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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

10.3.3 共用ノード情報変更

  GFS 運用管理ビューにより、共用ノード情報変更を行う手順を説明します。

(1) ファイルシステムのアンマウント

  共用ノード情報変更操作を行う場合は、あらかじめ、全ノードでマウントされていない状態にする必要があります。

参照

  コマンドによるアンマウントの詳細は、“11.3.1 アンマウント”を参照してください。

(2) ファイルシステムの選択

  メイン画面のマウントツリーフィールド、またはファイルシステム情報フィールドから、変更を行うファイルシステムを選択します。タイプが sfcfs のファイルシステムだけ選択可能です。

  [操作]:[属性変更] を選択し、画面切替タブにより [共用情報] に遷移します。

(3) 共用情報の変更

  [共用情報] では、ファイルシステムを共用するノードの情報を変更します。

  設定されている値を変更する必要があれば、パラメタの値を変更します。

  各設定値を変更前の設定に戻す場合は、<リセット> ボタンを押します。

図10.17 ファイルシステム属性の共用情報

[ノード名] の選択

[ノード名] は、共用するノード名を選択します。2ノードを選択する必要があります。

ただし、自ノード、プライマリ MDS が設定されているノードおよび、セカンダリ MDS が設定されているノードの選択を解除することはできません。

[ホスト名] の選択

  追加したノードで使用する LAN のホスト名として、表示されているホスト名以外のホスト名を選択する場合は、<選択> ボタンをクリックして、使用する LAN のホスト名を下図の画面で選択します。

  <選択> ボタンをクリックしない場合は、表示されているホスト名の LAN を使用します。

  すでに選択されているノードのホスト名を変更することはできません。選択されているホスト名を削除してから、左側の [候補ホスト名] から使用する LAN のホスト名を選択して右側の [選択ホスト名] に追加してください。

図10.18 ホスト名選択ウィザード

注意

[プライマリ MDS] および [セカンダリ MDS] について

  [プライマリ MDS] および [セカンダリ MDS] は、変更することはできません。変更が必要な場合は、対象となるファイルシステムを削除し、再作成してください。

(4) 共用ノード情報変更の確定

  <適用> ボタンを押すと、共用ノード情報変更の処理が行われます。

注意

  <適用> ボタンを押し、共用ノード情報の変更を行うと、GFS 運用管理ビューが自動的に /etc/vfstab へのエントリの追加・変更をします。

(5) ファイルシステムのマウント

  共用ノード情報変更の操作終了後、ファイルシステムのマウントを行います。

参照

  コマンドによるマウントの詳細は、“11.2.6 マウント”を参照してください。