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Data Analytics Smarter Hub V1.1.0 導入・運用・保守ガイド
FUJITSU Software

1.4.2 データレイク、データベースのユーザーの設計

データレイク、データベースでは以下の役割をもったユーザーを使用します。

表 1.6 ユーザーの役割と用途
役割 必要可否 用途
Crawler 必須

本製品がデータレイク、データベース上のファイルやディレクトリーのメタデータを収集するユーザーのことです。

本製品にデータレイク、データベースを登録する場合に必要です。

本製品で取り込む必要のあるすべてのファイル、ディレクトリーに対して参照権限を設定します。

Guest 任意

内部認証を利用する際、本製品にログインしているユーザーが、データレイク、データベースへの接続情報を登録していない場合、データレイクに接続するためのユーザーです。

全ユーザーに共通のアクセス権を付与する場合などに利用できます。

Crawler、Guestには以下を設定します。

SMBデータレイクのユーザー 【SMBデータレイクの場合】

本製品を利用してSMBデータレイクにアクセスするために、SMBデータレイク上に以下のユーザーが必要です。

AWSアクセスキー【Amazon S3データレイク、Amazon Athenaのデータベースの場合】

Amazon S3データレイク、Amazon Athenaのデータベースに対して、本製品を利用してデータクロール(メタデータの収集処理)するためにIAMユーザーの作成が必要です。IAMユーザーに対してAWSアクセスキー(アクセスキーID、シークレットキー)を発行する必要があります。