ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.3 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.1.29 lvsetmasコマンド

ポイント

互換

このコマンドは、LISTVIEW、ListWORKS、およびList Works 6.0の配信連携定義による登録を継続して使用する場合に、利用できるコマンドです。

V8から帳票を登録する方法が、配信連携定義による登録から受信フォルダの振り分け条件定義による登録に変更になっています。

配信連携マスタファイルを登録するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。

配信連携マスタファイルの登録については、“運用手引書”を参照してください。

形式

lvsetmas  -ifile 

オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。


説明

-i

配信連携マスタファイルの内容を記述したテキストファイルのファイル名を、fileに256バイト以内の物理パスで指定します。必須項目です。


注意

  • すべての印刷データの格納先を必ず定義してください(「KEY=*」、「KEY-MAS=*」)。

  • テキストファイルのひな型は、リスト管理サーバをインストールすると、以下のフォルダに作成されます。

    /etc/opt/FJSVlw-sv

    インストールについては、“インストールガイド”を参照してください。
  • 配信連携マスタファイルの登録で作成したテキストファイルは、配信連携マスタファイルを更新する場合に使用しますので、大切に保管しておいてください。

  • 配信連携マスタファイルに登録した内容を確認する場合は、lvlstmasコマンドを使用します。

    lvlstmasコマンドについては、“2.1.17 lvlstmasコマンド”を参照してください。

復帰値

0

正常

1

警告

3

オプションエラー

255

その他のエラー


使用例

配信連携マスタファイル(/home/m0001/master)を登録する例を示します。

# lvsetmas -i/home/m0001/master