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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.8 運用ガイド
FUJITSU Storage

13.3.3 デーモンの起動と停止(Linux環境)

Linux環境において、Storage Cruiserマネージャーを起動/停止する方法を説明します。

13.3.3.1 SNMPトラップ監視デーモンの起動と停止

運用管理サーバのSNMPトラップ監視デーモンの起動/停止手順は、管理対象装置のIPアドレスや装置の障害監視で利用するプロトコルで異なります。

管理対象装置のIPアドレス

装置の障害監視で利用する
プロトコルの組合せ

SNMPトラップ監視デーモンの起動/停止手順

SNMPv1

SNMPv2c

SNMPv3

IPv4アドレスだけ

OS標準SNMPトラップ監視デーモンの場合」を参照してください。

以下のどちらか

  • IPv4アドレスだけ

  • IPv4アドレスおよびIPv6アドレス

ETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンの場合」を参照してください。

〇: 利用する、-: 利用しない

OS標準SNMPトラップ監視デーモンの場合

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

ETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンの場合

『導入ガイド』の以下の箇所で、ETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンを利用する設定を行っている場合、SNMPトラップ監視デーモンの起動/停止方法は以下のとおりです。

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

13.3.3.2 ETERNUS SF Managerデーモンの起動と停止

ETERNUS SF Managerデーモンを起動または停止する方法を説明します。

ポイント

『AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「デーモンの起動と停止」に記載されている、運用管理サーバでのデーモン起動/停止に関する作業を実施済みの場合は、本項に記載されている作業を実施不要です。

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

参考

『導入ガイド』の以下の箇所で、IPv6アドレス、SNMPv2c、またはSNMPv3の装置を監視するための設定を行っている場合、SNMPトラップ監視デーモンの起動・停止も同時に行われます。

  • 「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」

注意

ETERNUS SF Managerデーモンを停止すると、そのデーモンを共有しているほかのETERNUS SF製品も運用できなくなります。