本製品のバージョンによって、サポート対象の規約、使用できるJavaバージョンやWebサーバーを経由する運用において利用可能なWebサーバーが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。
Java EE 5機能  | Java EE 7機能  | ||
|---|---|---|---|
製品バージョン  | V9.2/V9.3/V10  | V11  | V12  | 
Servlet規約  | 2.5  | 3.1  | |
JSP規約  | 2.1  | 2.3  | |
EJB規約  | 3.0  | 3.2  | |
Javaバージョン  | 5.0 6.0  | 6.0  | 8.0  | 
Webサーバー  | Interstage HTTP Server Microsoft(R) Internet Information Services  | Interstage HTTP Server 2.2  | |
Java EE 5機能の資源とJava EE 7機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、Java EE 5機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJava EE 7機能で運用するためには、Java EE 7機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。
Interstage HTTP ServerとInterstage HTTP Server 2.2は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Serverで使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.2で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.2をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.2の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」の「第3章 環境設定」を参照してください。

Java EE 5機能とJava EE 7機能ではコマンドでの操作方法が異なります。必ずJava EE 7機能のasadminコマンドを使用してください。asadminについては、「10.1 asadmin」を参照してください。