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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

14.1.1 実行環境の違い

本製品のバージョンによって、サポート対象の規約、使用できるJavaバージョンやWebサーバーを経由する運用において利用可能なWebサーバーが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。

Java EE 5機能

Java EE 7機能

製品バージョン

V9.2/V9.3/V10

V11

V12

Servlet規約

2.5

3.1

JSP規約

2.1

2.3

EJB規約

3.0

3.2

Javaバージョン

5.0

6.0

6.0

8.0

Webサーバー

Interstage HTTP Server

Microsoft(R) Internet Information Services

Interstage HTTP Server 2.2

Java EE 5機能の資源とJava EE 7機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、Java EE 5機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJava EE 7機能で運用するためには、Java EE 7機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。

Webサーバについて

Interstage HTTP ServerとInterstage HTTP Server 2.2は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Serverで使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.2で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.2をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.2の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」の「第3章 環境設定」を参照してください。

Java EE 5機能とJava EE 7機能ではコマンドでの操作方法が異なります。必ずJava EE 7機能のasadminコマンドを使用してください。asadminについては、「10.1 asadmin」を参照してください。