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Interstage List Works V10.3.3 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.1.28 lvsetinfコマンド

ポイント

互換

このコマンドは、LISTVIEW、ListWORKS、およびList Works 6.0の配信連携定義による登録を継続して使用する場合に、利用できるコマンドです。

V8から帳票を登録する方法が、配信連携定義による登録から受信フォルダの振り分け条件定義による登録に変更になっています。

配信連携定義ファイルを登録するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。

配信連携定義ファイルの登録については、“運用手引書”を参照してください。

形式

lvsetinf    -ifile
            -udir 

オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。

空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。


説明

-i

配信連携定義ファイルの内容を記述したテキストファイルのファイル名を、fileに256バイト以内の物理パスで指定します。必須項目です。

-u

配信連携定義ファイルを登録する部門のディレクトリを、dirに168バイト以内の論理パスで指定します。必須項目です。


注意

  • すべての印刷データの格納先を必ず定義してください(「KEY=*」、「KEY-INF=*」)。

  • テキストファイルのひな型は、リスト管理サーバをインストールすると、以下のフォルダに作成されます。

    /etc/opt/FJSVlw-sv

    インストールについては、“インストールガイド”を参照してください。
  • 配信連携定義ファイルの内容を記述したテキストファイルは、配信連携定義ファイルを更新する場合に使用しますので、大切に保管しておいてください。

  • 配信連携定義ファイルで登録した内容を確認する場合は、lvlstinfコマンドを使用します。

    lvlstinfコマンドについては、“2.1.16 lvlstinfコマンド”を参照してください。
  • サーバ動作環境ファイルで、配信連携定義ファイルの省略値を更新した場合は、配信連携定義ファイルを再度登録してください。登録を行わない場合は、配信連携定義は更新されません。


復帰値

0

正常

1

警告

3

オプションエラー

255

その他のエラー


使用例

配信連携定義ファイル(/home/m0001/infeigyo)を部門のディレクトリ(/chohyo/eigyo)に登録する例を示します。

# lvsetinf -i/home/m0001/infeigyo -u/chohyo/eigyo