帳票編集サーバの以下のファイルにキーと値を記載することでマルチコネクタ連携機能の環境設定を行うことができます。
マルチコネクタ連携機能の環境設定ファイルは、以下のディレクトリ配下に格納されています。
List Creatorインストールディレクトリ\f3gbmcon.conf |
マルチコネクタ連携機能の環境設定ファイルに指定するキーと値は以下のとおりです。
キー名 | 初期値 | 設定範囲 | 説明 | 省略 |
---|---|---|---|---|
md.data.directory | List Creator インストールディレクトリ\md\data | 半角英数字/半角記号 | 非同期で同時出力を実行した場合に作成される、出力先ごとの情報(出力依頼)ファイルを格納するディレクトリをフルパスで指定します。 | 可 |
md.data.interval | 3 | 0~86400 | md.data.directory配下のディレクトリに出力先ごとの情報(出力依頼)ファイルが作成されたかどうかをチェックする間隔を秒単位で指定します(*3)。 | 可 |
md.output.max | 25 | 1~100 | 非同期で同時出力を実行した場合に、帳票編集サーバ側で並列に処理される同時出力の最大数を指定します。 | 可 |
md.log.directory | List Creator インストールディレクトリ\md\log | 半角英数字/半角記号 | マルチコネクタログ(*5)の出力先ディレクトリをフルパスで指定します。 | 可 |
md.log.limit | 10 | 1~50 | マルチコネクタログ(*5)のファイルサイズの上限をメガバイト単位で指定します。 | 可 |
md.log.count | 3 | 1~10 | マルチコネクタログ(*5)のログファイルの保存数を指定します。 | 可 |
*1:
非同期で同時出力を実行する場合にのみ使用されます。
*2:
キーを省略した場合、初期値で動作します。
*3:
帳票編集サーバの出力処理量や負荷状況により、チェック間隔には誤差が発生します。このため、このキーを使用して、正確に一定間隔で出力を制御させるようなことはできません。
*4:
キーの値を「0」に設定する場合、非同期で実行すると帳票は出力されません。このとき、アプリケーション サーバのList Creator は正常復帰します。また、帳票編集サーバのイベントログやマルチコネクタログには、エラーが出力されません。
非同期の同時出力を行う場合、キーの値を「1」 以上の値に設定してください。
キーの値を変更した場合、以下のサービスを再起動してください。
・「ListCREATOR Connector」サービス
・「ListCREATOR RemotePrint」サービス
サービスの起動/停止方法については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のコネクタ連携機能サービスの起動/停止の記載を参照してください。
*5:
出力結果ログ、リカバリログそれぞれに適用されます。