対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V11.0L10以降
Solaris版:11.0以降
Linux版:V11.0L10以降
原因
サービス稼働監視では、監視に使用するスクリプト名を表示していないためです。
対処方法
以下の方法で、監視に使用するスクリプト名を表示できます。
サービス稼動監視でHTTPおよびTTPSサービスの監視に使用するスクリプト(snmsmt.swt)の190行目の以下の記述を修正します。
set Message [ format "%s:MpNsagtMain: ERROR: 2001: サービス稼動監視で%sサービスが停止しました。(監視元:%s、監視先:%s、エラーコード:%d)" $OSType $service $localhost $host $errcode ]
formatコマンドに続くダブルクォーテーション(")で囲まれた文字列内に「%s」を追加することで可変のパラメタ文字列を出力することができます。スクリプト名を出力する場合は、ダブルクォーテーション(")で囲まれた文字列のあとにパラメタとして「[info script]」を追加します。
出力する内容は、ダブルクォーテーション(")以降に指定されている順番で、型指定文字(%s, %d)に表示されます。
[修正例] メッセージに「スクリプト名:」を追加する場合
set Message [ format "%s:MpNsagtMain: ERROR: 2001: サービス稼動監視で%sサービスが停止しました。(監視元:%s、監視先:%s、エラーコード:%d、スクリプト名:%s)" $OSType $service $localhost $host $errcode [info script]]