Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド

11.65.2 RAR5100番台のメッセージ

ERROR: RAR5101 : Exception while instantiating {0}

[可変情報]

{0}: データソースクラス名

[意味]

データソースオブジェクトのインスタンス化の処理中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBCドライバのクラスパスの設定を見直してください。また、SecurityManagerのポリシーが適切か確認してください。

ERROR: RAR5102 : Access error while instantiating {0}

[可変情報]

{0}: データソースクラス名

[意味]

データソースオブジェクトのインスタンス化の処理中にアクセスエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBCドライバのクラスパスの設定を見直してください。

ERROR: RAR5103 : Error setting java bean value : {0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

追加プロパティの値を設定中にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBC接続プールに指定した追加プロパティのプロパティ名や値が適切か確認してください。

ERROR: RAR5104 : Not a valid type for this method : {0}

[可変情報]

{0}: 追加プロパティの値

[意味]

追加プロパティに指定された値のデータ型が不正です。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBC接続プールに指定した追加プロパティのプロパティ名や値が適切か確認してください。特に、数値型の値を指定するプロパティに数値型以外の値を指定していないか、確認してください。

ERROR: RAR5105 : Connection Error Occurred : {0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

接続エラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

接続検証の検証方法にisValidまたはtable以外を指定していないか、確認してください。もし、検証方法にtableを選択している場合、テーブル名が適切か確認してください。データベースの起動状態を確認し、データベースとIJServerクラスタまたはInterstage Java EE 7 DASサービスを再起動してください。

ERROR: RAR5108 : Error while getting transaction isolation level :{0}

[可変情報]

{0}: トランザクション遮断レベル

[意味]

トランザクション遮断レベルの取得時にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

データベースが起動しているか確認してください。

ERROR: RAR5109: Error while setting transaction isolation level.

[意味]

トランザクション遮断レベルの設定中にJDBCドライバがSQLExceptionを返却しました。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

以下の対処を実施してください。

• JDBC接続プールのトランザクション遮断レベルの設定が正しいか確認してください。

• JDBC接続プールで指定したトランザクション遮断レベルが、JDBCドライバでサポートされているか確認してください。

ERROR: RAR5110 : Error creating managed Connection with user and password : {0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

ユーザー名およびパスワードを指定した物理接続の生成時にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

データベースが起動しているか確認してください。JDBC接続プールに指定した追加プロパティの設定が適切か確認してください。

ERROR: RAR5111 : Error casting to javax.sql.Datasource :{0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

データソースをjavax.sql.Datasource型へキャスト時にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBC接続プールで指定したデータソースクラスがjavax.sql.Datasourceインタフェースを実装しているか確認してください。

ERROR: RAR5112 : Error casting to javax.sql.XADatasource : {0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

データソースをjavax.sql.XADatasource型へキャスト時にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

JDBC接続プールで指定したデータソースクラスがjavax.sql.XADatasourceインタフェースを実装しているか確認してください。

WARNING: RAR5114: Error allocating connection : [{0}]

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

コネクションの割り当てに失敗しました。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

詳細情報を参考にして原因を取り除いてください。

WARNING: RAR5117: Failed to obtain/create connection from connection pool [ {0} ]. Reason : {1}

[可変情報]

{0}:コネクションプール名
{1}:例外情報

[意味]

コネクションプールからのコネクション取得に失敗しました。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

例外情報を参考にして原因を取り除いてください。

INFO: RAR5118 : isValid based validation detected invalid connection.

[意味]

検証方法にisValidを使用した接続検証で、不正な接続を検出しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

データベースが起動中か確認してください。また、データベースとIJServerクラスタまたはInterstage Java EE 7 DASサービスの間のネットワーク状態が正常か確認してください。データベースのログ情報から原因を特定し、原因を取り除いて再度処理を実行してください。

WARNING: RAR5119: Failed to output access information to audit database. MSG= {0}

[可変情報]

{0}: エラー情報

[意味]

監査ログへのアクセス情報の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

エラー情報を参考に原因を取り除いてください。

WARNING: RAR5199 : The JDBC driver does not support isValid method

[意味]

現在のドライバはisValidメソッドをサポートしていません。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

以下のいずれかの方法で対処してください。

• isValidメソッドをサポートするJDBCドライバを設定してください。

• 検証方法をtableに変更してください。