帳票保管活用機能では、帳票をPDF形式に変換する機能として、以下の機能を提供しています。
PDF形式への変換は、List Creator Enterprise Editionと連携して行われるため、リスト管理サーバにList Creator Enterprise Editionがインストールされている必要があります。
帳票登録時に、帳票情報をもとにPDF変換し、指定されたあて先にメール配信する機能です。変換後のPDFファイルをリスト管理サーバ上の指定されたフォルダに格納することも可能です。
詳細は、“2.3.4 帳票の登録時自動PDFメール配信”を参照してください。 |
帳票登録時に、帳票情報をもとにPDF変換し、リスト管理サーバ上の保管フォルダにPDF帳票として格納する機能です。作成されたPDF帳票はWebクライアントからのみ閲覧可能です。
詳細は、“2.3.5 帳票の登録時自動PDF帳票作成”を参照してください。 |
コマンドを使用し、リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票を、帳票単位または保管フォルダ単位でPDF変換し、リスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です。
詳細は、“2.3.6 帳票のPDF一括変換”を参照してください。 |
サーバ機能APIを利用したアプリケーションにおいて、帳票をPDF変換しリスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です。
詳細は、“APIリファレンス”を参照してください。 |
WebクライアントでPDF帳票を表示/保存
Webクライアントの一覧画面で、指定した帳票をPDF形式で表示/保存することができます。
PDF形式で帳票を表示/保存する際にPDF帳票が存在しない場合は、リスト管理サーバ上にPDF帳票が作成されます。この場合、PDF形式への変換は、List Creator Enterprise Editionと連携して行われるため、リスト管理サーバにList Creator Enterprise Editionがインストールされている必要があります。
すでにPDF帳票が存在する場合には、存在するPDF帳票が表示/保存されるため、新たにPDF帳票は作成されません。
WebクライアントでPDF帳票を表示/保存する場合、WebクライアントにAdobe Readerがインストールされている必要があります。
Webクライアントから帳票をPDF形式で表示/保存する方法については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
帳票保管活用機能のPDF変換機能を使用して帳票をPDF化した場合、作成方法によりクライアントにおけるPDF表示の可否が以下のように異なります。
PDF作成方法 | 参照の可否 | List Works | Web | パソコン上の |
---|---|---|---|---|
リスト管理サーバ | 帳票登録時自動PDFメール配信で配信されたPDFファイル | × | × | ○ |
帳票登録時自動PDF帳票作成で保管フォルダに格納されたPDF帳票 | × | ○ (注) | × | |
帳票のPDF一括変換で指定のフォルダに格納されたPDFファイル | × | × | ○ | |
サーバAPIによるPDF変換により指定のフォルダに格納されたPDFファイル | × | × | ○ | |
Webクライアント | Web一覧画面でPDF帳票を表示 | × | ○ (注) | × |
Web一覧画面からPDF帳票を保存 | × | × | ○ |
○:表示できます
×:表示できません
注:PDF帳票の表示には、Adobe Readerが必要です。