サーバ負荷分散装置において、送信元IPアドレスまたはサブネットワーク番号ごとに負荷分散ルールを設定することで、端末ごとに異なる富士通メインフレームへの振分けを行うことができます。
端末ごとに特定の富士通メインフレームへ振分けを行う場合、NETSTAGE/FICおよびサーバ負荷分散装置では、以下のように設定します。
NETSTAGE/FICでは、富士通メインフレームとの接続に使用する自IPアドレス(shost定義文)は、端末定義(vlu定義文)ごとに指定できます。特定の富士通メインフレームへ振分けを行う端末ごとに異なる自IPアドレス(shost定義文)を指定します。
サーバ負荷分散装置では、NETSTAGE/FICのそれぞれのIPアドレスまたはサブネットワーク番号に対して、対応する富士通メインフレームへの振分けを行うよう負荷分散ルールを定義します。
図1.17 端末ごとに特定の富士通メインフレームへ振分け