機能説明
Office配信環境として、Office配信サーバにWebサーバを構築します。
CSがインターネットに接続できない環境の場合に、Office配信サーバ上で使用します。
記述形式
pssetupctr.exe | /setup /dir:Office格納ディレクトリ /log:ログ格納ディレクトリ [/port:ポート番号] |
pssetupctr.exe | /getbw | /setbw:通信帯域の上限値 /log:ログ格納ディレクトリ |
pssetupctr.exe | /unsetup /log:ログ格納ディレクトリ |
オプション
Officeを配信する環境を構築します。
Officeを格納するディレクトリを絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
本コマンドが出力するログを格納するディレクトリを絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
Officeを配信するポート番号を指定します。
本オプションを省略した場合は以下のポート番号を使用します。
50365
Office配信時の通信帯域の上限値を取得し、コマンドの復帰値として返します。
単位はKB/s(キロバイト毎秒)です。
0の場合、帯域の制限を行っていないことを意味します。
Office配信時の通信帯域の上限値を設定します。
設定する単位は、単位はKB/s(キロバイト毎秒)です。
指定できる範囲は0~4000000の整数です。
帯域制御を行わない場合は、0を指定します。
Officeを配信する環境を削除します。
復帰値
0以上:正常終了
-1:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
CSのインストールディレクトリ\common\ctr |
DSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin\C2R |
実行に必要な権限/実行環境
管理者権限で実行します。
本コマンドは、Office配信サーバで実行する必要があります。
注意事項
本コマンドを使用する際には、コマンド格納場所の資材すべてが必要となります。必ずコマンド格納場所の資材一式をコピーしてから使用してください。
/unsetupの時、構築時に/dirで指定したOffice格納ディレクトリも自動的に削除します。必要に応じて退避してください。また、削除されずに残った場合、不要であれば手動で削除してください。
使用例
Office配信サーバにWebサーバとして構築します。
pssetupctr.exe /setup /dir:c:\OfficeContents /log:c:\temp |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.1.10 Office配信環境構築コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。