帳票定義情報の配置先には、以下の2通りのパターンがあります。
アプリケーションサーバに配置する場合
共通サーバ(印刷の場合)、または帳票編集サーバ(電子保存の場合)に配置する場合
システム設計に応じて、いずれかのパターンを選択してください。
注意
帳票定義情報以外の帳票資源の配置先については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の帳票資源の準備と配置の記載を参照してください。
帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置します。
このパターンの場合、同時出力時にすべての出力先に帳票定義情報が転送されるため、共通サーバや帳票編集サーバに帳票定義情報を配置する必要はありません(帳票定義情報を転送するため、転送データ量が増加します)。
アプリケーションサーバに配置する帳票定義情報は、UNICODE(UTF8)の文字コード系で配置してください。
●共通サーバ(印刷の場合)、または帳票編集サーバ(電子保存の場合)に配置する場合
帳票定義情報を、共通サーバまたは帳票編集サーバに配置します。
印刷の場合、共通サーバに帳票定義情報を配置します。
電子保存の場合、帳票編集サーバに帳票定義情報を配置します。
このパターンの場合、同時出力時に帳票定義情報が転送されないため、転送データ量を少なくすることができます。ただし、事前に帳票定義情報を共通サーバまたは帳票編集サーバに配置しておく必要があります。
共通サーバまたは帳票編集サーバに配置する帳票定義情報は、Shift-JIS の文字コード系で配置してください。
帳票定義情報の配置先によっては、帳票出力用のユーザアプリケーションにおける帳票の転送指定、または帳票格納ディレクトリの指定などを変更する必要があります(帳票出力時の指定には、JavaインタフェースのMdPropertiesクラスのsetPropertyメソッドのID_SENDRESOURCE(帳票の転送指定)キーおよびID_REMOTEDIRECTORY(帳票出力時の帳票格納ディレクトリ)キーを使用します)。詳細は、以下を参照してください。
⇒ “4.4.1.2 setPropertyメソッドで指定するキーと値”