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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

9.1.4 コンピュータグループ単位に管理する

WSUS連携では、複数のPCを一つのコンピュータグループとして管理できます。

コンピュータグループとして管理することで、以下が可能となります。

  1. メインメニューにログインし、[環境設定]をクリックします。

    →[環境設定]画面が表示されます。

  2. [ポリシーグループ管理]をクリックします。

    →[ポリシーグループ管理]画面が表示されます。

  3. [追加]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーグループ管理-追加]画面が表示されます。

  4. [PCグループ情報]内の項目[WSUS設定]を入力します。

    項目

    内容

    [WSUS設定]

    WSUSと連携する場合の設定です。

    • コンピュータグループで管理する

      本画面で設定するPCのグループを、WSUSでも同様のグループで管理する場合にチェックします。

      WSUSでコンピュータグループを管理することで、更新プログラムのインストール、アンインストール、インストールの対象外をコンピュータグループ単位に選択することができます。

      チェックを外すと、WSUSで管理されているコンピュータグループは削除することが可能です。削除しなかった場合は、WSUS上にコンピュータグループが残り、ポリシーグループ上にはチェックを外す前まで連携していたコンピュータグループが記録されます。

      再度チェックすることで、記録されたコンピュータグループで管理することが可能となります。

    • コンピュータグループ名

      WSUSで管理するコンピュータグループ名を指定します。

      すでにWSUSに存在するコンピュータグループ名は指定できません。

注意

  • 「グループ種別」が“CS”または“DS”"のグループ、収集方法が“コマンドモードCT”の場合は、[WSUS設定]は表示されません。

  • すでに他のコンピュータグループに割り当てられているPCを選択した場合、後から作成したコンピュータグループに自動的に移動します。

  • コンピュータグループ単位に管理するためには、WSUSの設定でコンピュータのグループポリシーまたはレジストリ設定を使用するように設定する必要があります。既存のWSUSを使用する場合は、WSUSの設定を確認してください。

ポイント

パッチ適用ポリシーは、WSUSとの連携では使用できません。

WSUSとの連携を行う際に特定のPCに対してセキュリティパッチを適用しない場合は、以下のような運用を行ってください。

  1. [ポリシーグループ管理]の追加または変更で、[WSUS設定]の項目[コンピュータグループで管理する]をチェックします。

  2. [WSUS]-[更新プログラム]画面で承認を実施します。

  3. 1.で作成したコンピュータグループに対して[対象外]を選択します。