データレイクを操作するコマンドです。
dashadm datalake register -type s3 -name <データレイク名> [-samluse {on|off}] [-fastcheck {on|off}]
-awsregion <リージョン名> -bucket <バケット名 [-path <パス名>] [-guest {user|none}]
dashadm datalake register -type smb -name <データレイク名> [-fastcheck {on|off}]-uncpath <UNCパス>
[-domain <SMBサーバーのドメイン名>] [-guest {user|none}]
dashadm datalake register -type hdfs -name <データレイク名> [-fastcheck {on|off}] -uri <HDFSデフォルトファイルシステムのURI>
dashadm datalake modify -id <データレイクID> [-name <データレイク名>] [-samluse {on|off}] [-fastcheck {on|off}]
[-crawler {user|password}] [-guest {user|password|none}]
dashadm datalake show
dashadm datalake unregister -id <データレイクID>
ポイント
CrawlerのアクセスキーID、シークレットアクセスキーを対話形式で入力します。
「1.4.2 データレイク、データベースのユーザーの設計」を参照してください。
DASH username、password(Web UIにログインするための管理者権限をもつユーザー名、パスワード)を対話形式で入力します。
「1.4.3 本製品のWeb UIを操作する管理ユーザーの設計」を参照してください。
ユーザーの認証方式によって指定の仕方が異なります。
外部認証を利用し、ADユーザーにマッピングされたAmazon IAMロールの権限でアクセス(SAML連携)する場合
# dashadm datalake register -type s3 -name <データレイク名> -samluse on [-fastcheck {on|off}] -awsregion <リージョン名> -bucket <バケット名> [-path <パス名>] [-guest {user|none}]
Active Directory連携せずに、ユーザーの固有情報を利用しアクセスする場合
# dashadm datalake register -type s3 -name <データレイク名> -samluse off [-fastcheck {on|off}] -awsregion <リージョン名> -bucket <バケット名> [-path <パス名>] [-guest {user|none}]
ユーザー固有の個人認証情報は、Web UIでユーザーごとに設定します。「操作ガイド」の「4.4.3 ユーザーに対する操作」を参照してください。
なお、Active Directory連携したユーザーに個別認証情報を設定することで、個別に設定した認証情報を優先的に使用します。
Active Directory連携していない、かつ、ユーザー固有の認証情報をもっていないユーザーをアクセスさせたい場合、共通の認証情報を -guest user オプションとして登録します。登録することで、AD連携したユーザーではない、ユーザー固有の認証情報を設定していないユーザーは、共通の認証情報でアクセスできます。
UNCパスを指定する場合、区切り文字にバックスラッシュ("\") (注)を指定してエスケープする必要があります。
注: OS環境によっては、表示上は半角円マークになることがありますが、バックスラッシュとして扱われます。
Crawlerのユーザー名、パスワードを対話形式で入力します。
「1.4.2 データレイク、データベースのユーザーの設計」を参照してください。
DASH username、password(Web UIにログインするための管理者権限をもつユーザー名、パスワード)を対話形式で入力します。
「1.4.3 本製品のWeb UIを操作する管理ユーザーの設計」を参照してください。
ユーザーの認証方式によって指定の仕方が異なります。
外部認証を利用し、Active Directory連携したユーザーでアクセスする場合
# dashadm datalake register -type smb -name <データレイク名> [-fastcheck {on|off}] -uncpath <UNCパス> -domain <SMBサーバーのドメイン名> [-guest {user|none}]
Active Directory連携せずに、ユーザーの固有情報を利用しアクセスする場合
# dashadm datalake register -type smb -name <データレイク名> [-fastcheck {on|off}] -uncpath <UNCパス> [-guest {user|none}]
ユーザー固有の個人認証情報は、Web UIでユーザーごとに設定します。「操作ガイド」の「4.4.3 ユーザーに対する操作」を参照してください。
なお、Active Directory連携したユーザーに個別認証情報を設定することで、個別に設定した認証情報を優先的に使用します。
Active Directory連携していない、かつ、ユーザー固有の認証情報をもっていないユーザーをアクセスさせたい場合、共通の認証情報を -guest user オプションとして登録します。登録することで、AD連携したユーザーではない、ユーザー固有の認証情報を設定していないユーザーは、共通の認証情報でアクセスできます。
データレイクの種別を指定します。
データレイクの名前を指定します。
半角英数字、エクスクラメーションマーク("!")、丸括弧"()"、アンダースコア("_")、ハイフン("-")、シングルクォーテーション(')で構成された32文字以内の文字列を指定します。
Amazon S3のリージョン名を指定します。-type s3の場合に指定が必要です。
SAML連携の有効、無効を指定します。
登録(register)時に本オプションを省略した場合は、有効(on)です。
設定変更(modify)時に本オプションを省略した場合は、現在の設定値(on または off)を変更しません。
検索権限チェック高速化の使用有無を指定します。
登録(register)時に本オプションを省略した場合は、無効(off)です。
設定変更(modify)時に本オプションを省略した場合は、現在の設定値(on または off)を変更しません。
注意
本オプションを有効にした場合、検索結果の最初に出てきたアイテムの権限チェック結果を後続のアイテムに適用し 権限チェックを高速化します。
そのため本オプションを有効にしたデータレイクの一部のアイテムだけにアクセス権を持つユーザーに対し、 データレイクのすべてのメタデータを公開する可能性があります。
本オプションは全体に均一なアクセス権限が設定されているデータレイクで使用してください。
Amazon S3のバケット名を指定します。-type s3の場合だけ指定できます。
データレイクのルートディレクトリーとするAmazon S3のフォルダーパス名を指定します。-type s3の場合だけ指定できます。
省略時は、"/"が指定されます。
例
Amazon S3バケットの dirA/ 配下を登録する場合、-path /dirA/と指定します。
注: OS環境によっては、表示上は半角円マークになることがありますが、バックスラッシュとして扱われます。
例
\\\\smb.example.com\\share\\directory\\
SMB データレイクの操作では、Crawlerのユーザー名、またはパスワードを対話形式で入力します。
HDFS データレイクの操作では、本製品の管理者のユーザー名、パスワードを対話形式で入力します。
userを指定する場合、対話形式でユーザー名とパスワードを入力します。
passwordを指定する場合、対話形式でパスワードを入力します。
Guestのユーザー名、またはパスワードを対話形式で入力します。
省略した場合、Guestユーザーは設定しません。
Amazon S3の場合、ユーザー名にGuestのアクセスキーID、パスワードにGuest用のシークレットアクセスキーを入力します。
項目 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
id | データレイクのID |
データレイク登録時に本製品が自動採番するIDです。 1から順に採番されます。 |
label | データレイク名 | 登録時に指定したデータレイク名を表示します。 |
type |
データレイクの種別 以下のどれかを表示します。
|
各表示の意味は以下のとおりです。
|
amazons3_uri | Amazon S3データレイクのURI | s3の場合だけ表示されます。 |
amazons3_saml_use | SAML連携の有効無効表示 | s3の場合だけ表示されます。 |
cifs_domain | SMBサーバーのドメイン名 | smbの場合だけ表示されます。 |
cifs_uncpath | SMBサーバーのUNCパス | smbの場合だけ表示されます。 |
hdfs_uri | HDFSデフォルトファイルシステムのURI | hdfsの場合だけ表示されます。 |
fast_check | 検索権限チェック高速化の有効無効表示 |
検索権限チェック高速化の有効、無効を表示します。
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crawler | Crawlerユーザー情報 |
データレイクの種類に応じて、以下のように表示されます。
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guest | Guestユーザー情報 |
データレイクの種類に応じて、以下のように表示されます。
|