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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

B.1.5 mount_sfcfs(1M) 自ノードへの GFS 共用ファイルシステムのマウント

形式

mount -F sfcfs special | mount_point

mount -F sfcfs special mount_point

機能説明

  mount_sfcfs は、GFS 共用ファイルシステムを自ノードだけでマウント処理します。mount_sfcfs は、GFS 共用ファイルシステムが使用可能なすべてのノードから使用できます。

  マウント処理の延長で、自ノードで sfcfsd デーモンと (必要ならば) MDS を起動します。事前に /etc/vfstab の設定を行う必要があります。

  スーパーユーザーだけがマウント処理を行うことができます。

オプション

以下のマウントオプションが /etc/vfstab に指定できます。マウントオプションを複数個指定する場合、カンマによって区切る必要があります。

closesync

ファイルの最終クローズ時にそのファイルに対する未更新データをすべて反映します。

noatime

ファイルの最終参照時刻を更新しません。

nosuid

setuid 実行を禁止します。省略時は、setuid 実行を許可します。

rw | ro

読み書き可能 (rw) または読み込み専用 (ro) でマウントします。
省略時は rw です。

noauto

ノード起動時にマウントしません。省略時、ノード起動時にマウントします。

オペランド

以下のオペランドが指定できます。

special

マウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。

mount_point

マウントを行うディレクトリ名を指定します。

使用例

# mount -F sfcfs /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 /mount_point <Enter>
# mount -F sfcfs /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
# mount /mount_point <Enter>

関連ファイル

/etc/mnttab

  マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/vfstab

  ファイルシステムの環境ファイル

関連項目

umount_sfcfs(1M), sfcmntgl(1M), sfcumntgl(1M)

Solaris のマニュアル の mount(1M), mnttab(4), vfstab(4)

注意事項