ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.44.8 JSSR30000番台のメッセージ

Session Registry Clientのメッセージです。


JSSRC: WARNING: JSSR30001: The environment configuration is incorrect, so the default will be used. definition=%s1 default=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6
JSSRC: 警告: JSSR30001: 環境定義に誤りがあるため、デフォルト値を使用して動作します。 definition=%s1 default=%s2 ijserver=%s3 pno=%s4 pid=%s5 tid=%s6

[可変情報]

%s1 : 定義名
%s2 : デフォルト値
%s3 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s4 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s5 : IJServerクラスタのプロセスID
%s6 : 処理スレッド名

[意味]

環境定義に誤りがあるためデフォルト値を使用して動作します。

[原因]

環境定義に誤りがあります。

[システムの処理]

誤りのあった定義に可変情報のデフォルト値が示す値を採用して、Session Registry Clientの起動を継続します。

[ユーザの対処]

asadminコマンドで定義値を確認後、IJServerクラスタを再起動してください。

環境設定の詳細については「Java EEアプリケーションの運用」-「セッションリカバリ機能の運用方法」-「Session Registry Clientの設定」を参照してください。


JSSRC: ERROR: JSSR30002: Insufficient memory. ijserver=%s1 pno=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRC: エラー: JSSR30002: メモリが不足しています。 ijserver=%s1 pno=%s2 pid=%s3 tid=%s4

[可変情報]

%s1 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s2 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s3 : IJServerクラスタのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名

[意味]

メモリ不足です。

[原因]

  1. メモリ(ヒープ域)不足、システムの実メモリ/スワップ不足です。

  2. ファイル記述子が不足しています。

[システムの処理]

IJServerクラスタのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

  1. 「チューニングガイド」の「JDK/JRE 8のチューニング」-「異常発生時の原因振り分け」-「java.lang.OutOfMemoryErrorがスローされた場合」に記述されている対処を実施し、原因を取り除いてSession Registry Serverを再起動してください。

  2. 不要なアプリケーションを終了するか、システムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。


JSSRC: ERROR: JSSR30999: An unexpected error occurred. detail=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRC: エラー: JSSR30999: 予期しないエラーが発生しました。 detail=%s1 ijserver=%s2 pno=%s3 pid=%s4 tid=%s5

[可変情報]

%s1 : 詳細情報
%s2 : IJServerクラスタ名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s3 : IJServerクラスタのプロセス通番
%s4 : IJServerクラスタのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

[意味]

予期しない異常が発生しました。

[原因]

予期しない異常が発生しました。

[ユーザの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。