Java EE 5実行環境とJava EE 7実行環境における機能の違いを下表に示します。
機能名 | Java EE 5実行環境 | Java EE 7実行環境 | 備考 |
---|---|---|---|
サポートJava VM | J2SE 5.0、Java SE 6 | Java SE 8 | |
リポジトリの同期化処理 | ○ | ○ | |
Java EE運用環境の初期化 | ○ | × | |
複数プロセス運用 | ○ | ○ | |
自動再起動 | ○ | ○ | |
最大処理時間監視 | ○ | ○ | |
レスポンス監視 | ○ | ○ | |
予兆監視 | ○ | ○ | |
Javaヒープ/Permanent世代領域不足時の制御 | ○ | ○ | |
DASサービスの監視 | × | ○ | |
起動停止出口処理 | × | ○ | |
OS起動時のInterstage Java EE DASサービスの自動起動 | ○ | ○ | Java EE 7では起動停止出口処理で行ってください。 |
メッセージブローカのEMBEDDED運用 | × | ○ | システム稼働に向けたテストおよびシステム稼働は、メッセージブローカのREMOTE運用で行ってください。 |
JMS接続サービスにおけるスレッドプール管理の共有モデル | ○ | × | 詳細については「メッセージブローカ上でのスレッドプール管理のスレッドモデルについて」を参照してください。 |
JAX-RS | × | ○ | |
Webサーバーコネクタが通信可能なWebサーバー | Interstage HTTP Server | Interstage HTTP Server 2.2 | |
Webサーバーコネクタのコマンドによる振り分け操作と状態表示 | ○ | × | |
セッションリカバリ | ○ | ○ | |
JSP事前コンパイル | ○ | ○ | |
オブジェクトリファレンスのキャッシュ機能 | ○ | × | 詳細については「オブジェクトリファレンスのキャッシュ」を参照してください。 |
他ネーミングサービス連携機能 | ○ | ○ | |
J2EE連携 | ○ | × | 「第13章 J2EEからJava EE 7への移行」を参照してJ2EEのアプリケーションをJava EE 7のアプリケーションに移行してください。 |
CORBAサービスアプリケーション呼出し | ○ | ○ | |
IIOPアクセスログ | ○ | ○ | |
IIOPのリクエストの振り分け制御 | ○ | × | |
IPCOMを利用したIIOP通信 | ○ | ○ | |
IIOP通信クライアントの無通信監視機能 | ○ | ○ | |
IIOPクライアント認証 | ○ | × | |
Symfowareの監査証跡 | ○ | × | |
ログイン認証 | OSレルム、ldapレルム、fileレルム | fileレルム、ldapレルム | |
マスターパスワード | × | ○ | |
運用可能なユーザー | ○ | ○ | 動作の違いは、「14.2.2 運用可能なユーザーについて」を参照してください。 |
プロセスの実効権限 | ○ | ○ | |
Java VMログ | ○ | ○ | |
アプリケーションからJava ロギングAPIを使用してログ出力 | × | ○ | |
Webサーバーコネクタのログ | ○ | ○ | |
メッセージブローカのアクセスログ | ○ | × | 詳細については「メッセージブローカのアクセスログについて」を参照してください。 |
Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能 | ○ | ○ | 動作の違いは「14.2.5 EJBアプリケーション/JNDIについて」を参照してください。 |
EJB/JTAメソッドログ | ○ | × | |
データベーステーブル自動生成機能 | ○ | ○ | 動作の違いは「14.2.7 JPAについて」を参照してください。 |
EJBディスパッチ機能 | ○ | × | |
ライフサイクルモジュール | ○ | ○ | |
ディレクトリ展開済みアプリケーションの配備 | ○ | ○ | |
配備時のアプリケーションの検証 | ○ | × | |
アプリケーションの展開/展開解除 | ○ | × | |
アプリケーションのオートリロード | ○ | ○ | |
モニタロギング | ○ | ○ | |
プロファイラ | ○ | × | |
クラスタ連携 | ○ | ○ | |
Oracle RAC連携 | ○ | ○ |