被災時、RERUNログ引継ぎファイル内の未完了状態のトランザクションは、続きのRERUNログを損失しているため、データベースへの反映はできません。
また、BC構成パラメタファイルのTRAN_ASYNCパラメタにYESを選択している場合は、非同期書込みを行っているため、RERUNログを損失している可能性があります。
複写先システムのデータベースの内容をSQL文で調査するなどして、被災により損失したRERUNログを調査します。
ポイント
rdbbcrefコマンドのRERUNログ反映情報の状態表示により、反映を完了した複写元システムのトランザクション完了時間を表示し、これをもとに損失したRERUNログの調査に利用することができます。
参照
RERUNログ反映情報の状態表示については“3.2.4 RERUNログの反映情報表示”を参照してください。