リソース管理プログラムの起動方法について説明します。
OTS用のリソース管理プログラムは、リソース管理プログラムに対応したリソース定義名を指定して起動します。
otsstartrsc -pg D:\temp\ots\rdb_resource.exe -n resource1
otsstartrsc -pg /home/ots/rdb_resource -n resource1
注意
リソースマネージャにOracleを使用する場合の注意事項
Oracleデータベースで分散トランザクションを利用可能とするために、以下を設定する必要があります。
SYSユーザとして、sqlplusにログオンします。
sqlplus "sys/password@ORACLE_SID AS SYSDBA"
sqlを以下のように実行します。usernameには、リソース定義に設定するユーザ名を指定してください。
grant select on DBA_PENDING_TRANSACTIONS to username
Oracleデータベースで分散トランザクションを利用する場合、リソース管理プログラムの起動に時間がかかることがあります。
この場合、sqlnet.oraファイルの以下の設定をコメントアウトすることで回避できます。sqlnet.oraの設定については、Oracleのマニュアルを参照してください。
SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS)