マルチパス方式の場合
DRコマンドによる切断(drc -disconnectコマンド)を実行した場合、マルチパス機能のDR連携スクリプトでは切断する通信パス(論理デバイス)が運用("active")パスであれば、待機("standby")パスにパス切替えを行い、該当パスの切断処理を行います。
切断する通信パスが運用("active")パス以外の場合は、そのまま切断処理を実行します。
切断する通信パスが運用("active")パスであり、待機("standby")パスが存在しない場合は、警告メッセージを表示し、処理続行または中止の問い合わせを行います。
マルチリンクイーサネット方式の場合
DRコマンドによる切断(drc -disconnectコマンド)を実行した場合、マルチパス機能のDR連携スクリプトでは切断する通信パス(論理デバイス)が運用("active")パスであれば、他の通信中("active")パスに送信データの切替えを行い、該当パスの切断処理を行います。
切断する通信パスが運用("active")パス以外の場合は、そのまま切断処理を実行します。
切断する通信パスが運用("active")パスであり、他の通信中("active")パスが存在しない場合は、警告メッセージを表示し、処理続行または中止の問い合わせを行います。
マルチパス方式の場合
DRコマンドによる接続(drc -connectコマンド)を実行した場合、マルチパス機能のDR連携スクリプトでは接続する通信パスに対して接続処理を行い、待機("standby")状態まで遷移し、再利用可能な状態にします。
マルチリンクイーサネット方式の場合
DRコマンドによる接続(drc -connectコマンド)を実行した場合、マルチパス機能のDR連携スクリプトでは接続する通信パスに対して接続処理を行い、運用("active")状態まで遷移し、通信を再開します。
DRコマンドによる切断実行中、問い合わせによる処理中止または何らかの要因により切断処理を中止しなければならない状況が発生した場合、切断のキャンセル処理が行われます。
同様にDRコマンドによる接続を実行した場合、何らかの要因により接続処理を中止しなければならない状況が発生した場合、接続のキャンセル処理が行われます。
マルチパス機能のDR連携スクリプトでは、切断のキャンセル処理として再接続処理を行い、切断前の状態に戻します。
マルチパス方式の場合
切断前の状態が"active"状態または"standby"状態の場合は"standby"状態に、"fail"状態または"stop"状態の場合は"stop"状態まで遷移します。
しかし、ハードウェアなどの故障要因などにより、切断前の状態に戻らない場合があります。
接続のキャンセル処理では、再切断処理を行い、"disconnected"状態に戻します。
マルチリンクイーサネット方式の場合
切断前の状態が"active"状態の場合は"active"状態に、"fail"状態または"stop"状態の場合は"stop"状態まで遷移します。
しかし、ハードウェアなどの故障要因などにより、切断前の状態に戻らない場合があります。
接続のキャンセル処理では、再切断処理を行い、"disconnected"状態に戻します。