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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

E.3.5 スタンバイ型のクラスタアプリケーションの設定

属性については、以下のように設定してください。

属性

手順

E.3.5.1 AutoStartUpの設定
(RMS起動時にクラスタアプリケーションを自動起動します。)

ホットスタンバイ機能の場合:No
それ以外の場合:Yes

AutoStartUpの設定(注)

E.3.5.2 AutoSwitchOverの設定
(クラスタアプリケーションで障害が発生したときに自動的に切替えます。)

  • HostFailure

  • ResourceFailure

  • ShutDown

AutoSwitchOverの設定

E.3.5.3 PersistentFaultの設定
(RMS再起動後にクラスタアプリケーションのFaulted状態を継続するかどうか選択します。1を選択した場合は、Faulted状態は継続されます。)

1

PersistentFaultの設定

E.3.5.4 ShutdownPriorityの設定
(クラスタインタコネクトに障害が発生したときに生き残るノードの優先度を決定します。)

NONE

ShutdownPriorityの設定

(初期値のままです。)

E.3.5.5 StandbyTransitionsの設定
(Standby状態遷移の実行時期)

  • ClearFaultRequest

  • StartUp

  • SwitchRequest

StandbyTransitionsの設定

E.3.5.6 OnlinePriorityの設定
(全クラスタを再起動したときにOnlineのノードを再起動前のノードにするかノードの設定順序に従うか選択します。1を選択した場合は、再起動前のノードをOnlineにします。)

1

OnlinePriorityの設定

E.3.5.7 HaltFlagの設定
(Fault処理中にさらに故障が発生した場合は、ノードを強制停止するかどうか選択します。)

Yes

HaltFlagの設定

) フェイルオーバ運用でスタンバイ機能のときのみ設定が必要です。

― : 該当する値はありません。

E.3.5.1 AutoStartUpの設定

[AutoStartUp]の設定はホットスタンバイ機能の場合は不要です。

  1. [AutoStartUp]を選択します。

    [AutoStartUp]を選択すると、以下の画面が表示されます。

  2. [yes]を選択します。

  3. [yes]を選択すると、以下の画面が表示されます。[AutoStartUp]の値が“yes”に設定されていることを確認してください。

E.3.5.2 AutoSwitchOverの設定

  1. [AutoSwitchOver]を選択します。

    [AutoSwitchOver]を選択すると、以下の画面が表示されます。

  2. [HOSTFAILURE]、[RESOURCEFAILURE]および[SHUTDOWN]を順不同に1つずつ選択すると、以下の画面が表示されます。

  3. [SAVE+RETURN]を選択します。

    [SAVE+RETURN]を選択すると、以下の画面が表示されます。[AutoSwitchOver]の値が“HostFailure|ResourceFailure|ShutDown”に設定されていることを確認してください。

E.3.5.3 PersistentFaultの設定

  1. [PersistentFault]を選択します。

  2. [1]を選択します。

    [1]を選択すると、以下の画面が表示されます。[PersistentFault]の値が“1”に設定されていることを確認してください。

E.3.5.4 ShutdownPriorityの設定

  1. [ShutdownPriority]を選択します。

  2. [NONE]を選択します。

    [NONE]を選択すると、以下の画面が表示されます。[ShutdownPriority]の値が何も設定されていないことを確認してください。

E.3.5.5 StandbyTransitionsの設定

  1. [StandbyTransitions]を選択します。

    [StandbyTransitions]を選択すると、以下の画面が表示されます。

  2. [CLEARFAULTREQUEST]、[STARTUP]および[SWITCHREQUEST]を順不同に1つずつ選択すると、以下の画面が表示されます。

  3. [SAVE+RETURN]を選択します。

    [SAVE+RETURN]を選択すると、以下の画面が表示されます。[StandbyTransitions]の値が“ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest”に設定されていることを確認してください。

E.3.5.6 OnlinePriorityの設定

  1. [OnlinePriority]を選択します。

  2. [1]を選択します。

    [1]を選択すると、以下の画面が表示されます。[OnlinePriority]の値が“1”に設定されていることを確認してください。

E.3.5.7 HaltFlagの設定

  1. [HaltFlag]を選択します。

  2. [yes]を選択します。

    [yes]を選択すると、以下の画面が表示されます。[HaltFlag]の値が“yes”に設定されていることを確認してください。