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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.44.10 JSSR32000番台のメッセージ

Session Registry Clientのメッセージです。


JSSRC: WARNING: JSSR32001: The processing request to Session Registry Server was prevented. server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: 警告: JSSR32001: Session Registry Serverへの処理要求を抑止します。 server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Server<server>の状態、またはIJServerクラスタとSession Registry Serverとの間のネットワークの異常を検出したため、Session Registry Serverへの処理要求を抑止します。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

本メッセージ以降、Session Registry Serverへの処理要求を行いません。つまり、セッションのバックアップやリカバリを行いません。
問題が解決すれば、自動的に抑止は解除されます。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: INFO: JSSR32002: The processing request to Session Registry Server has started. server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: 情報: JSSR32002: Session Registry Serverへの処理要求を開始します。 server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Server<server>への処理要求を開始します。

[システムの処理]

処理要求の開始後、Session Registry Serverとの間で整合性確認が行われ、セッションのバックアップを行うようになります。


JSSRC: WARNING: JSSR32003: An abnormality was detected in Session Registry Server. server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: 警告: JSSR32003: Session Registry Serverの異常を検出しました。 server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Serverの異常を検出しました。

[原因]

Session Registry Serverで異常が発生しています。
Session Registry Serverのログに出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

Session Registry Serverのログに出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

Session Registry Serverのログに出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: WARNING: JSSR32101: Session consistency check was not performed. server=%s1 apl=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 警告: JSSR32101: セションの整合性確認が行われていません。 server=%s1 apl=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : 内部情報
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

IJServerクラスタとSession Registry Server<server>との間で、Webアプリケーション<apl>のセッションの整合性確認が行われていません。

[原因]

  • IJServerクラスタとSession Registry Serverとの通信で異常発生後、通信は復旧しましたがセッションの整合性確認が行われていません。

  • 以下の後、セッションの整合性確認が行われていません。

    • Session Registry Serverの再起動

    • IJServerクラスタの再起動、またはアプリケーションプロセス異常終了後の再起動

    • モジュールの再配備

[システムの処理]

整合性確認が一定時間以内に自動的に行われます。
整合性確認によりIJServerクラスタのセッションはSession Registry Serverにバックアップされ、また、他のIJServerクラスタでリカバリして処理されているセッションは、一意性を保証するため、このIJServerクラスタからは削除されます。

[ユーザの対処]

なし。


JSSRC: INFO: JSSR32102: Session consistency check processing has started. server=%s1 apl=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: 情報: JSSR32102: セションの整合性確認処理を開始しました。 server=%s1 apl=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

IJServerクラスタとSession Registry Server<server>との間で、Webアプリケーション<apl>のセッションの整合性確認処理を開始しました。

[システムの処理]

整合性確認を行います。
整合性確認によりIJServerクラスタのセッションはSession Registry Serverにバックアップされ、また、他のIJServerクラスタでリカバリして処理されているセッションは、一意性を保証するため、このIJServerクラスタからは削除されます。


JSSRC: INFO: JSSR32103: The session consistency check is complete. server=%s1 apl=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: 情報: JSSR32103: セションの整合性確認が完了しました。 server=%s1 apl=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

IJServerクラスタとSession Registry Server<server>との間で、Webアプリケーション<apl>のセッションの整合性確認が完了しました。

[システムの処理]

Session Registry Serverへのバックアップを行うようになります。


JSSRC: ERROR: JSSR32104: The session consistency check failed. server=%s1 apl=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: エラー: JSSR32104: セションの整合性確認に失敗しました。 server=%s1 apl=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : 内部情報
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

IJServerクラスタとSession Registry Server<server>との間で、Webアプリケーション<apl>のセッションの整合性確認に失敗しました。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: INFO: JSSR32105: The session consistency check request was received from Session Registry Server. server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: 情報: JSSR32105: Session Registry Serverからのセション整合性確認要求を受け付けました。 server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Serverからのセッションの整合性確認要求を受け付けました。
Session Registry Serverを再起動した場合や、Session Registry ServerがIJServerクラスタとの間のネットワークの異常を検出していた場合に要求が発生します。

[システムの処理]

セッションの整合性確認を実施します。


JSSRC: ERROR: JSSR32201: The session backup failed. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: エラー: JSSR32201: セションのバックアップに失敗しました。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Webアプリケーション<apl>のセッション<sessionid>のバックアップに失敗しました。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

該当セッションの最新状態(セッション破棄を含む)はSession Registry Serverに反映されていません。
このIJServerクラスタがダウンしたなど、セッションのリカバリが必要となった場合、セッションを継続できない、または破棄済みや、古い状態のセッションがリカバリされることがあります。
IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージも参照してください。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: ERROR: JSSR32202: The sessions backup failed. server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: エラー: JSSR32202: セションのバックアップに失敗しました。 server=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Server<server>へのセッションの一定間隔バックアップに失敗しました。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

セッションの最新状態(セッション破棄を含む)はSession Registry Serverに反映されていません。
このIJServerクラスタがダウンしたなど、セッションのリカバリが必要となった場合、セッションを継続できない、または破棄済みや、古い状態のセッションがリカバリされることがあります。
IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージも参照してください。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: ERROR: JSSR32203: There was a session that could not be backed up. apl=%s1 sessionid=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: エラー: JSSR32203: バックアップできないセションがあります。 apl=%s1 sessionid=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : Webアプリケーション名
%s2 : セッションID
%s3 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

Webアプリケーション<apl>のセッション<sessionid>がバックアップできません。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

該当セッションのバックアップは行われません。
セッションのリカバリが必要となった場合、セッションを継続できない、または破棄済みや、古い状態のセッションがリカバリされることがあります。
他のセッションについては影響なく、バックアップが行われ、リカバリが可能です。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: ERROR: JSSR32211: The session recovery failed. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: エラー: JSSR32211: セションのリカバリに失敗しました。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Server<server>からWebアプリケーション<apl>のセッション<sessionid>のリカバリに失敗しました。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

セッションはリカバリされません。アプリケーションでgetSession(false)を行っている場合はnull、それ以外の方法でセッションを取得している場合は新規セッションが返却されます。
以降の動作はアプリケーションに依存します。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: INFO: JSSR32212: The session could not be recovered. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 情報: JSSR32212: セションをリカバリできませんでした。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Webアプリケーション<apl>のセッション<sessionid>をSession Registry Server<server>からリカバリできませんでした。
セッションリカバリのリカバリ範囲については、「Java EEアプリケーション実行環境の提供機能」-「セッションリカバリ機能」-「セッションリカバリ機能のリカバリ範囲」を参照してください。

[システムの処理]

セッションはリカバリされません。アプリケーションでgetSession(false)を行っている場合はnull、それ以外の方法でセッションを取得している場合は新規セッションが返却されます。
以降の動作はアプリケーションに依存します。


JSSRC: INFO: JSSR32213: The session was recovered. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 情報: JSSR32213: セションをリカバリしました。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Webアプリケーション<apl>のセッション<sessionid>をSession Registry Server<server>からリカバリしました。


JSSRC: ERROR: JSSR32301: Failed to switch to the Session Registry Server updated session. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: エラー: JSSR32301: Session Registry Serverへの最新のセションの移動に失敗しました。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Webアプリケーション<apl>の最新のセッション<sessionid>の、Session Registry Server<server>への移動に失敗しました。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

このIJServerクラスタから該当のセッションは消去されます。Session Registry Serverにすでにバックアップされているセッションが別のIJServerクラスタにリカバリされ、使用されます。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: INFO: JSSR32302: Processing for getting the updated session timed out because the session is in use. server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 情報: JSSR32302: 最新セションの取得処理がセション使用中によりタイムアウトしました。 server=%s1 apl=%s2 sessionid=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : Session Registry ServerのIPアドレス:ポート番号
%s2 : Webアプリケーション名
%s3 : セッションID
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Server<server>からWebアプリケーション<apl>の最新セッション<sessionid>の取得要求がありましたが、このIJServerクラスタで該当のセッションを使用中のため、処理がタイムアウトしました。

[システムの処理]

セッションを使用中のため、Session Registry Serverにセッションは受け渡されません。他のIJServerクラスタへセッションはリカバリできません。


JSSRC: ERROR: JSSR32801: Could not serialize the session attribute. sessionid=%s1 key=%s2 class=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: エラー: JSSR32801: セションの属性を直列化できません。 sessionid=%s1 key=%s2 class=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : セッションID
%s2 : 属性キー
%s3 : 直列化できないクラス名
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

セッション<sessionid>の属性にキー<key>で格納されたオブジェクトを直列化できません。直列化できないクラス名は<class>です。

[原因]

セッションに格納したオブジェクト(クラス)のフィールドが参照するオブジェクトが直列化可能ではありません(参照先オブジェクトが更に他のオブジェクトを参照する場合も含みます)。

[システムの処理]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

セッションリカバリ機能を使用する場合は、直列化可能なオブジェクトを格納してください。また、直列化復元する必要のないフィールドには transient 修飾子を付与してください。詳細は、「Java EEアプリケーションの開発」-「アプリケーション作成方法」-「セッションリカバリ機能を利用する場合のWebアプリケーション作成方法」を参照してください。
その他、オブジェクト直列化の詳細については、Java SEのドキュメントの仕様を参照してください。


JSSRC: WARNING: JSSR32802: Could not deserialize the session attribute. sessionid=%s1 key=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 警告: JSSR32802: セションの属性を復元できません。 sessionid=%s1 key=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

[可変情報]

%s1 : セッションID
%s2 : 属性キー
%s3 : 詳細情報
%s4 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s6 : IJServerクラスタのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

[意味]

セッション<sessionid>の属性にキー<key>で格納されたオブジェクトを復元できません。

[原因]

  1. <detail>にjava.io.InvalidClassExceptionが出力されている場合:
    クラスが更新されていますが、更新前のデータを使用できない(互換のない)更新が行われています。

  2. <detail>にjava.lang.ClassNotFoundExceptionが出力されている場合:
    セッションに格納されていたクラスが見つかりません。アプリケーションの更新でクラスが削除されたか、またはクラスパスの設定、アプリケーションの構成に誤りがあります。

  3. <detail>にjava.lang.NoClassDefFoundErrorが出力されている場合:
    セッションに格納されていたクラスが(コンパイル時に)参照していたクラスが見つかりません。クラスパスの設定、またはアプリケーションの構成に誤りがあります。

[システムの処理]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

  1. <detail>にjava.io.InvalidClassExceptionが出力されている場合:
    セッションの属性に格納しているクラスを更新し、再活性やリロードを行った後に更新前のセッションを継続したい場合は、「Java EEアプリケーションの開発」-「アプリケーション作成方法」-「セッションリカバリ機能を利用する場合のWebアプリケーション作成方法」を参照してアプリケーションで対応してください。
    その他、オブジェクト直列化の詳細については、Java SEのドキュメントの仕様を参照してください。

  2. <detail>にjava.lang.ClassNotFoundExceptionが出力されている場合:
    Webアプリケーションの構成(クラスファイルやJARファイルに不足がないか)を確認してください。また、必要であればクラスパスに不足がないか確認してください。

  3. <detail>にjava.lang.NoClassDefFoundErrorが出力されている場合:
    Webアプリケーションの構成(クラスファイルやJARファイルに不足がないか)を確認してください。また、必要であればクラスパスに不足がないか確認してください。

<detail>に出力されているException/Errorの詳細につきましては、Java SEのドキュメントのAPI仕様を参照してください。


JSSRC: WARNING: JSSR32901: The user application was deployed to an invalid virtual server. apl=%s1 virtual-server=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: 警告: JSSR32901: ユーザアプリケーションが誤った仮想サーバに配備されています。 apl=%s1 virtual-server=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : アプリケーション名
%s2 : 仮想サーバ名
%s3 : IJServerクラスタ名
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

ユーザアプリケーションが誤った仮想サーバに配備されています。

[原因]

ユーザアプリケーションの配備時に“--virtualservers=server”オプションを指定していないため、ユーザアプリケーションの配備先仮想サーバの指定に誤りがあります。

[システムの処理]

IJServerクラスタの起動を中止します。

[ユーザの対処]

ユーザアプリケーションをいったん配備解除して、“--virtualservers=server”オプションを指定して配備しなおしてください。


JSSRC: WARNING: JSSR32902 The session recovery control application was deployed to an invalid virtual server. apl=%s1 virtual-server=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: 警告: JSSR32902 セションリカバリ制御アプリケーションが誤った仮想サーバに配備されています。 apl=%s1 virtual-server=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : アプリケーション名
%s2 : 仮想サーバ名
%s3 : IJServerクラスタ名
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

セッションリカバリ制御アプリケーションが誤った仮想サーバに配備されています。

[原因]

セッションリカバリ制御アプリケーションが制御用仮想サーバ以外の仮想サーバに配備されています。

[システムの処理]

IJServerクラスタの起動を中止します。

[ユーザの対処]

セッションリカバリ制御アプリケーションをいったん配備解除して、“--virtualservers=__sessionrecovery”オプションを指定して配備しなおしてください。


JSSRC: ERROR: JSSR32903: The application cannot be used because an error occurred during startup. apl=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: エラー: JSSR32903: 起動時にエラーが発生しているため、アプリケーションを使用できません。 apl=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : 指定されたパス名
%s2 : IJServerクラスタ名
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

起動時にエラーが発生しているため、アプリケーションを使用できません。

[原因]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

IJServerクラスタの起動を中止します。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。


JSSRC: ERROR: JSSR32904: The application cannot be used because the session recovery lifecycle module has not been started. apl=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: エラー: JSSR32904: セションリカバリ用ライフサイクルモジュールが起動されていないため、アプリケーションを使用できません。 apl=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : 指定されたパス名
%s2 : IJServerクラスタ名
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが起動されていないため、アプリケーションを使用できません。

[原因]

セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが起動していません。起動していない原因として以下があります。

  • IJServerクラスタにセッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが定義されていない

  • セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが無効になっている

  • セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールのクラス名に誤りがある

[システムの処理]

IJServerクラスタの起動を中止します。

[ユーザの対処]

  • IJServerクラスタにセッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが定義されていない場合は、セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールを定義してください。

  • セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールが無効になっている場合は、有効にしてください。

  • NCLS-CORE-00052が同時に出力されている場合は、セッションリカバリ用ライフサイクルモジュールのクラス名に誤りがあります。クラス名を見直してください。