データベースの運用中に、RDBディクショナリ破壊およびRDBディレクトリファイル破壊などの障害が発生した場合、RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルを障害が発生する前の状態にリカバリします。
◆RDBディクショナリのバックアップ
異常時にメディアリカバリを実施するために、RDBディクショナリの更新後にRDBディクショナリをバックアップしておく必要があります。
RDBディレクトリファイルは、RDBディクショナリとデータベース情報からリカバリするため、バックアップは不要です。
RDBディクショナリのバックアップ方法については、“6.9.7 RDBディクショナリのバックアップ”を参照してください。
RDBディクショナリの更新機能については、“6.9.1 メディアリカバリに備えた運用操作の概要”を参照してください。
◆RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルは、RDBディクショナリのバックアップとアーカイブログを使用して、rdbrcvdicコマンドでリカバリします。
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ方法については、“10.4 RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ”を参照してください。