ポートゾーニングでも運用可能ですが、「4.2.1 Brocadeファイバーチャネルスイッチ」で記述しているように完全なゾーニングセキュリティ管理を実現するため、本製品では1対1のWWPNゾーニング設定を推奨します。1対1のWWPNゾーニングへの変更方法は、以下のとおりです。
すべてのスイッチポートに監視対象の装置がすべて接続されていることを確認してください。
sanma.confファイルを変更します。「A.2 sanma.confパラメーター説明」を参照してSET_SW_ZONING_ALWAYSを"1"に設定してください。
Webコンソールで設定ファイルの更新を実施するか、マネージャーを再起動して、当ファイルの内容を反映します。
運用管理サーバでstorageadm zoneコマンドを実行し、ポートゾーニングに対応するアクセスパスを追加します。
アクセスパスの追加が完了した後、Webコンソールで対象のファイバーチャネルスイッチに対して[設定の再読み込み]を実施します。その後、Webコンソールでポートゾーニングと同じ内容を示すWWPNゾーニングが表示されていることを確認し、指定のポートゾーニングを削除します。
注意
複数ポートゾーニング設定の場合は、それぞれに対応するWWPNゾーニングを設定するまで複数ポートゾーニングを削除しないように注意してください。
手順3から手順4を繰り返してください。
必要に応じて、手順2で設定した設定を元に戻してください。
ゾーニングの設定変更は、ファイバーチャネルスイッチのWEBTOOLSのゾーンアドミニストレーション画面やCLIでも実施できます。