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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.2.4 Symfoware Server起動時のRLM障害

Symfoware Server起動時にRLM障害が発生した場合の運用手順について説明します。

Symfoware Server起動時のRLPオンライン状態でのRLM障害からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. バックアップセンタ運用中断の警告メッセージを確認します。

    rdb: WARNING: qdg20460w:RLPが閉塞したため、バックアップセンタ運用を中断しました RLP名='RLP名'
  2. システムログからディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

  3. RLP閉塞のメッセージを確認します。閉塞範囲は、自システムのRLPの環境です。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  4. Symfoware Serverの起動を確認します。RLP閉塞状態でも利用者業務は継続可能です。

  5. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  6. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  7. 以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。

    • RLP環境の初期化

    • RLPの再作成

ポイント

  • RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。

  • 前回のSymfoware Server停止時にオンライン状態であったRLPは、起動時にオンラインになります。

参照