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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
FUJITSU Software

4.5 リソース管理プログラムの起動

リソース管理プログラムの起動方法について説明します。


OTS用リソース管理プログラムの起動例

OTS用のリソース管理プログラムは、リソース管理プログラムに対応したリソース定義名を指定して起動します。

otsstartrsc -pg D:\temp\ots\rdb_resource.exe -n resource1

otsstartrsc -pg /home/ots/rdb_resource -n resource1

注意

リソースマネージャにOracleを使用する場合の注意事項

  • Oracleデータベースで分散トランザクションを利用可能とするために、以下を設定する必要があります。

    1. SYSユーザとして、sqlplusにログオンします。

      sqlplus "sys/password@ORACLE_SID AS SYSDBA"
    2. sqlを以下のように実行します。usernameには、リソース定義に設定するユーザ名を指定してください。

      grant select on DBA_PENDING_TRANSACTIONS to username

  • Oracleデータベースで分散トランザクションを利用する場合、リソース管理プログラムの起動に時間がかかることがあります。
    この場合、sqlnet.oraファイルの以下の設定をコメントアウトすることで回避できます。sqlnet.oraの設定については、Oracleのマニュアルを参照してください。

    SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS)