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Interstage List Works V10.3.3 運用手引書
FUJITSU Software

1.5.7 帳票のPDF変換

帳票保管活用機能では、帳票をPDF形式に変換する機能として、以下の機能を提供しています。


リスト管理サーバで帳票のPDF変換

PDF形式への変換は、List Creator Enterprise Editionと連携して行われるため、リスト管理サーバにList Creator Enterprise Editionがインストールされている必要があります。

帳票登録時自動PDFメール配信

帳票登録時に、帳票情報をもとにPDF変換し、指定されたあて先にメール配信する機能です。変換後のPDFファイルをリスト管理サーバ上の指定されたフォルダに格納することも可能です。

詳細は、“2.3.4 帳票の登録時自動PDFメール配信”を参照してください。
帳票登録時自動PDF帳票作成

帳票登録時に、帳票情報をもとにPDF変換し、リスト管理サーバ上の保管フォルダにPDF帳票として格納する機能です。作成されたPDF帳票はWebクライアントからのみ閲覧可能です。

詳細は、“2.3.5 帳票の登録時自動PDF帳票作成”を参照してください。
帳票のPDF一括変換

コマンドを使用し、リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票を、帳票単位または保管フォルダ単位でPDF変換し、リスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です。

詳細は、“2.3.6 帳票のPDF一括変換”を参照してください。
サーバ機能APIによるPDF変換

サーバ機能APIを利用したアプリケーションにおいて、帳票をPDF変換しリスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です。

詳細は、“APIリファレンス”を参照してください。

WebクライアントでPDF帳票を表示/保存

Web一覧画面からPDF形式で帳票を表示/保存

Webクライアントの一覧画面で、指定した帳票をPDF形式で表示/保存することができます。

PDF形式で帳票を表示/保存する際にPDF帳票が存在しない場合は、リスト管理サーバ上にPDF帳票が作成されます。この場合、PDF形式への変換は、List Creator Enterprise Editionと連携して行われるため、リスト管理サーバにList Creator Enterprise Editionがインストールされている必要があります。

すでにPDF帳票が存在する場合には、存在するPDF帳票が表示/保存されるため、新たにPDF帳票は作成されません。

WebクライアントでPDF帳票を表示/保存する場合、WebクライアントにAdobe Readerがインストールされている必要があります。

Webクライアントから帳票をPDF形式で表示/保存する方法については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。

PDF変換方法の違いによる表示の可否

帳票保管活用機能のPDF変換機能を使用して帳票をPDF化した場合、作成方法によりクライアントにおけるPDF表示の可否が以下のように異なります。

PDF作成方法

参照の可否

List Works
クライアント

Web
クライアント

パソコン上の
Adobe Reader

リスト管理サーバ

帳票登録時自動PDFメール配信で配信されたPDFファイル

×

×

帳票登録時自動PDF帳票作成で保管フォルダに格納されたPDF帳票

×

○ (注)

×

帳票のPDF一括変換で指定のフォルダに格納されたPDFファイル

×

×

サーバAPIによるPDF変換により指定のフォルダに格納されたPDFファイル

×

×

Webクライアント

Web一覧画面でPDF帳票を表示

×

○ (注)

×

Web一覧画面からPDF帳票を保存

×

×

○:表示できます
×:表示できません

注:PDF帳票の表示には、Adobe Readerが必要です。