コネクタサービスで異常検出時に出力される例外情報について説明します。
例外メッセージに出力される原因や対象オブジェクト名を参考に対処を行ってください。
例外のスタックトレースに「Caused by:」に続いて別の例外のスタックトレースが出力される場合があります。
根本原因を表していますので、根本原因の例外情報もあわせて確認してください。
例外の説明
[意味]
コネクタサービスの処理中に異常を検出しました。
[原因]
以下の原因が考えられます。
例外メッセージが「JMS resource not created : {0} 」の場合
可変情報{0}のJMSリソース生成に失敗しました。定義に誤りがある可能性があります。
例外メッセージが「Failed to start resource adapter」の場合
リソースアダプタの起動に失敗しました。リソースアダプタのstart()メソッドの実行時に例外が発生した可能性があります。
[ユーザの対処]
以下の対処を行ってください。
例外メッセージが「JMS resource not created : {0} 」の場合
EJB規約を参照して、deployment descriptor(ejb-jar.xml)定義を確認し誤りを修正してください。
Message-driven Beanの場合は、「2.9.2 Message-driven Beanの実行環境」を参照して、「3.2.1.3 Interstage EJB application deployment descriptor (glassfish-ejb-jar.xml)」定義を確認し誤りを修正してください。
例外メッセージが「Failed to start resource adapter」の場合
根本原因の例外情報から原因を特定し、原因を取り除いてからコネクタの再活性処理を行ってください。