RLPのオンライン処理時にRLM障害が発生した場合の運用手順について説明します。
RLPのオンライン処理時のRLM障害発生からのリカバリ操作の手順を以下に示します。
操作の手順
両システム共通
RLP閉塞メッセージを確認します。なお、閉塞範囲は自システムのRLP環境です。
rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名
システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。
RLPのオンラインの失敗を確認します。
rdb: ERROR: qdg20133u:RLPのオンライン処理が異常終了しました RLP名='RLP名' オンラインモード='オンラインモード'
rdbbcofflineコマンドを実行し、RLP環境の使用を終了します。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。
以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。
RLP環境の初期化
RLPの再作成
ポイント
RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。
参照
RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。
RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。