複写先システム
rdbbcrlpコマンドを実行してRLPの運用情報を表示し、未抽出のRLCファイルの有無を確認してください。
$ rdbbcrlp -V -O -p RLP名
複写先システムの停止中に複写元システムが被災した場合
複写先システムの停止中に、利用者業務を運用している複写元システムが被災した場合、未抽出のRLCファイルが循環使用されている場合があります。この場合は、循環使用したRLC通番と同じRLC通番を持つRLC退避ファイルからRERUNログを抽出します。
ポイント
rdbbcrlpコマンドの表示結果からRLCファイルの循環使用の有無を調査する場合は、MaxExtractRLCの値に1を加算した値が、RLCserialの欄にない時、RERUNログを損失しています。この場合は、RLC退避ファイルからの抽出を行ってください。
RLC退避ファイルが転送されていない場合は、転送されていないRLC通番よりも大きいRLC通番を持つRLCファイルのRERUNログを損失しています。損失RERUNログの調査を開始してください。
複写元システムの被災によるRERUNログの損失に備えて、定常運用でRLC退避ファイルを複写先システムへ転送することを推奨します。
参照
損失RERUNログの調査については“2.7.7 損失RERUNログの調査”を参照してください。