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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.2 導入運用手引書
FUJITSU Software

B.2 リソースの設定変更

登録済みリソースの設定を変更する場合の手順です。

Oracle インスタンスリソースの監視間隔 (Interval) を、デフォルトの30秒から60秒に変更するような場合です(スタンバイ運用の場合)。

  1. 全ノードの RMS を停止します。

  2. userApplication Configuration Wizard を起動します。

    注意

    Oracle RAC 10g R2/11g R1/11g R2 スケーラブル運用で、Oracle RAC インスタンスリソース、または リスナーリソースの設定を変更する場合は、userApplication Configuration Wizard を実行中のノード上で Oracle Clusterware を起動させてください。
    詳細については、Oracle RAC 10g R2/11g R1 スケーラブル運用の場合は “2.3.5 Oracle RAC インスタンス、リスナーリソースを含む userApplication の作成”、Oracle RAC 11g R2 スケーラブル運用の場合は “2.4.5 Oracle RAC インスタンス、リスナーリソースを含む userApplication の作成” を参照してください。

  3. 「userApplication Configuration メニュー」画面で、「userApplicationやResourceの変更」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 「userApplicationとResourceの一覧」画面のリストから、変更対象の Oracle インスタンス、リスナー、または Oracle Clusterware リソースを含む Oracle リソース(例:Oracle1)を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「Resourceの設定」画面で、変更対象の既存リソースを選択し、「次へ」をクリックします。

    • スタンバイ運用、またはOracle9i RACスケーラブル運用の場合
      Oracle インスタンスリソース、または ASM インスタンスリソースの場合は「Oracleインスタンス名[n]='OracleSID'」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:'OracleSID'」を選択します。
      リスナーリソースの場合は「Oracleリスナー名[n]=LISTENER」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:LISTENER」を選択します。

    • Oracle RAC 10g R2/11g R1 スケーラブル運用の場合
      Oracle Clusterware リソースの場合は「Oracle Clusterwareリソース[n]=Clusterware」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:Clusterware」を選択します。
      Oracle RAC インスタンスリソース、リスナーリソースの場合は「Oracle RACのインスタンス/リスナーリソース[n]=CRSリソース名」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:CRSリソース名」を選択します。

    • Oracle RAC 11g R2 スケーラブル運用の場合
      Oracle Clusterware リソースの場合は「Oracle 11gR2のClusterwareリソース[n]=Clusterware」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:Clusterware」を選択します。
      Oracle RAC インスタンスリソースの場合は「Oracle RAC11gR2のインスタンスリソース[n]=OracleSID」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:OracleSID」を選択します。
      Oracle RAC リスナーリソースの場合は「Oracle RAC11gR2のリスナーリソース[n]=CRSリソース名」を選択し、「次へ」をクリックします。更に次の画面で、「元の値:CRSリソース名」を選択します。

  6. 「Resourceの設定」画面で、設定を変更します。

  7. 設定変更が完了したら、「Resourceの設定」画面で、「保存して戻る」をクリックします。

  8. 他のリソースで設定変更を行う場合、本手順5~7を繰り返します。

  9. リソースの設定変更が全て完了したら、「Resourceの設定」画面で「保存して登録」を選択し、「登録」をクリックします。
    続いて表示される応答メッセージ「0803  設定内容をシステムに登録しますか?」に対し、「はい」をクリックします。

  10. 応答メッセージ「0817  RMS Configuration情報の配布を行いますか?」に対し、「はい」をクリックします。

  11. 「userApplication Configuration メニュー」画面で、「完了」をクリックし、userApplication Configuration Wizardを終了します。