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Interstage Shunsaku Data Manager V9.0.6 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

O.2 ShunSetConnectAttr

関数引数の属性に指定できる値が、V9.0.2で一部変更になりました。
以下に、V9.0.1以前の仕様を示します。

機能

コネクションハンドルに、属性を設定します。

本関数によって設定された属性は、再度本関数によって設定されるか、ShunFreeHandle関数によって属性を設定したコネクションハンドルが解放されるまで有効です。


記述形式

#include "libshun.h"

int ShunSetConnectAttr( SHUNHCON    ConH,
                        int         Attr,
                        int         Value );

パラメタの説明

データ型

パラメタ

用途

説明

SHUNHCON

ConH

入力

属性を設定するコネクションハンドルを指定します。

int

Attr

入力

以下の属性を指定します。

int

Value

入力

属性に設定する値を指定します。

属性がSHUN_ATTR_AUTOCOMMITの場合

  • SHUN_TRUE

  • SHUN_FALSE

属性がSHUN_ATTR_SHUNSAKU_FILEの場合

  • Shunsaku File名


設定可能な属性の詳細を以下に示します。

SHUN_ATTR_AUTOCOMMIT

指定されたコネクションハンドルを用いて実行されるコミットモード属性です。自動コミットの有効、無効を切り替えることができます。

コネクションの確立直後は、自動コミットが有効に設定されています。

  • SHUN_TRUE   :自動コミットを有効に設定

  • SHUN_FALSE  :自動コミットを無効に設定

トランザクション実行中にコミットモード属性が変更されると、トランザクションはその時点でコミットされます。


SHUN_ATTR_SHUNSAKU_FILE

指定されたコネクションハンドルの、接続先のShunsaku Fileを切り替えることができます。

Default Fileに切り替えたい場合は、SHUN_DEFAULT_SHUNSAKU_FILEを指定します。

API用動作環境ファイルに指定したShunsaku Fileに切り替えたい場合は、NULLを指定します。

この場合、属性値は文字列となります。第3パラメタのデータ型はchar*をintにキャストして指定してください。


復帰値

復帰値

説明

SHUN_SUCCESS

関数が正常に終了したことを示します。

SHUN_ERROR

関数の実行時に問題が検出されたことを示します。


関数の利用規則

自動コミットを無効にした状態で、ShunCommitを実行する前に通信エラーなどでアプリケーションが異常終了したり、コネクションが切断されたりした場合、それまでに行った処理は無効になります。

アプリケーションの用途に合わせて、トランザクションのコミットモードを設定してください。

注意

ShunsakuのC APIを使用しているアプリケーションが64ビットの場合、“SHUN_ATTR_SHUNSAKU_FILE”は使用できません。