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Interstage List Works V10.3.3 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

1.1.18 F5CWVAPL.EXE

富士通ホスト帳票の印刷データをファイル転送運用で転送したときに、リスト管理サーバに登録するコマンドです。帳票登録コマンドともいいます。

本コマンドは、管理者のみが実行することができます。


形式

F5CWVAPL.EXE  -d 受信フォルダ名
              -f 印刷データの格納パス
             [-x]

空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。


説明

-d

受信フォルダ名を指定します。必須項目です。

-f

印刷データの格納パスを指定します。必須項目です。

ファイル転送により、List Worksサーバに一時的に格納した印刷データのファイル名を物理パスで指定します。ファイル名を含めて指定した場合は、指定したファイルだけが登録されます。フォルダのパスを指定した場合は、指定したフォルダのすべてのファイルが登録されます。

-x

登録時にエラーが発生した場合に、受信フォルダに受信した印刷データを削除するときに指定します。

省略すると、登録時にエラーが発生した場合、受信フォルダの印刷データは削除されません。登録が正常に終了した場合は、受信フォルダの印刷データは削除されます。


復帰値

0

正常

1

異常(パラメタの指定に誤りがあった場合や受信フォルダに格納できない場合、エラーメッセージが出力され、登録元の印刷データは削除されません。)

2

警告(変換/振り分け処理中のエラー)

-xパラメタあり:受信フォルダ内の異常状態の印刷データは削除されます。

-xパラメタなし:受信フォルダ内の印刷データは削除されません。


注意

  • -fパラメタで指定したファイルは、帳票登録コマンド実行時、必ず削除されます。異常時も削除されますので、注意が必要です。

  • -d、-fパラメタともに、パラメタとの間は空白1文字以上、開けてください。-d、-fパラメタが複数指定された場合は、あとに指定したものが有効になります。

参考

印刷制御レコードのI制御、スプール制御レコードのS制御の指定なし、および帳票情報の連携がない場合の印刷属性の省略値は次のとおりです。

        FCB名:0000
        文字間隔:10cpi
        コード系:EBCDICカナ
        用紙サイズ:A4
        印刷モード:LP
        帳票名:ファイル名(拡張子があるときは、拡張子なしの名前)
        ユーザ名:なし
        ジョブ名:なし
        ジョブ番号:なし
        コメント:なし

帳票情報、および印刷制御レコードのI制御、スプール制御レコードのS制御については、“運用手引書”を参照してください。