パスを再作成し、インスタンス番号が同じになるようにしてください。確認作業が完了したら、再度自動リソース登録を実行してください。
マルチパスディスクの論理パスにアクセスできなかったことが原因である場合は、ディスク装置自身の異常や、ディスク装置の接続パス抜けなどが発生している可能性があります。
必要な修正処置を実行し、再度自動リソース登録を実行してください。上記の処置を行っても問題が解決しない場合は、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>"を参照してください。
保守情報(システム管理者向け)
自動リソース登録では、ディスク装置の vtoc にユニークなボリューム名が設定されます。このボリューム名を参照することによって、ディスク装置が同一であるかどうかを判断できます。ディスク装置のボリューム名は prtvtoc(1M) コマンドで確認します。以下に同一のディスク装置(ボリューム名が等しい)である論理パスのインスタンス番号が異なっている例を示します。
node0:
# /usr/sbin/prtvtoc /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2048s2 |head ‐ 1
* /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2048s2 (volume "vol00001") partition map
(" " で囲まれたvol00001 はボリューム名を表しています。)
# /usr/sbin/prtvtoc /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2049s2 |head ‐ 1
* /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2049s2 (volume "vol00002") partition map
node1:
# /usr/sbin/prtvtoc /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2048s2 |head ‐ 1
* /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2048s2 (volume "vol00002") partition map
# /usr/sbin/prtvtoc /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2048s2 |head ‐ 1
* /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2049s2 (volume "vol00001") partition map
ノード間でインスタンス番号が異なる論理パスを解除して、/dev/rdsk/cXtXdXs2 に対して prtvtoc(1M) コマンドでボリューム名を確認しながら同一のディスク装置が同じインスタンス番号となるように論理デバイスを作成してください。
論理デバイスを作成する方法については "マルチパスディスク制御説明書" を参照してください。
ディスク装置にアクセスできないことが原因であった場合には、prtvtoc(1M) コマンドが異常終了します。この場合はディスク装置の異常、接続パス異常などの状態を見直してください。
内容
ディスク装置の設定がノード間で異なっているため自動リソース登録が行えませんでした。
対処
本メッセージが発生した場合には以下のような設定誤りが考えられます。
同一の共用ディスク装置が接続されているノードで、マルチパスディスク制御のパッケージが適用されているノードと適用されていないノードが存在する
共用ディスク装置自動認識の優先モードがノード間で異なっている
共用ディスク装置へのパス数が、ノードごとに異なっている
上記の設定誤りの原因を取り除いた後、再度自動リソース登録を実行してください。
内容
ディスク装置の構成に矛盾があるために自動リソース登録が行えませんでした。
対処
同一の共用ディスク装置を他のクラスタシステムに接続するなどの原因で、識別子(ボリュームラベル)が書き替えられてしまった可能性があります。
ディスク装置の構成を見直す必要があります。
共用ディスク装置の識別子(ボリュームラベル)が書き換えられるような設定(クラスタシステムを構成するノード以外から書き込まれていないかどうか)であることを確認してください。
正しい構成であるにもかかわらずこのメッセージが表示される場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタ自動リソース登録を行うにはノードの再起動が必要です。
node_name は再起動が必要なノードの識別子を示します。
対処
クラスタシステムを構成しているノードを再起動する必要があります。クラスタシステムを構成しているノードを再起動し、必要なリソースを再登録します。
複数のノードが node_name に表示される場合、これらのノードの識別子はコンマで区切られます。node_name が "All" になっている場合は、クラスタシステムを構成しているすべてのノードを再起動します。
保守情報(システム管理者向け)
自動リソース登録を行うためには、ノード間で sfdsk ドライバのメジャー番号が一致化していなければなりません。上記ドライバのメジャー番号は、PRIMECLUSTER インストール時に予約されるため、通常、本メッセージは出力されることはありません。本メッセージが表示されるケースは、PRIMECLUSTER インストール後、メジャー番号を予約したがノードを再起動していないため、予約されたメジャー番号でドライバが動作していないケースです。
内容
クラスタ自動リソース登録を行うには全ノードで装置情報を一致化させる必要があることを示しています。
dev_name は調査用の情報を表します。
対処
このメッセージを記録して、当社技術員(SE)に連絡してください。SE が、ディスクデバイスの情報に関するトランザクションの照合を行います。
保守情報(システム管理者向け)
自動リソース登録を行うためには、ノード間で sfdsk ドライバのメジャー番号を合わせる必要があります。そのため、PRIMECLUSTER インストール時にメジャー番号の予約を行っていますが、すでに他のドライバが使用中等のため予約に失敗しています。新たに未使用のメジャー番号で各ドライバのメジャー番号予約を行って、反映のためノードを再起動してください。dev_name は、再予約が必要なドライバのプレフィックスを示します。
内容
RCI の異常を検出したことを示しています。
対処
メッセージが表示されたノードと、メッセージ中の nodename 間の RCI 通信に異常があります。
この異常の原因は、RCI が正しく接続されていない、またはシステムの異常が考えられます。
以下の点を確認してください。
RCI ケーブルが抜けていないか
RCI 装置側でファームの再起動やファームアップなどの操作を行っていないか
これらが原因の場合は、対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とRCI 非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、RCI ケーブル、システム監視機構(以降、System Control Facility: SCF と略す)などのハードウェア故障と考えられます。このメッセージを記録して、SCF ダンプおよび調査情報を採取し、当社技術員(SE, CE)に連絡してください。SCF ダンプおよび調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE, CE)は、ハードウェアの復旧作業を実施した後、上記のコマンドにより、RCI非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動します。
内容
RCI アドレスが異常であることを示しています。
対処
以下の原因が考えられます。
RCI アドレスを設定していない。
RCI アドレスが重複している。
RCI 非同期監視が動作している状態で、他のノードの RCI アドレスを変更した。
このメッセージを記録して、SCF ダンプおよび調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。SCF ダンプおよび調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE, CE)は、次の対処を行います。メッセージに表示された nodename の RCI アドレスが、正しく設定されているか確認します。設定変更前の RCI アドレスを確認するには、任意のノードで以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmadm/sbin/setrci -c stat
正しい RCI アドレスを設定した後、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、RCI 非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
内容
RCIの設定に問題があります。
対処
RCI が設定されていない、または、RCI の設定誤りが考えられます。
このメッセージを記録して、調査情報を採取し、また、システム監視機構(SCF)のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの記録および SCF ダンプを採取し、当社技術員(SE, CE)に連絡してください。調査情報および SCF ダンプの採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。システム監視機構(SCF)から出力されるメッセージについては、"Enhanced Support Facility ユーザーズガイド" を参照してください。
対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)と RCI 非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
内容
コンソール非同期監視機能がすでに起動されていることを示しています。
対処
コンソール非同期監視機能を再起動する必要がない場合には、対処する必要はありません。コンソール非同期監視機能を再起動する必要がある場合は、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、コンソール非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動してください。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
RCI 非同期監視機能がすでに起動されていることを示しています。
対処
RCI 非同期監視機能を再起動する必要がない場合には、対処する必要はありません。RCI 非同期監視機能を再起動する必要がある場合は、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、RCI 非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動してください。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
サポートされていない版数の HCP(Hardware Control Program) が使用されています。
対処
XSCF をコンソールとして使用するためには、HCP の更新が必要です。更新方法については、"XSCF (eXtended System Control Facility) ユーザーズガイド" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
XSCF がサポートされていないことを示しています。
対処
以下の原因が考えられます。
XSCF が実装されていない本体装置である。
ESF(Enhanced Support Facility) がインストールされていない。
本体装置添付の取扱説明書を参照し XSCF が実装されているか確認してください。また、ESF のインストールガイドを参照し ESF がインストールされているか確認してください。XSCF が実装されており、ESF がインストールされていない場合は、ESF をインストールしてください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
CF が動作していないことを示しています。
対処
CF が未設定の場合は、"PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書" を参照し、CF を設定してください。CF が設定済みの場合は、CF を起動してください。
CF の起動方法については、"PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書" を参照してください。
内容
HCP の版数を取得できないことを示しています。
対処
ESF(Enhanced Support Facility) が正しくインストールされていない可能性があります。ESF のインストールガイドを参照し、ESF のインストール状態を確認してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された CF ノード名は存在していないことを示しています。
対処
以下の点を確認して、再度実行してください。
指定された CF ノード名が正しいか。
cftool を使用し、指定した CF ノード名が誤っていないか確認してください。誤った CFノード名を指定していた場合は、正しい CF ノード名を指定してください。
指定されたノードの CF は動作しているか。
cftool を使用し、CF が動作しているか確認してください。
CF が動作していない場合は、CF を起動してください。cftool コマンドについては、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" を、CF の起動方法については、"PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された CF ノード名のコンソール情報が登録されていません。
対処
clrccusetup -l コマンドを実行し、現在登録されているコンソール情報を確認してください。そして、必要があればシャットダウン設定ウィザードまたは clrccusetup コマンドを使用して、コンソール情報を登録してください。シャットダウン設定ウィザードについては "PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を、clrccusetup コマンドについては "PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
RCI アドレス異常を検出したことを示しています。
対処
RCI アドレスが正しい設定かどうかを確認する必要があります。このメッセージを記録して、SCF ダンプおよび調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。SCF ダンプおよび調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE, CE)は、次の対処を行います。メッセージに表示された nodename の RCI アドレスが、正しく設定されているか確認します。設定変更前の RCI アドレスを確認するには、任意のノードで以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmadm/sbin/setrci stat
RCI アドレスが正しく設定されていない場合、RCI アドレスを設定しなおします。設定方法の詳細については、当社技術員(CE)向けの現調手順書を参照してください。メッセージに表示された nodename は、シャットダウン機構(SF)を再起動するまで、RCI 非同期監視によるノードの監視、および、強制停止の対象としません。正しい RCI アドレスを設定した後、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
内容
RCI が動作できる環境ではありません。
対処
Enhanced Support Facility(以降、ESF と略す)が正しくインストールされ、正しく動作しているかを確認してください。ESF に問題がある場合は、対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とRCI 非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrcimonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、また、システム監視機構(SCF)のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの記録および SCF ダンプを採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報および SCF ダンプの採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。システム監視機構(SCF)から出力されるメッセージについては、"Enhanced Support Facility ユーザーズガイド" を参照してください。
内容
指定された CF ノード名の SNMP 情報が登録されていません。
対処
clsnmpsetup -l コマンドを実行し、現在登録されているコンソール情報を確認してください。
必要であればシャットダウン設定ウィザードまたは clsnmpsetup コマンドを使用して、コンソール情報を登録してください。
シャットダウン設定ウィザードについては "PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を、clsnmpsetup コマンドについては"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
コンソールへの接続が切断されたことを示しています。
対処
以下の点を確認してください。
<コンソールにRCCUを使用している場合>
リモートコンソール接続装置の電源が投入されているか。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
リモートコンソール接続装置側コネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
システム、または、リモートコンソール接続装置のネットワークに負荷がかかっていないか。
<コンソールにXSCFを使用している場合>
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
XSCF の XSCF-LAN ポートのコネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
XSCF の telnet ポートのうち XSCF シェルポートにクラスタ外から接続されていないか。
シリアルポート(tty-a)経由で XSCF シェルに接続し確認してください。接続方法および確認方法については、"XSCF (eXtended System Control Facility) ユーザーズガイド" を参照してください。
システム、または、XSCFのネットワークに負荷がかかっていないか。
XSCF側でファームの再起動やファームアップなどの操作やXSCFのフェイルオーバなどの事象が発生していなかったか。
<コンソールにILOMを使用している場合>
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
ILOM のネットワーク管理(NET MGT)ポートのコネクタ、HUB 側コネクタからLAN ケーブルが抜けていないか。
システム、または、ILOM のネットワークに負荷がかかっていないか。
ILOM側でファームの再起動やファームアップなどの操作を行っていなかったか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とコンソール非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害やリモートコンソール接続装置、XSCF、ILOM、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
コンソール非同期監視の起動時に、コンソールへの接続が確立できません。
対処
以下の点を確認してください。
<コンソールにRCCUを使用している場合>
リモートコンソール接続装置の IP アドレスまたはノード名が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されている IP アドレスまたはノード名を確認してください。
IP アドレスまたはノード名が誤っていた場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照して SF ウィザードの設定をやり直してください。
リモートコンソール接続装置の電源が投入されているか。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
リモートコンソール接続装置側コネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
RCCU の IP アドレスが、管理 LAN と同一セグメントになっているか。
リモートコンソール接続装置のコンソール情報が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されているコンソール情報を確認してください。コンソール情報が誤っていた場合は、clrccusetup(1M) を使用して、コンソール情報を再登録してください。
<コンソールにXSCFを使用している場合>
XSCFのIP アドレスまたはノード名が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されている IP アドレスまたはノード名を確認してください。IP アドレスまたはノード名が誤っていた場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照して SF ウィザードの設定をやり直してください。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
XSCF の XSCF-LAN ポートのコネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
XSCF の telnet ポートのうち XSCF シェルポートにクラスタ外から接続されていないか。
シリアルポート(tty-a)経由で XSCF シェルに接続し確認してください。接続方法および確認方法については、"XSCF (eXtended System Control Facility) ユーザーズガイド" を参照してください。
XSCF の IP アドレスが、管理 LAN と同一セグメントになっているか。
XSCF のコンソール情報が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されているコンソール情報を確認してください。コンソール情報が誤っていた場合は、clrccusetup(1M) を使用して、コンソール情報を再登録してください。
XSCF への接続方法に SSH を使用している場合、シャットダウン機構用のログインユーザアカウントを使用して、クラスタノードから XSCF へ SSH 接続し、SSH 初回接続時のユーザ問い合わせ( RSA 鍵の生成など)が完了しているか。
XSCF側でファームの再起動、ファームアップなどの操作、またはXSCFのフェイルオーバなどの事象が発生していなかったか。
<コンソールにILOMを使用している場合>
ILOM のIP アドレスまたはノード名が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されている IP アドレスまたはノード名を確認してください。IP アドレスまたはノード名が誤っていた場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照して SF の設定をやり直してください。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
ILOM のネットワーク管理(NET MGT)ポートのコネクタ、HUB 側コネクタからLAN ケーブルが抜けていないか。
ILOM のコンソール情報が誤っていないか。
clrccusetup(1M) を使用して設定されているコンソール情報を確認してください。コンソール情報が誤っていた場合は、clrccusetup(1M) を使用して、コンソール情報を再登録してください。
ILOM 3.0 の場合、シャットダウン機構用のログインユーザに必要な権限が設定されているか。権限については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照してください。
シャットダウン機構用のログインユーザアカウントを使用して、クラスタノードから ILOM へ SSH 接続し、SSH 初回接続時のユーザ問い合わせ( RSA 鍵の生成など)が完了しているか。
ILOM 側でファームの再起動、またはファームアップなどの操作を行っていなかったか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とコンソール非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害やリモートコンソール接続装置、XSCF、ILOM、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
ILOMに対してのSSHによる事前接続が完了していません。
対処
シャットダウン機構用のログインユーザアカウントを使用して、クラスタノードからILOMへSSH接続し、SSH初回接続時のユーザ問い合わせ(RSA鍵の生成など)を完了させてください。
その後、以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とコンソール非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccumonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
LAN デバイスへハード診断を実施した結果、故障と判定したことを示しています。
altname は故障と診断された LAN デバイスのインタフェース名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" の "パトロール診断で異常が検出された場合の対処方法" を参照し、対処してください。
内容
LAN デバイスへハード診断を実施した結果、ネットワークデバイス診断コマンドが異常終了したことを示しています。
altname は故障と診断された LAN デバイス名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
共用装置へハード診断を実施した結果、故障と判定したことを示しています。
altname は故障と診断されたデバイス名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" の "パトロール診断で異常が検出された場合の対処方法" を参照し、対処してください。
内容
共用装置へハード診断を実施した結果、ディスク診断コマンドが異常終了したことを示しています。
altname は故障と診断された共用装置名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
共用装置へハード診断を実施した結果、指定されたデバイスのオープンに失敗したことを示しています。
altname は見つからなかったデバイス名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
パトロール診断を行うハードウェアに、存在するハードウェアを指定してください。指定方法は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" の "パトロール診断の設定" を参照してください。
内容
LAN デバイスへハード診断を実施した結果、指定された LAN デバイスが見つからないことを示しています。
altname は見つからなかった LAN デバイスのインタフェース名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
パトロール診断を行うハードウェアに、存在するハードウェアを指定してください。指定方法は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" の "パトロール診断の設定" を参照してください。
内容
LAN デバイスへハード診断を実施した結果、指定された LAN デバイスの活性時のフラグが不適当であることを示しています。
altname は不適当な状態になっているネットワークデバイス名が出力されます。nodename 、rid 、code は調査のための情報を示します。
対処
LAN デバイスの活性化時のフラグが、UP ではない、BROADCAST ではないなどの使用するのに不適当な状態になっています。システム構成を確認の上、正しく活性化してください。LAN デバイスの活性化時のフラグは ifconfig(1M) コマンドで確認してください。確認する点は以下の 5つです。
UP がセットされていること
BROADCAST がセットされていること
LOOPBACK がセットされていないこと
POINTOPOINT がセットされていないこと
NOARP がセットされていないこと
内容
SCF がビジー状態のためアクセスできないことを示しています。type は調査のための情報を示します。
対処
数分時間を空けて再度実行してください。
内容
SCF のオープンに失敗したことを示しています。errno はエラー番号を示します。
対処
当社技術員(CE)に連絡して、SCF が正常に動作しているかを確認してください。
内容
SCF のアクセスに失敗したことを示しています。errno はエラー番号を示します。
対処
当社技術員(CE)に連絡して、SCF が正常に動作しているかを確認してください。
errno はエラー番号を示します。
内容
サブクラスが不明な回線切替装置が接続されています。
addr: 装置の RCI アドレス
no: 装置のサブクラス
0x01: 4 回線切替装置
0x02: 16 回線切替装置
対処
サポート対象の回線切替装置かを確認してください。
内容
RCI アドレス(addr)で指定された回線切替装置が存在しません。addr は RCI アドレスを示します。
対処
当社技術員(CE)に連絡して、指定した回線切替装置の RCI アドレスに誤りがないか、または、正しく接続されているかを確認してください。
内容
回線切替装置の電源か RCI ケーブルが入っていないことを示しています。addr は回線切替装置の RCI アドレスを示します。
対処
指定した回線切替装置の電源が入っているか、RCI ケーブルが外れていないかを確認してください。
内容
RCI アドレス(addr)で指定された回線切替装置のmaskで指定された切替ユニットのリザーブ処理をno回繰り返しても失敗しました。
addr は回線切替装置の RCI アドレス、mask は回線切替装置の切替ユニットを示すマスク、no はエラーを表示するまでのリトライ回数を示します。
対処
回線切替装置が故障していないか、RCI 接続に誤りがないか、装置の電源電圧に異常がないかを確認してください。多発する場合は当社技術員(CE)に連絡してください。
内容
回線切替装置の切替制御ボードで異常が検出されたことを示しています。
addr: 異常が検出された回線切替装置の RCI アドレス
status: エラー種別ごとの回線切替装置の内部ステイタス
type: エラー種別
1: 切替制御系異常(status: ステイタス 0)
status: 回線切替装置のステイタス 0 の値(以下を参照)を示します。
0x80: QANS(0: 正常、1: 異常)
切替え処理中以外であるのに、QSC の切替えラインがアサートされたままの状態(異常)であることを示します。
0x40: QAST(0: 正常、1: 異常)
切替え処理中において、QSC の切替えラインがアサートできないことを示します。いったん、異常状態になると電源が未供給になるまでその状態は保たれます。
2: 電源・回路異常(status :ステイタス 0)
status: 回線切替装置のステイタス 0 の値(以下を参照)を示します。
0x10: QENA(0: 正常、1: 異常)
QSC 切替え機能イネーブル状態を示します。当 Bit が ON の場合は、接続されているすべての QSC が異常であることを示します。
0x08: DCNV(0: 正常、1: 異常)
QSC に実装された DC-DC コンバータの出力電圧が正常であることを示します。当 Bit が ON の場合は、DC-DC コンバータの出力電圧が異常であることを示します。
備考)当 Bit は、4 回線切替装置のみ有効です。
0x04: PW12
電源が 1 台の場合は 0、電源が 2 台の場合は 1 を示します。
備考)当 Bit は、16 回線切替装置のみ有効です。
0x02: PRY1(0: 正常、1: 異常)
0x01: PRY0(0: 正常、1: 異常)
電源の正常/異常を示します(正常とは、故障もなく電力が供給されていることを示します)。
備考)当 Bit は、16 回線切替装置のみ有効です。
3: QSC 接続異常(status: ステイタス 1)
status: 回線切替装置のステイタス 1 の値(以下を参照)を示します。
0x80: HSC(0:4 回線切替装置、1:16 回線切替装置)
16 回線切替装置かどうかを示します。
0x20: QSC1(スロット 1 実装)
0x10: QSC0(スロット 0 実装)
QSC(切替制御ボード)がどちらのスロットに実装されているかを示します。0x10、0x20 以外の値の場合は異常です。
0x02: OBSY
二重化された QSC において、もう一方の QSC が切替え処理(リザーブ解除、切替えコマンド 0、切替えコマンド 1)を実行中であることを示します。
対処
回線切替装置が故障していないか、RCI 接続に誤りがないか、装置の電源電圧に異常がないかを確認してください。多発する場合は当社技術員(CE)に連絡してください。
内容
回線切替装置の切替ユニットで異常が検出されたことを示しています。
addr: 異常が検出された回線切替装置の RCI アドレス
mask: 制御対象のLSU マスク
status: エラー種別ごとの回線切替装置の内部ステイタス(調査用)
type: エラー種別
1: 状態の異常
status: 切替装置内の各 LSU の異常状態を LSU マスクの値で示します。
0: 該当 LSU は、正常であることを示します。
1: 該当 LSU は、異常であることを示します。
2: 未接続 LSU に切替え/リザーブ解除の指示を行った
status: 切替装置内の各 LSU の接続(実装)状態を LSU マスクの値で示します。
0: 該当 LSU は、未接続状態であることを示します。
1: 該当 LSU は、接続状態であることを示します。
LSU マスクの値
LSU15 LSU14 LSU13 LSU12 ・・・ LSU03 LSU02 LSU01 LSU00
0x8000 0x4000 0x2000 0x1000 ・・・ 0x0008 0x0004 0x0002 0x0001
対処
回線切替装置が故障していないか、RCI 接続に誤りがないか、装置の電源電圧に異常がないかを確認してください。多発する場合は当社技術員(CE)に連絡してください。
保守情報(システム管理者向け)
指示された回線切替装置に異常がないか検査してください。
内容
クラスタ制御のイベント制御機構が動作していないことを示しています。code1、code2 は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
すべてのノードで調査情報を採取した後、本メッセージが出力されたノードを再起動してください。ノードの停止手段については、shutdown(1M) コマンドを使用してください。
内容
クラスタ制御のイベント制御機構で通信に失敗したことを示しています。code1、code2 は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
すべてのノードで調査情報を採取した後、本メッセージが出力されたノードを再起動してください。ノードの停止手段については、shutdown(1M) コマンドを使用してください。
内容
クラスタ制御のイベント制御機構で内部異常が発生したことを示しています。code1、code2 は調査のための情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
すべてのノードで調査情報を採取した後、本メッセージが出力されたノードを再起動してください。ノードの停止手段については、shutdown(1M) コマンドを使用してください。
内容
リソース SWLine にポート番号情報が設定されていないことを示しています。
rid は回線切替装置の SWLine のリソース ID を示します。
対処
リソース SWLine に使用する回線切替装置のポート番号の属性情報(port)を設定してください。
内容
リソース SWLine のポート番号が誤っていることを示しています。
rid は回線切替装置の SWLine のリソース ID を、port はポート番号を示します。
対処
正しくポート番号を設定してください。
内容
共用リソース SH_SWLine に LSU マスク情報が設定されていないことを示しています。
rid は回線切替装置の共用リソース SH_SWLine のリソース ID を示します。
対処
共用リソース SH_SWLine に使用する切替ユニットのマスク(lsu_mask)の属性情報を設定してください。
内容
共用リソース SH_SWLine の親リソースが共用リソース SH_SWU 以外であることを示しています。
rid は回線切替装置の共用リソース SH_SWLine のリソース ID を示します。
対処
共用リソース SH_SWU の子リソースとして共用リソース SH_SWLine を作成し直してください。
内容
共用リソース SH_SWU に RCI アドレス情報が設定されていないことを示しています。
rid は回線切替装置の共用リソース SH_SWLine のリソース ID を示します。
対処
共用リソース SH_SWU に使用する回線切替装置の RCI アドレスの属性情報(addr)を設定してください。
内容
回線切替装置の指定されたポートに接続するノードのリソース ID に、ノード以外のリソース ID か、存在しないリソース ID が指定されています。
no は回線切替装置のポート番号、rid は指定されたリソース ID を示します。
対処
ノードのリソース ID を正しく設定してください。
内容
回線切替装置のポート 0 側と 1 側に同じノードのリソース ID は指定できません。クラスタサービスの運用と待機に同じノードは設定できません。
rid は指定されたノードのリソース ID を示します。
対処
ノードのリソース ID を正しく設定してください。
内容
指定されたリソース ID は共用リソースクラスに存在しないことを示しています。
rid はリソース ID を、class は共用リソースクラスのクラス名を示します。
対処
リソース ID を正しく設定してください。
内容
指定されたリソース名は共用リソースクラスに存在しないことを示しています。
name はリソース名を、class は共用リソースクラスのクラス名を示します。
対処
リソース名を正しく設定してください。
内容
コンソール非同期監視機能の設定ファイル :filename が存在しないことを示しています。
対処
補助情報に表示された設定ファイルを、クラスタを構成する他のノードから ftp によりダウンロードし、設定ファイル格納場所に配置します。設定ファイルに対して、他のノードと同一のアクセス権限情報を設定します。設定ファイルを配置した後、システムを再起動します。クラスタを構成するすべてのノードに設定ファイルが存在しない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
RCI 非同期監視機能の設定ファイル filename が存在しないことを示しています。
対処
補助情報に表示された設定ファイルを、クラスタを構成する他のノードから ftp によりダウンロードし、設定ファイル格納場所に配置します。設定ファイルに対して、他のノードと同一のアクセス権限情報を設定します。設定ファイルを配置した後、システムを再起動します。クラスタを構成するすべてのノードに設定ファイルが存在しない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
コンソール非同期監視機能の設定ファイル filename の形式に誤りがあることを示しています。
対処
補助情報に表示された設定ファイル名が SA_rccu.cfg の場合、シャットダウン機構(SF)の設定ウィザードからシャットダウン機構を再設定します。その際、RCCU 名を正しく入力していることを確認してください。本対処法で対処できない場合、または補助情報に表示された設定ファイル名が SA_rccu.cfg 以外のファイル名の場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
コンソール(RCCU, XSCF, ILOM など)の制御ポートにログインできないことを示しています。
対処
クラスタシステムに登録されたコンソールの制御ポートにログインするためのユーザ名、または、パスワードが、コンソールに設定されたものと異なっています。コンソール非同期監視およびシャットダウン機構の設定を再度行ってください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
コンソールの IP アドレスを取得できないことを示しています。
対処
リモートコンソール接続装置、XSCF または ILOM のノード名が誤っていないか、clrccusetup を使用して設定されているノード名を確認してください。
ノード名が誤っていた場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照して SF ウィザードの設定をやり直してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
メッセージが表示されたノードの MMB による通信に異常があることを示しています。
対処
PSA(PRIMEQUEST Server Agent) / SVmco(ServerView Mission Critical Option) の異常、ハードウェア故障、またはシステムが高負荷状態であることが考えられます。以下の点を確認してください。
PSA / SVmco のインストールや設定がされているか。
SVmco を手動でインストールした後にノードを再起動しているか。
PSA / SVmco の設定が適切か。
管理 LAN の IP アドレスに誤った IP アドレス( MMB の IP アドレスなど) を指定していないか。
PSA / SVmco の動作に必要なファイアウォールの設定は適切か。
MMB の設定は適切か。
誤った IP アドレスが設定されていないか。
仮想 IP アドレスと物理 IP アドレスの両方が設定されているか。
MMB が故障しているか。
ノードに負荷がかかっているか。
問題が解決されない場合、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE、CE)が、ハードウェアの復旧作業を実施した後、MMB 非同期監視機能/iRMC非同期監視機能は自動で復旧します。
内容
MMB 非同期監視機能はすでに起動されていることを示しています。
対処
MMB 非同期監視機能を再起動する必要がない場合には、対処する必要はありません。MMB 非同期監視機能を再起動する必要がある場合は、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、MMB 非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動してください。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定された CF ノード名の MMB 情報が登録されていないことを示しています。
対処
以下の点を確認してください。
clmmbsetup コマンドは PRIMEQUEST 2000/1000/500/400 環境向けであるため、正しいコマンドを使用してください。
clmmbsetup -l コマンドを実行し、現在登録されている MMB 情報を確認してください。そして、必要があればシャットダウン設定ウィザードまたは clmmbsetup コマンドを使用して、MMB 情報を登録してください。
シャットダウン設定ウィザードについては、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Linux)" の "シャットダウン機構の設定" を、clmmbsetup(8)については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>"を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
MMB の通信経路の異常を検出したことを示しています。
対処
以下の点を確認してください。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
MMB ポートのコネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
誤った IP アドレスを MMB の IP アドレスに指定していないか。
誤った IP アドレスをシャットダウン機構で使用する管理 LAN の IP アドレスに指定していないか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った後、MMB 非同期監視は自動復旧します。
自動復旧には最大で 10 分かかります。
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害や MMB、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
当社技術員(SE、CE)は、ハードウェアの復旧作業を実施した後、MMB 非同期監視機能は自動で復旧します。
内容
MMB にログインできません。
MMB にログインするためのユーザ名、または、パスワードが、MMB に設定されたものと異なっています。
または、MMBの設定が実施されていない可能性があります。
対処
MMB 非同期監視/iRMC 非同期監視およびシャットダウン機構の設定を再度行ってください。詳細は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“シャットダウン機構の設定”を参照してください。MMB の設定方法については“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“クラスタ高速切替機能の設定”の“PRIMEQUEST 2000シリーズの場合”、または“PRIMEQUEST 3000シリーズの場合”を参照してください。本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
メッセージが出力されたノードの MMB の IP アドレス、または、シャットダウン機構の管理 LAN の IP アドレスが変更されていることを示しています。
対処
本メッセージの出力直後にシャットダウン機構(SF)の Test State が TestFailed になっている場合は、以下の点を確認してください。
MMB の IP アドレス、または、シャットダウン機構の管理 LAN の IP アドレスの変更が正しいか。
上記が原因だと判明した場合は、対処を行ったあと、すべてのノードで以下のコマンドを実行し、MMB非同期監視機能(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動してください。なお、MMB の IP アドレスを変更した場合は、はじめに、変更したノードでだけ、以下のコマンドを実行してください。その後、残りのすべてのノードで以下のコマンドを実行してください。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については “PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
本コマンドが動作できる環境ではありません。
対処
コマンドを実行している環境を確認し、正しいコマンドを使用してください。
内容
指定されたCFノード名が属する管理OS情報が登録されていないことを示しています。
対処
clvmgsetup -l コマンドを実行し、現在登録されている管理OS情報を確認してください。そして、必要があればclvmgsetup コマンドを使用して、管理OS情報を登録してください。
上記対処によってこのエラーが解決できない場合は、本メッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
ゲストドメイン名を取得できないことを示しています。
対処
clvmgsetupコマンドを実行しているノードがゲストドメインであることを確認してください。
ゲストドメインで実行している場合は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Linux)”の“仮想マシン機能を使用する場合” を参照し、ゲストドメインを設定してください。
内容
指定されたゲストドメイン名は存在しません。
対処
指定されたゲストドメイン名は存在しません。以下の点を確認して、再度実行してください。
指定されたゲストドメイン名が正しいか。
指定したゲストドメイン名が誤っていないか確認してください。誤ったゲストドメイン名を指定していた場合は、正しいゲストドメイン名を指定してください。
指定されたゲストドメインは動作しているか。
ゲストドメインが動作しているか確認してください。ゲストドメインが動作していない場合は、ゲストドメインを起動してください。
論理ドメインの構成情報を保存したか。
制御ドメインでldm add-spconfigコマンドを使用して、論理ドメインの構成情報を保存したか確認してください。論理ドメインの構成情報を保存していない場合は、ldm add-spconfigコマンドを使用して論理ドメインの構成情報を保存してください。
XSCF側で論理ドメインの状態が確認できるか。
XSCF側で論理ドメインの状態を確認してください。XSCF側で論理ドメインの状態が確認できない場合は、制御ドメインでldm add-spconfigコマンドを使用して論理ドメインの構成情報を保存してください。
マイグレーション後のクラスタへの操作が行われているか。
clsnmpsetup(1M)を使用して、設定されているXSCFのIPアドレスを確認してください。また、XSCF側で論理ドメインの状態を確認してください。
XSCFのIPアドレスが誤っている、または、論理ドメインの状態が確認できない場合は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)”を参照してマイグレーション後の操作を行ってください。
コールドマイグレーションで停止していたゲストドメインが起動されているか。
コールドマイグレーションで停止していたゲストドメインが起動されているか確認してください。ゲストドメインが停止している場合は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)”を参照してコールドマイグレーション後の操作を行ってください。
上記対処によってこのエラーが解決できない場合は、本メッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
クラスタシステムに登録された管理OSにログインするためのユーザ名、または、パスワードが管理OSに設定されたものと異なっています。
対処
clvmgsetup コマンドを使用して、管理OS 情報を登録してください。
管理OS情報の登録については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Linux)"の“仮想マシン環境の変更”を参照してください。
上記対処によってこのエラーが解決できない場合は、本メッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
管理OSへの接続が確立できません。
対処
以下の点を確認してください。
誤った IP アドレスを 管理OS の IP アドレスに指定していないか。
ゲストOSに割り当てた仮想IPアドレスが正しいか。
管理OSへの接続にパスフレーズが設定されていないか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行ったあと、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。
上記対処によってこのエラーが解決できない場合は、本メッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
管理OSに対してのSSHによる事前接続が完了していません。
対処
ゲストOSを強制停止するために作成したアカウント(FJSVvmSP)を使用して、ゲストOSから管理OSへSSH接続し、SSH初回接続時のユーザ問い合わせ(RSA鍵の生成など)を完了させてください。
内容
管理OSへの接続が切断されました。
対処
ノードの状態とプライベートLAN のパスを確認してください。
内容
clvmgsetupコマンドが二重実行されました。
対処
clvmgsetupコマンドがすでに実行されています。すでに実行中のコマンドが終了してから、再度実行してください。
内容
SNMP非同期監視から XSCF への接続が確立できません。
対処
以下の点を確認してください。
OSシャットダウン時に出力されていないか。
対処不要です。OSシャットダウン時に出力された場合は、動作に問題はありません。
XSCFのIPアドレスまたはノード名が誤っていないか。
clsnmpsetup(1M) を使用して設定されているIPアドレスまたはノード名を確認してください。
IPアドレスまたはノード名が誤っていた場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照してSFウィザードの設定をやり直してください。
OVMコールドマイグレーション時に出力された場合は、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Oracle Solaris)" を参照して OVMマイグレーションの設定をやり直してください。
HUBとLANケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
XSCFのXSCF-LANポートのコネクタ、HUB側コネクタからLANケーブルが抜けていないか。
XSCFのtelnetポートのうちXSCFシェルポートにクラスタ外から接続されていないか。
シリアルポート(tty-a)経由で XSCF シェルに接続し確認してください。
接続方法および確認方法については、"SPARC M12/M10 システム運用・管理ガイド" を参照してください。
XSCFのIPアドレスが、管理LANと同一セグメントになっているか。
XSCFへの接続方法にSSHを使用している場合、シャットダウン機構用のログインユーザアカウントを使用して、クラスタノードからXSCFへSSH接続し、SSH初回接続時のユーザ問い合わせ(RSA鍵の生成など)が完了しているか。
XSCF側でファームの再起動、ファームアップなどの操作、またはXSCFのフェイルオーバなどの事象が発生していなかったか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った上で、メッセージが出力されたノードで次の操作を行ってください。
OVMコールドマイグレーション時にメッセージが出力された場合は、メッセージが出力されたノードのOSを再起動します。
それ以外の場合は、以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とSNMP非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl stop # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl start # /opt/SMAW/bin/sdtool -b
上記操作を実施しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害やXSCF、あるいはHUBなどのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
XSCFにログインできません。
XSCFにログインするためのユーザ名、または、パスワードが、XSCF に設定されたものと異なっています。
対処
SNMP非同期監視およびシャットダウン機構の設定を再度行ってください。
XSCFの設定方法については、"SPARC M12/M10 システム運用・管理ガイド" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
XSCFのSNMPエージェントが無効になっています。
対処
XSCFのSNMP エージェントを有効にしてください。
XSCFの設定方法については、"SPARC M12/M10 システム運用・管理ガイド" を参照してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
SNMP非同期監視機能がすでに起動されていることを示しています。
対処
SNMP非同期監視機能を再起動する必要がない場合には、対処する必要はありません。
SNMP非同期監視機能を再起動する必要がある場合は、メッセージが出力されたノードで以下のコマンドを実行し、SNMP非同期監視(MA)およびシャットダウン機構(SF)を再起動してください。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl stop
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl start
# /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定されたPPAR-IDは存在しません。または、正しくありません。
対処
以下の点を確認し、再度正しいPPAR-IDを指定してください。
指定されたPPAR-IDが正しいか。
指定したPPAR-IDが誤っていないか確認してください。誤ったPPAR-IDを指定していた場合は、正しいPPAR-IDを指定してください。
PPAR-IDに"0"を指定してください。
指定されたPPAR-IDが定義されているか。
XSCFで以下のコマンドを実行し、PPAR-IDの状態を確認してください。
XSCF> showpparstatus -a
[PPAR Status]が"-"と表示されているPPAR-IDは定義されていないため、指定できません。"Running"と表示されているPPAR-IDを指定してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
XSCFに対してのSSHによる事前接続が完了していません。
対処
シャットダウン機構用のログインユーザアカウントを使用して、クラスタノードからXSCFへSSH接続し、SSH初回接続時のユーザ問い合わせ(RSA鍵の生成など)を完了させてください。
その後、メッセージが出力されたノードで次の操作を行ってください。
OVMコールドマイグレーション時にメッセージが出力された場合は、メッセージが出力されたノードのOSを再起動します。
それ以外の場合は、以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)とSNMP非同期監視(MA)を再起動します。
# /opt/SMAW/bin/sdtool -e # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl stop # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsnmpmonctl start # /opt/SMAW/bin/sdtool -b
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタリソース管理機構で内部異常が発生したことを示しています。
function、code1、code2 は、エラー調査に必要な情報を示します。
対処
以下のいずれかが考えられます。
メモリ資源が不足している
ディスク資源が不足している
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)" 、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書"の"カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照して、カーネルパラメタの設定が正しいことを確認してください。
上記で解決しない場合は、PRIMECLUSTER の動作に必要なディスクの空き容量があることを確認し、不要なファイルを削除して領域を確保し、システムを再起動します。PRIMECLUSTER の動作に必要なディスク容量は、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。
上記対処によってこのエラーを解決できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
クラスタリソース管理機構でメモリ資源が不足していることを示しています。
function、code1 はエラー調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。メモリリソースの割当て見積りを確認してください。リソースデータベースに必要なメモリについては、各製品に添付されているPRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。オペレータ応答によってこのエラーを修正できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
クラスタリソース管理機構でディスク資源またはシステム資源が不足していることを示しています。
function、code1 はエラー調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
ディスクリソースおよびシステムリソース(カーネルパラメタ)の見積りを確認します。カーネルパラメタが変更されている場合は、カーネルパラメタの変更対象となったノードを再起動します。PRIMECLUSTER 4.4以降では PRIMECLUSTERデザインシートの "セットアップ(初期構成)"、PRIMECLUSTER 4.3以前は "PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "カーネルパラメタ・ワークシート" の説明を参照してください。
オペレータ応答によってこのエラーを修正できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
内容
通信異常のためイベントを通知できないことを示しています。
type、rid はイベント情報を示し、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。本現象発生後は、クラスタドメイン内のすべてのノードを再起動します。
内容
通信異常のためイベントの通知を中止することを示しています。
type、rid はイベント情報を示し、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。本現象発生後は、クラスタドメイン内のすべてのノードを再起動します。
内容
通信異常でイベントの通知が行えないためノードを停止することを示しています。
node は停止されるノードの識別子、type、rid はイベント情報、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。停止したノードをシングルユーザモードで起動して、調査情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
通信異常でイベントの通知が行えないためノードを強制停止することを示しています。
node は停止されるノードの識別子、type、rid はイベント情報、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。停止したノードをシングルユーザモードで強制的に起動して、調査情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
通信異常のためリソースの活性処理が行えないことを示しています。
resource は活性化処理が無効になったリソース名、rid はリソース ID、および code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource)が属するノードを再起動します。
内容
通信異常のためリソースの活性処理を中止することを示しています。
resource2 は活性化処理が実行されなかったリソース名、rid2 はリソース ID、resource1 は活性化処理が実行されないリソース名、rid1 はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource2)が属するノードを再起動します。
内容
通信異常のためリソースの非活性処理が行えないことを示しています。
resource は非活性化処理が実行されなかったリソース名、rid はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource)が属するノードを再起動します。
内容
通信異常のためリソースの非活性処理を中止することを示しています。
resource2 は非活性化処理が実行されなかったリソース名、rid2 はリソース ID、resource1 は非活性化処理が実行されないリソース名、rid1 はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource2)が属するノードを再起動します。
内容
リソースコントローラのイベント処理で異常が発生したことを示しています。
type、rid はイベント情報を示し、pclass、prid はリソースコントローラ情報を示し、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、メッセージが表示されたノードを再起動します。
内容
リソースコントローラで異常が発生したためイベントの通知を中止することを示しています。
type、rid はイベント情報を示し、pclass、prid はリソースコントローラ情報を示し、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、メッセージが表示されたノードを再起動します。
内容
リソースコントローラで異常が発生したためノード(node)を停止することを示しています。
node は停止されるノードの識別子、type、rid はイベント情報、pclass、prid はリソースコントローラ情報、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。停止したノードをシングルユーザモードで起動して、調査情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースコントローラで異常が発生したためノードを強制停止することを示しています。
node は強制的に停止されるノードの識別子、type、rid はイベント情報、pclass、prid はリソースコントローラ情報、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。停止したノードをシングルユーザモードで強制的に起動して、調査情報を採取します。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースの活性処理で異常が発生したことを示しています。
resource は活性化処理でエラーが発生したリソース名、rid はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource)が属するノードを再起動します。リソース活性化処理でエラーが発生したため、リソース(resource)の活性化を実行できなくなっています。
内容
リソースの非活性処理で異常が発生したことを示しています。
resource は活性化処理でエラーが発生したリソース名、rid はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource)が属するノードを再起動します。リソース非活性化処理でエラーが発生したため、リソース (resource)の非活性化を実行できなくなっています。
内容
リソースの活性処理で異常が発生したためリソースの活性処理を中止することを示しています。
resource2 は活性化処理でエラーが発生したリソース名、rid2 はリソース ID、resource1 は活性化処理が実行されないリソース名、rid1 はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース (resource2)が属するノードを再起動します。
内容
リソースの非活性処理で異常が発生したためリソースの非活性処理を中止することを示しています。
resource2 は非活性化処理が無効になったリソース名、rid2 はリソース ID、resource1 は非活性化処理が実行されないリソース名、rid1 はリソース ID、code1 は調査に必要な情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
この現象が起きた後に、リソース(resource2)が属するノードを再起動します。
内容
クラスタリソース管理機構の停止処理で異常が発生したことを示しています。
node はエラーが発生したノード、function、code1 は調査用の情報を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
指定されたリソースは存在しない、または、依存関係を設定できないリソースであることを示しています。
rid は指定されたリソースの ID を示します。
対処
正しいリソースを指定してから、処理を再度実行してください。
内容
指定されたリソースは存在しない、または、依存関係を設定できないリソースであることを示しています。
rname は指定されているリソース名、rclass はクラス名を示します。
対処
正しいリソースを指定してから、処理を再度実行してください。
内容
その他のノードに属するリソースが指定されています。
対処
同じノードに属するリソースを指定し、再度実行してください。
内容
リソースコントローラをリソース処理に使用できないため、リソースの活性化が実行されませんでした。
resource は活性化処理が無効になったリソース名を示し、rid はリソース ID を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースコントローラをリソース非活性化処理に使用できないため、リソースの非活性化が実行されませんでした。
resource は非活性化処理を実行できなかったリソース名を示し、rid はリソース ID を示します。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースの活性処理中のため実行できないことを示しています。
対処
リソースの活性化処理が完了した後に、再度実行してください。リソースが属するノードのコンソールで表示される 3204 メッセージで、リソース活性化処理の完了を確認できます。
内容
リソースの非活性処理中のため実行できないことを示しています。
対処
リソースの非活性化処理が完了した後に、再度実行してください。リソースが属するノードのコンソールで表示される 3206 メッセージで、リソース非活性化処理の完了を確認できます。
内容
リソースの活性処理でタイムアウトが発生したことを示しています。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
リソースの非活性処理でタイムアウトが発生したことを示しています。
対処
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
活性化するリソースが属しているノードが停止しているため、リソース活性化処理は実行できません。
対処
この活性化するリソースが属しているノードを起動してから再度実行してください。
node は接続が切断されたノードのノード識別子を示します。
内容
非活性化するリソースが属しているノードが停止しているため、リソース非活性化処理は実行できません。
node は接続が切断されたノードのノード識別子を示します。
対処
このノードを起動してから再度実行してください。
内容
リソースの活性処理に失敗したことを示しています。
対処
活性化処理の開始メッセージ(3203)と完了メッセージ(3204)の間に表示されるエラーメッセージ(このコマンドの実行時に表示)の対策を参照してください。
内容
リソースの非活性処理に失敗したことを示しています。
対処
非活性化処理の開始メッセージ(3205)と完了メッセージ(3206)の間に表示されるエラーメッセージ(このコマンドの実行時に表示)の対策を参照してください。
内容
iRMC非同期監視機能を行うためのiRMC/MMBの設定に失敗しました。
detailにiRMC/MMBのどちらの設定に失敗したかが出力されます。
メッセージが表示されたノードのiRMCやMMBに異常があると考えられます。
対処
ハードウェア故障、またはシステムが高負荷状態であることが考えられます。以下の点を確認してください。
iRMC/MMBが故障しているか。
ノードに負荷がかかっているか。
問題が解決されない場合、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE、CE)が、ハードウェアの復旧作業を実施した後、iRMC非同期監視機能は自動で復旧します。
内容
iRMCにログインできないことを示しています。
対処
クラスタシステムに登録されたiRMCにログインするためのユーザ名、または、パスワードが、iRMCに設定されたものと異なっています。iRMC非同期監視の設定を再度行ってください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、”PRIMECLUSTER活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
iRMCにログインするユーザの権限が正しくないために、iRMCの操作が行えないことを示しています。
対処
iRMCに登録されているユーザの権限が正しくありません。
iRMCでユーザの権限を変更してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、”PRIMECLUSTER活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
iRMCの通信経路の異常を検出したことを示しています。
対処
以下の点を確認してください。
HUB と LAN ケーブルが接続されているポートの正常ランプが点灯しているか。
iRMC ポートのコネクタ、HUB 側コネクタから LAN ケーブルが抜けていないか。
誤った IP アドレスを iRMC の IP アドレスに指定していないか。
誤った IP アドレスをシャットダウン機構で使用する管理 LAN の IP アドレスに指定していないか。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った後、iRMC 非同期監視機能は自動復旧します。自動復旧には最大で 10 分かかります。
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害や iRMC、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
当社技術員(SE、CE)は、ハードウェアの復旧作業を実施した後、iRMC 非同期監視機能は自動で復旧します。
内容
メッセージが表示されたノードのiRMCによる通信に異常があることを示しています。
対処
ハードウェア故障、システムが高負荷状態、またはハードウェアの設定変更による影響であることが考えられます。以下の点を確認してください。
iRMCが故障しているか。
MMBが故障しているか。
ノードに負荷がかかっているか。
PRIMEQUEST3000シリーズの拡張パーティションが、クラスタノードの環境において、いずれかの拡張パーティションにHome SBのVGA/USB/rKVMSが割り当てられているか。
PRIMEQUEST3000シリーズの拡張パーティションが、クラスタノードの環境において、拡張パーティション間でHome SBのVGA/USB/rKVMSの割り当ての変更をしているか。(割り当ての変更の完了後に自動で復旧します。)
原因を取り除き、10分待つ、あるいはシャットダウン機構の再起動を行い、TestFailedの状態が解消するか確認してください。
問題が解決されない場合、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
当社技術員(SE、CE)が、ハードウェアの復旧作業を実施した後、iRMC非同期監視機能は自動で復旧します。
内容
メッセージが表示されたノードでsnmptrapdが動作していません。
対処
メッセージが表示されたノードでsnmptrapdを起動する必要があります。
detailに"OS"が出力されていた場合、OSのsnmptrapdサービスが起動していません。snmptrapdサービスを起動してください。snmptrapdサービスを起動した後、iRMC非同期監視機能は自動で復旧します。
detailに"PCL"が出力されていた場合、またはsnmptrapdサービスを起動しても、問題が解決されない場合、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
シャットダウン機構に設定されたIPアドレスと、iRMCに設定されたIPアドレスの形式が一致していません。
または、PRIMEQUEST3000シリーズの拡張パーティションが、クラスタノードの環境において、いずれかの拡張パーティションにHome SBのVGA/USB/rKVMSが割り当てられていません。
対処
以下のいずれかを行ってください。
シャットダウン機構の管理LANのIPアドレスをiRMCに設定されたIPアドレスの形式に変更する
iRMCにシャットダウン機構の管理LANに設定された形式のIPアドレスを設定する
いずれかの拡張パーティションにHome SBのVGA/USB/rKVMSを割り当てる
内容
シャットダウン機構に設定されたIPアドレスと、MMBに設定されたIPアドレスの形式が一致していません。
対処
以下のいずれかを行ってください。
シャットダウン機構の管理LANのIPアドレスをMMBに設定されたIPアドレスの形式に変更する
MMBにシャットダウン機構の管理LANに設定された形式のIPアドレスを設定する
内容
IPMIサービスが動作していません。
対処
IPMIサービスを起動してください。
また、OS起動時に自動起動するよう設定されていない場合は、自動起動するように設定を変更してください。
内容
MMBにログインするユーザの権限が正しくないために、MMBの操作が行えないことを示しています。
対処
MMBに登録されているユーザの権限が正しくありません。
MMBでユーザの権限を変更してください。
本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。
調査情報の採取方法については、”PRIMECLUSTER活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
PRIMEQUEST3000シリーズの拡張パーティションを使用したクラスタシステム構成において、上限(node)を超えるノード数が設定されました。
対処
クラスタノードがnodeノード以内になるように再構築してください。