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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

C.3.5 書き込みが ENOSPC で失敗する場合の対処

  ファイルシステムのデータ領域に空きがあるにもかかわらず、書き込み処理が ENOSPC (データ領域不足) で失敗する場合の対処について説明します。

  V データ領域の使用量が 80% を超えている場合に、ENOSPC で書き込み処理が失敗することがあります。

  書き込みが失敗するファイルシステムに対して以下のコマンドを実行し、V データのブロック数 (vdata) および V データの空き (free) を確認してください。

df -F sfcfs -o v <当該ファイルシステムの代表パーティション>

  V データ領域の使用量を減らすためには、不要なファイルやディレクトリを削除するか、ファイルやディレクトリを他のファイルシステムに移動してください。

参照

書き込み処理が ENOSPC で失敗する場合の詳細は、“1.8.12 GFS 共用ファイルシステム上のファイルに書き込む場合の注意事項”を参照してください。

参照

df の詳細については、df_sfcfs(1M) を参照してください。