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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.8 運用ガイド
FUJITSU Storage

13.1.2 ストレージ管理コマンド

ストレージ装置を管理するコマンドについて説明します。
コマンドを実行するには、Windows環境の場合はAdministratorsグループのユーザーであること、Solaris/Linux環境の場合はOSの管理者(root)権限が必要です。

コマンドと操作可能なストレージ装置の関係を、以下に示します。ストレージ装置は、本製品に登録されている必要があります。

コマンド名

ETERNUS DX series (DX60 S2を除く),
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ,
ETERNUS DX200F

ETERNUS DX60 S2

storageadm disk

storageadm raid

○ (注2)

storageadm volume

storageadm affinity

storageadm ecomode

○ (注3)

storageadm port

storageadm iscsiport

○ (注1)

storageadm progress

注1: iSCSIモデル装置だけに対応しています。
注2: ecomodeオペランドは、ETERNUS AF オールフラッシュアレイ, ETERNUS DX200Fを未サポートです。
注3: 本コマンドは、ETERNUS AF オールフラッシュアレイ, ETERNUS DX200Fを未サポートです。

13.1.2.1 storageadm disk (ディスクに関するコマンド)

名前

storageadm disk - ディスクの操作

形式

storageadm disk info -ipaddr ipAddr [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm disk

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm disk

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイのディスク情報を表示します。

オペランド

info

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイの搭載ディスクの詳細情報を表示します。

オプション

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-csv

ディスク情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

無停止ストレージマイグレーションで使用する外部ドライブは表示されません。

13.1.2.2 storageadm raid (RAIDグループに関するコマンド)

名前

storageadm raid - RAIDグループの操作

形式

storageadm raid add -ipaddr ipAddr -disk DE_number:slotNumber,DE_number:slotNumber[,DE_number:slotNumber,...] -level raidLevel [-name aliasName] [-cm assignedCM | -assignedcm assignedCM] [-fr-consist diskConfiguration] [-csv]
storageadm raid delete -ipaddr ipAddr -raidgroup raidGroupNumber [-f] [-s]
storageadm raid info -ipaddr ipAddr [-raidgroup raidGroupNumber | -expand] [-remote boxID] [-csv]
storageadm raid ecomode -ipaddr ipAddr -raidgroup raidGroupNumber[,raidGroupNumber,...] -on [-type ecoModeSetting]|-off [-s]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm raid

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm raid

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイに対して、RAIDグループを作成・削除・表示します。また、エコモードのON/OFFを設定します。

オペランド

add

RAIDグループを作成します。

delete

RAIDグループを削除します。

info

RAIDグループの情報を表示します。

ecomode

RAIDグループのエコモードを設定します。

オプション

addオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-disk DE_number:slotNumber,DE_number:slotNumber[,DE_number:slotNumber,...]

ストレージ装置のDE番号とスロット番号を、コロン(":")で区切って10進数または16進数で指定します。
DE番号とスロット番号のペアを複数指定する場合は、そのペアをコンマ(",")で区切って指定します。例えば、2つペアの場合、10進数では“-disk 1:1,1:2”、16進数では“-disk 0x1:0x1,0x1:0x2”のように記述します。DE番号とスロット番号のペアは、必ず2つ以上指定してください。

-level raidLevel

RAIDレベルを指定します。RAIDレベルは、以下のように小文字で記述してください。

指定できる文字列

作成されるRAIDレベル

raid0

RAID0

raid1

RAID1

raid1+0

RAID1+0

raid5

RAID5

raid5+0

RAID5+0

raid6

RAID6

raid6-fr

RAID6-FR

-fr-consist diskConfiguration

RAID6-FRのディスク構成を指定します。-levelオプションで"raid6-fr"を指定した場合、本オプションの指定が必須です。

指定できる文字列

ディスク数

RAID6-FRのディスク構成

(3D+2P)×2+1HS

11

RAID6(3+2)×2、HS×1

(6D+2P)×2+1HS

17

RAID6(6+2)×2、HS×1

(9D+2P)×2+1HS

23

RAID6(9+2)×2、HS×1

(12D+2P)×2+1HS

29

RAID6(12+2)×2、HS×1

(5D+2P)×4+1HS

29

RAID6(5+2)×4、HS×1

(13D+2P)×2+1HS

31

RAID6(13+2)×2、HS×1

(3D+2P)×6+1HS

31

RAID6(3+2)×6、HS×1

(4D+2P)×2+1HS

13

RAID6(4+2)×2、HS×1

(4D+2P)×5+1HS

31

RAID6(4+2)×5、HS×1

(8D+2P)×3+1HS

31

RAID6(8+2)×3、HS×1

-name aliasName

作成するRAIDグループのエイリアス名を指定します。
エイリアス名に使用できる文字は、半角の、英数字「A~Z、a~z、0~9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX60 S2以外の装置では「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567"のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。

本オプション省略時は、エイリアス名が自動で設定されます。

-cm assignedCM

RAIDグループの担当CM番号を、以下のように2桁で指定します。
操作対象のストレージ装置がETERNUS DX900 S5, DX8900 S4, DX8000 S3 seriesの場合は、本オプションを指定できません。
本オプション省略時は、自動設定(auto指定)されます。

ストレージ装置

担当CM

指定する
文字列

備考

ETERNUS DX S5 series (DX900 S5を除く)
ETERNUS DX S4 series (DX8900 S4を除く)
ETERNUS DX S3 series (DX8000 S3 seriesを除く)
ETERNUS DX60 S2/DX80 S2/DX90 S2
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ
ETERNUS DX200F

CM#0

00

1文字目には、担当CM番号を記述します。
2文字目には、常に0を記述します。

CM#1

10

ETERNUS DX400 S2 series
ETERNUS DX8000 S2 series

CM#0 CPU#0

00

1文字目には、担当CM番号を記述します。
2文字目には、1文字目に記述したCM内のCPU番号を記述します。

CM#0 CPU#1

01

CM#1 CPU#0

10

CM#1 CPU#1

11

:

:

CM#7 CPU#0

70

CM#7 CPU#1

71

-assignedcm assignedCM

RAIDグループの担当のCMの番号を"ce"+CE番号(16進数)+"cm"+CM番号の形式で指定します。大文字、小文字は問いません。
操作対象のストレージ装置がETERNUS DX900 S5, DX8900 S4, DX8000 S3 seriesの場合だけ、本オプションを指定できます。
本オプション省略時は、自動設定(auto指定)されます。指定例は以下のとおりです。

[CE番号=0、CM番号=0を指定]
-assignedcm ce0cm0
[CE番号=1、CM番号=1を指定]
-assignedcm ce1cm1
[CE番号=2、CM番号=0を指定]
-assignedcm ce2cm0
[CE番号=3、CM番号=1を指定]
-assignedcm ce3cm1
-csv

作成したRAIDグループ番号をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

deleteオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-raidgroup raidGroupNumber

削除するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-raidgroup 16”、16進数では“-raidgroup 0x10”と記述します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

-f

RAIDグループ内にボリュームが存在する場合、ボリュームを削除してからRAIDグループを削除します。ただし、RAIDグループが以下のどれかの状態のときは、ボリュームを削除せず、コマンドがエラー終了します。

  • RAIDグループ内のボリュームがマッピングされているとき

  • OPEN以外のボリュームが存在するとき

  • LUNコンカチネーションのボリュームが存在するとき

  • ODX Bufferボリュームが存在するとき

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-raidgroup raidGroupNumber

詳細情報を表示するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-raidgroup 16”、16進数では“-raidgroup 0x10”と記述します。

-expand

RAIDグループの情報に以下を追加して表示します。

項目

説明

STRIPE_SIZE

RAIDグループのストライプサイズを表示します。

STRIPE_DEPTH

RAIDグループのストライプデプスを表示します。

FAST_RECOVERY_CONFIGURATION

RAID6-FRのディスク構成を表示します。

表示される情報は、本ソフトウェアのバージョンレベルに依存します。本ソフトウェアをアップグレードすると、表示される情報が増える可能性があります。

本オプションを指定した場合は、-raidgroupオプションを指定できません。

-remote boxID

リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのBox IDを指定します。リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのRAIDグループ情報を表示する場合に指定します。

-csv

RAIDグループの情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

ecomodeオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-raidgroup raidGroupNumber[,raidGroupNumber,...]

詳細情報を表示するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-raidgroup 16”、16進数では“-raidgroup 0x10”と記述します。
複数のRAIDグループ番号を指定できます。

-on

指定したRAIDグループのエコモード設定をONにします。
-offオプションと同時に指定できません。
指定したRAIDグループのどれかでエコモード設定が不可能な場合は、設定できません。

-type ecoModeSetting

-onオプションを指定した場合、本オプションを指定可能です。

-onオプションを指定かつ-typeオプションを省略すると、ディスクドライブのスピンドル回転を停止させるエコモード設定をONにします。

エコモード設定は、以下のように小文字で記述してください。

指定できる文字列

説明

motoroff

ディスクドライブのスピンドル回転を停止させるエコモード設定をONにします。

poweroff

ディスクドライブ本体の電源を停止させるエコモード設定をONにします。

-off

指定したRAIDグループのエコモード設定をOFFにします。
-onオプションと同時に指定できません。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

使用例

注意事項

13.1.2.3 storageadm volume (ボリュームに関するコマンド)

名前

storageadm volume - ボリュームの操作

形式

storageadm volume add -ipaddr ipAddr -size volumeCapacity -raidgroup raidGroupNumber [-name aliasName] [-csv]
storageadm volume delete -ipaddr ipAddr [-volume volumeNumber[,volumeNumber,...]] [-remote boxID -remote-volume volumeNumber [-remote-force]] [-s]
storageadm volume format -ipaddr ipAddr -volume volumeNumber[,volumeNumber,...] [-s]
storageadm volume info -ipaddr ipAddr [-volume volumeNumber,...] [-remote boxID] [-csv]
storageadm volume nomapping -ipaddr ipAddr [-volume volumeNumber,...] [-remote boxID] [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm volume

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイに対して、ボリュームを作成・削除・フォーマット・表示します。

オペランド

add

ボリュームを作成します。

delete

ボリュームを削除します。

format

ボリュームをフォーマットします。

info

ボリューム情報を表示します。

nomapping

アフィニティグループにマッピングされていないボリューム情報を表示します。

オプション

addオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-size volumeCapacity

作成するボリュームの容量を、MB(メガバイト)またはGB(ギガバイト)で指定します。1GBは1024MBとします。例えば、1024MBの場合、MB単位では“-size 1024MB”、GB単位では“-size 1GB”と記述します。

-raidgroup raidGroupNumber

ボリュームを作成するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-raidgroup 16”、16進数では“-raidgroup 0x10”と記述します。

-name aliasName

作成するボリュームのエイリアス名を指定します。
エイリアス名に使用できる文字は、半角の、英数字「A~Z、a~z、0~9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX60 S2以外の装置では「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567"のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。

本オプション省略時は、エイリアス名が自動で設定されます。

-csv

作成したボリューム番号をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

deleteオペランドまたはformatオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-volume volumeNumber[,volumeNumber,...]

削除またはフォーマットするボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。
ボリューム番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、10番と16番の場合、10進数では“-volume 10,16”、16進数では“-volume 0xa,0x10”のように記述します。

-remote boxID

リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのBox IDを指定します。リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのボリュームを削除する場合に指定します。

-remote-volume volumeNumber

リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイから削除するボリュームの番号を、10進数または16進数で指定します。複数のボリューム番号は指定できません。複数のボリューム番号を指定した場合は、最初の1つだけが使用されます。
使用中の可能性があるボリュームは削除できません。

-remote-force

リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイにおいて使用中の可能性があるボリュームを強制削除する場合に指定します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

infoオペランドまたはnomappingオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-volume volumeNumber[,volumeNumber,...]

出力するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。
ボリューム番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、10番と16番の場合、10進数では“-volume 10,16”、16進数では“-volume 0xa,0x10”のように記述します。

本オプション省略時は、すべての対象ボリュームを表示します。

-remote boxID

リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのBox IDを指定します。リモートサイトにあるETERNUS ディスクアレイのボリューム情報を表示する場合に指定します。

-csv

ボリュームの情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.4 storageadm affinity (アフィニティグループに関するコマンド)

名前

storageadm affinity - アフィニティグループの操作

形式

storageadm affinity add -ipaddr ipAddr -volume volumeNumber[,volumeNumber,...] [-lun lunNumber] [-affinitygroup affinityGroupNumber] [-name aliasName] [-csv]
storageadm affinity delete -ipaddr ipAddr -affinitygroup affinityGroupNumber [-s]
storageadm affinity update -ipaddr ipAddr -affinitygroup affinityGroupNumber {-add -volume volumeNumber[,volumeNumber,...] [-lun lunNumber[,lunNumber,…]] | -delete [-volume volumeNumber[,volumeNumber,...] | -lun lunNumber[,lunNumber,...]]} [-s]
storageadm affinity info -ipaddr ipAddr [-affinitygroup affinityGroupNumber] [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm affinity

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイに対して、アフィニティグループを作成・削除・構成変更・表示します。

オペランド

add

アフィニティグループを作成します。

delete

アフィニティグループを削除します。

update

アフィニティグループの構成を変更します。

info

アフィニティグループの一覧情報を表示します

オプション

addオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-volume volumeNumber[,volumeNumber,...]

アフィニティグループに設定するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。
ボリューム番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、16番と17番と18番の場合、10進数では“-volume 16,17,18”、16進数では“-volume 0x10,0x11,0x12”のように記述します。

-lun lunNumber,...

ボリュームに割り当てるLUN番号を、10進数または16進数で指定します。-volumeオプションで指定した数と同じ個数を、指定した順番に指定する必要があります。
LUN番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、16番と17番と18番の場合、10進数では“-lun 16,17,18”、16進数では“-lun 0x10,0x11,0x12”のように記述します。

本オプション省略時は、0から順に割り当てます。

-affinitygroup affinityGroupNumber

作成するアフィニティグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-affinitygroup 16”、16進数では“-affinitygroup 0x10”のように記述します。

本オプション省略時は、対象ストレージ装置内で作成可能なアフィニティグループ番号を自動的に割り当てます。

-name aliasName

作成するアフィニティグループのエイリアス名を指定します。
エイリアス名に使用できる文字は、半角の、英数字「A~Z、a~z、0~9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX60 S2以外の装置では「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567"のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。

ETERNUS DX60 S2の場合は、本オプションの指定が必須です。
ETERNUS DX60 S2以外の装置の場合は、本オプションを省略できます。本オプション省略時は、エイリアス名が自動で設定されます。

-csv

作成したアフィニティグループ番号をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

deleteオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-affinitygroup affinityGroupNumber

削除するアフィニティグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-affinitygroup 16”、16進数では“-affinitygroup 0x10”のように記述します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

updateオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-affinitygroup affinityGroupNumber

構成を変更するアフィニティグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-affinitygroup 16”、16進数では“-affinitygroup 0x10”のように記述します。

-add

アフィニティグループにボリュームを追加します。
割当て済みの、ボリューム番号またはLUN番号を指定した場合は、コマンドがエラー終了します。

-delete

アフィニティグループからボリュームを削除します。
マッピングされていない、ボリューム番号またはLUN番号を指定した場合は、コマンドがエラー終了します。指定したマッピングを削除するとマッピングが存在しなくなる場合も、コマンドがエラー終了します。

-volume volumeNumber[,volumeNumber,...]

アフィニティグループに追加、またはアフィニティグループから削除するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。
ボリューム番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、16番と17番と18番の場合、10進数では“-volume 16,17,18”、16進数では“-volume 0x10,0x11,0x12”のように記述します。

アフィニティグループから削除する場合は、本オプションと-lunオプションを同時に指定できません。本オプションと-lunオプションのどちらかを指定して削除してください。

-lun lunNumber[,lunNumber,...]

ボリュームに割り当てる、またはボリュームから解除するLUN番号を、10進数または16進数で指定します。-volumeオプションで指定した数と同じ個数を、指定した順番に指定する必要があります。
LUN番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、16番と17番と18番の場合、10進数では“-lun 16,17,18”、16進数では“-lun 0x10,0x11,0x12”のように記述します。

割り当て時の省略は、空いている番号のうち、小さい番号から自動的に割り当てます。

ボリュームからLUN番号を解除する場合は、本オプションと-volumeオプションを同時に指定できません。本オプションと-volumeオプションのどちらかを指定して解除してください。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-affinitygroup affinityGroupNumber

詳細情報を表示するアフィニティグループ番号を、10進数または16進数で指定します。例えば、16番の場合、10進数では“-affinitygroup 16”、16進数では“-affinitygroup 0x10”のように記述します。

本オプション省略時は、アフィニティグループ一覧の情報を表示します。

-csv

アフィニティグループ情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.5 storageadm ecomode (エコモードに関するコマンド)

名前

storageadm ecomode - エコモードの操作

形式

storageadm ecomode on -ipaddr ipAddr
storageadm ecomode off -ipaddr ipAddr [-s]
storageadm ecomode info -ipaddr ipAddr [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm ecomode

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm ecomode

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイのエコモードを、ON/OFFに設定および情報表示します。

オペランド

on

ETERNUS ディスクアレイのエコモードをONにします。

off

ETERNUS ディスクアレイのエコモードをOFFにします。

info

ETERNUS ディスクアレイのエコモードの状態を表示します。

オプション

onオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

offオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-csv

ETERNUS ディスクアレイのエコモード状態をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.6 storageadm port (ポートに関するコマンド)

名前

storageadm port - ポート情報一覧の取得

形式

storageadm port info -ipaddr ipAddr [-tfo] [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm port

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm port

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイのポート情報を表示します。

オペランド

info

portの一覧情報を表示します。

オプション

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-tfo

Storage Clusterに関する以下の項目を追加で出力します。

  • 応答アドレス

  • TFOステータス

-csv

ポート情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.7 storageadm iscsiport (iSCSIポートに関するコマンド)

名前

storageadm iscsiport - iSCSIポートの操作

形式

storageadm iscsiport set -ipaddr ipAddr -port portID {[-portipaddr portIpAddr] [-netmask portNetmask] [-gateway gatewayIpAddr] [-isns iSNS_serverIpAddr] [-iscsi iscsiName] [-alias aliasName] [-affinity {on | off}] [-ipv4 {on | off}] [-ipv6localip localIpAddr] [-ipv6connip connectIpAddr] [-ipv6gateway v6gatewayIpAddr] [-ipv6 {on | off}]} [-s]
storageadm iscsiport info -ipaddr ipAddr [-port portID [-expand]] [-csv]
storageadm iscsiport ping -ipaddr ipAddr -port portID -target targetIpAddr [-count pingCount] [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm iscsiport

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm iscsiport

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイのiSCSIポートの設定および情報を表示します。

コマンドパラメーターにストレージ装置のIPアドレス、iSCSIポートの設定情報を指定することで、iSCSIポートの設定および設定されているiSCSIポート情報、ストレージ装置が接続しているiSCSIネットワークのIP到達状況を表示します。

オペランド

set

iSCSIポートの情報を設定します。

info

iSCSIポートの情報を一覧表示します。
-portオプションを指定した場合、指定したiSCSIポートの詳細情報を表示します。
-portオプションと-expandオプションを同時に指定した場合、iSCSIポートの拡張情報を表示します。

ping

ストレージ装置が接続しているiSCSIネットワークのIP到達状況を、pingを発行して確認・表示します。

オプション

setオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-port portID

iSCSIポートのポートIDを指定します。

ポートIDは、ETERNUS DX60 S2の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX S5 series (DX900 S5を除く), DX S4 series (DX8900 S4を除く), DX S3 series (DX8000 S3 seriesを除く), DX S2 series (DX60 S2を除く), ETERNUS AF オールフラッシュアレイ, ETERNUS DX200Fの場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX900 S5, DX8900 S4, DX8000 S3 seriesの場合はCE番号(16進大文字)とCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。

-portipaddr portIpAddr

iSCSIポートのIPアドレスを指定します。

-netmask portNetmask

iSCSIポートのサブネットマスクを指定します。

-gateway gatewayIpAddr

iSCSIポートのゲートウェイサーバのIPアドレスを指定します。

ゲートウェイサーバの設定を削除する場合は、以下のように指定します。

-gateway ""
-isns iSNS_serverIpAddr

iSCSIポートのiSNSサーバのIPアドレスを指定します。

iSNSサーバの設定を削除する場合は、以下のように指定します。

-isns ""

iSCSIポートのIPv4設定が無効の場合は、IPv4アドレスを指定できません。
iSCSIポートのIPv6設定が無効の場合は、IPv6アドレスを指定できません。

-iscsi iscsiName

iSCSIポートのiSCSIネームを指定します。

iSCSIネームをデフォルトに戻す場合は、以下のように指定します。

-iscsi ""
-alias aliasName

iSCSIポートのエイリアス名を指定します。

-affinity {on | off}

iSCSIポートのセキュリティ設定を指定します。セキュリティをONにする場合は“-affinity on”、OFFにする場合は“-affinity off”と記述します。

-ipv4 {on | off}

iSCSIポートのIPv4設定を指定します。IPv4設定を有効にする場合は“-ipv4 on”、無効にする場合は“-ipv4 off”と記述します。offを指定した場合、iSCSIポートからIPアドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイサーバの設定が削除されます。

“-ipv4 off”は、以下のオプションおよびオプションの値と同時に指定できません。

  • -portipaddrオプション

  • -netmaskオプション

  • -gatewayオプション

  • -ipv6 off

-ipv6localip localIpAddr

iSCSIポートのIPv6リンクローカルアドレスを設定します。

-ipv6connip connectIpAddr

iSCSIポートのIPv6コネクトIPアドレスを指定します。

IPv6コネクトIPアドレスの設定を削除する場合は、以下のように指定します。

-ipv6connip ""
-ipv6gateway v6gatewayIpAddr

iSCSIポートのIPv6ゲートウェイアドレスを指定します。

IPv6ゲートウェイアドレスの設定を削除する場合は、以下のように指定します。

-ipv6gateway ""
-ipv6 {on | off}

iSCSIポートのIPv6設定を指定します。IPv6設定を有効にする場合は“-ipv6 on”、無効にする場合は“-ipv6 off”と記述します。offを指定した場合、iSCSIポートからIPv6リンクローカルアドレス、IPv6コネクトIPアドレス、およびIPv6ゲートウェイアドレスの設定が削除されます。

“-ipv6 off”は、以下のオプションおよびオプションの値と同時に指定できません。

  • -ipv6localipオプション

  • -ipv6connipオプション

  • -ipv6gatewayオプション

  • -ipv4 off

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

infoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-port portID

iSCSIポートの詳細情報を表示します。
本オプション省略時は、iSCSIポートの一覧を表示します。

ポートIDは、ETERNUS DX60 S2の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX S5 series (DX900 S5を除く), DX S4 series (DX8900 S4を除く), DX S3 series (DX8000 S3 seriesを除く), DX S2 series (DX60 S2を除く), ETERNUS AF オールフラッシュアレイ, ETERNUS DX200Fの場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX900 S5, DX8900 S4, DX8000 S3 seriesの場合はCE番号(16進大文字)とCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。

-csv

ポート情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

-expand

iSCSIポートの情報に以下を追加して表示します。

  • IPv6リンクローカルアドレス

  • IPv6コネクトIPアドレス

  • IPv6ゲートウェイ

  • TFOステータス

追加する情報は、本ソフトウェアのバージョンレベルに依存します。本ソフトウェアをアップグレードすると、表示される情報が増える可能性があります。
本オプションは-portオプションを指定した場合だけ、指定できます。

pingオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-port portID

iSCSIポートのポートIDを指定します。

ポートIDは、ETERNUS DX60 S2の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX S5 series (DX900 S5を除く), DX S4 series (DX8900 S4を除く), DX S3 series (DX8000 S3 seriesを除く), DX S2 series (DX60 S2を除く), ETERNUS AF オールフラッシュアレイ, ETERNUS DX200Fの場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX900 S5, DX8900 S4, DX8000 S3 seriesの場合はCE番号(16進大文字)とCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。

-target targetIpAddr

IP到達状況を確認するサーバのIPアドレスを指定します。

-count pingCount

IP到達状況を確認するために発行するpingの実行回数を、1~10の範囲で指定します。pingが一度でも異常応答を返した場合は失敗と表示されます。pingがすべて正常応答を返した場合は成功と表示されます。

本オプション省略時は、pingを1回実行します。

-csv

ポート情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.8 storageadm progress (進捗に関するコマンド)

名前

storageadm progress - 進捗情報の表示

形式

storageadm progress volumeformat -ipaddr ipAddr { [-volume volumeNumber[,volumeNumber,…]] | [-all] } [-csv]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm progress

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm progress

機能説明

本製品に登録されているETERNUS ディスクアレイの、ボリュームのフォーマット進捗情報を表示します。

コマンドパラメーターにストレージ装置のIPアドレス、ボリューム番号を指定することで、ボリュームのフォーマット進捗情報を表示します。

オペランド

volumeformat

フォーマット進捗を表示します。

オプション

volumeformatオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-volume volumeNumber[,volumeNumber,…]

出力するボリューム番号を10進数または16進数で指定します。
ボリューム番号を複数指定する場合は、コンマ(",")で区切って指定します。例えば、10番と16番の場合、10進数では“-volume 10,16”、16進数では“-volume 0xa,0x10”のように記述します。

指定したボリュームのフォーマット進捗情報(フォーマット完了、未実施を含みます)を表示します。

指定したボリュームが存在しない場合、エラーにならず、そのボリュームの情報が表示されません。

本オプション省略時は、すべてのボリューム内でフォーマット中のボリュームの進捗情報を表示します。ただし、-allオプション指定時は、フォーマット中以外(完了、未実施)の進捗情報を含めて表示します。

本オプションは、-allオプションと同時に指定できません。

-all

フォーマット中以外(完了、未実施)の進捗情報を含めて表示します。
本オプション省略時は、フォーマット中のボリュームだけの進捗情報を表示します。

本オプションは、-volumeオプションと同時に指定できません。

-csv

フォーマット進捗情報をCSV形式で表示します。
本オプション省略時は、表形式で表示します。

-volumeオプション、-allオプションの指定有無による表示内容は、以下のとおりです。

-volumeオプション
の指定

-allオプションの指定

あり

なし

あり

(指定できません)

指定したボリュームが表示対象となり、フォーマット完了、未実施のボリュームを含めて表示します。

なし

装置内のすべてのボリュームが表示対象となり、フォーマット完了、未実施のボリュームを含めて表示します。

装置内のすべてのボリュームが表示対象となりますが、フォーマット中のボリュームだけを表示します。

使用例

注意事項

13.1.2.9 storageadm perfctl (性能監視に関するコマンド)

名前

storageadm perfctl - 性能監視の操作

形式

storageadm perfctl start -ipaddr ipAddr [-interval time]
storageadm perfctl stop -ipaddr ipAddr
storageadm perfctl status -ipaddr ipAddr

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm perfctl

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm perfctl

機能説明

ETERNUS NR1000F seriesに対して、性能監視を開始/停止、または性能監視状態を表示します。

オペランド

start

性能監視を開始します。

stop

性能監視を停止します。

status

性能監視状態を表示します。

オプション

startオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-interval time

性能の監視間隔(秒単位)を、10、30、60、300のどれかで指定します。
10、30、60、300以外の値を指定した場合は、以下の規則で監視間隔を設定します。ただし、負の値および2147483648以上の値を指定した場合は、コマンドがエラーとなります。

指定した値

設定される監視間隔

time = 0

30秒

0 < time ≦ 10

10秒

10 < time ≦ 30

30秒

30 < time ≦ 60

60秒

60 < time

300秒

本オプション省略時は、30秒間隔で監視します。

stopオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

statusオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

使用例

注意事項

13.1.2.10 storageadm device (装置に関するコマンド)

名前

storageadm device - 装置の操作

形式

storageadm device unlock -ipaddr ipAddr [-s]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm device

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm device

機能説明

ストレージ装置のロックを解除します。

オペランド

unlock

ストレージ装置のロックを解除します。

オプション

unlockオペランドのオプション
-ipaddr ipAddr

ストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

使用例

注意事項