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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

13.2.14 管理コンソールについて

運用操作

管理コンソールの運用操作について、以下の違いがあります。

J2EE機能

Java EE 7機能

Interstage管理コンソールを使用して運用操作を行います。

各種定義編集/操作は、「Interstage JMXサービス」で行います。

このため、Interstage管理コンソールを運用する際には、あらかじめ「Interstage JMXサービス」を起動しておく必要があります。

Interstage Java EE 7管理コンソールを使用して運用操作を行います。

各種定義編集/操作は、Interstage Java EE 7管理コンソールが動作する「Interstage Java EE 7 DASサービス」上で行われます。

このため、Interstage Java EE 7管理コンソールを運用する際には、あらかじめ「Interstage Java EE 7 DASサービス」を起動しておく必要があります。


メッセージの扱い

管理コンソールにおけるメッセージの扱いについて、以下の違いがあります。

J2EE機能

Java EE 7機能

各種操作に対するメッセージは、メッセージ表示域(画面右下のフレーム)に蓄積されて表示されます。

各種操作に対するメッセージは、画面情報に表示されます。過去に出力されたメッセージについてはInterstage Java EE 7 DASサービスのサーバーログを参照してください。


管理コンソールの参照方法

管理コンソールへアクセスするために指定するURLについて、以下の違いがあります。

ホスト名には、本製品をインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。ポート番号の初期値は、J2EE機能は12000、Java EE 7機能は12021です。Java EE 7機能におけるポート番号についての詳細は、「6.14.3 ポート番号」を参照してください。


ログインユーザ権限および認証方式

管理コンソールのログイン認証方式について、以下の違いがあります。また、認証方式の初期値は、J2EE機能はOS認証、Java EE 7機能はfileレルム認証です。

J2EE機能

Java EE 7機能

以下のユーザリポジトリに対してログイン認証を行います。

  • OSに登録されているユーザリポジトリ

  • ディレクトリサービスに登録されているユーザリポジトリ

詳細は、「運用ガイド(基本編)」の「Interstage管理コンソールによるInterstage運用」-「ログインユーザの権限」を参照してください。

以下のログイン認証を利用できます。

  • fileレルム(fileに登録されているユーザリポジトリを利用)

  • ldapレルム(ディレクトリサービスに登録されているユーザリポジトリを利用)

詳細は、「5.2 Java EE 7運用環境のセキュリティ機能」を参照してください。


セッションタイムアウト時間

管理コンソールのセッションタイムアウト時間について、以下の違いがあります。また、セッションタイムアウト時間の初期値は、J2EE機能は30分、Java EE 7機能は60分です。

J2EE機能

Java EE 7機能

「運用ガイド(基本編)」の「Interstage管理コンソール」-「Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ」-「セッションタイムアウト時間のカスタマイズ」を参照してください。

6.14.1 セッションタイムアウト」を参照してください。


SSL定義

管理コンソールのSSL定義について、以下の違いがあります。また、いずれの機能も初期値はSSLを使用する設定となっていますが、Java EE 7機能はSSLを無効化できません。

J2EE機能

Java EE 7機能

「運用ガイド(基本編)」の「Interstage管理コンソール」-「Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ」-「Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ」を参照してください。

5.2.9 運用管理操作の暗号化通信」を参照してください。


チューニング

移行時には、Interstage Java EE 7管理コンソールに対してもチューニングをしてください。

詳細は「6.14 Interstage Java EE 7管理コンソールのチューニング」を参照してください。