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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.44.1 JSSR20000番台のメッセージ

Session Registry Serverのメッセージです。


JSSRS: ERROR: JSSR20001: The environment configuration is incorrect. definition=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR20001: 環境定義に誤りがあります。 definition=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4

[可変情報]

%s1 : 定義名
%s2 : Session Registry Server名
%s3 : Session Registry ServerのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名

[意味]

環境定義に誤りがあります。

[原因]

環境定義に誤りがあります。

[システムの処理]

Session Registry Serverのログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

可変情報の定義名が示す定義を修正してSession Registry Serverを再起動してください。
定義の詳細については、「Java EEアプリケーションの運用」-「セッションリカバリ機能の運用方法」-「Session Registry Serverの設定」を参照してください。


可変情報の定義名に“com.fujitsu.interstage.jservlet.sessionrecovery.serialize.file.path”が出力され、指定値がデフォルトのままの場合、Java EE 7共通ディレクトリとサーバーインスタンス名が長いことにより、上限値である64文字を超過していないか確認してください。詳細は、「4.23.2.1 Session Registry Server用のIJServerクラスタの作成」を参照してください。


JSSRS: ERROR: JSSR20002: Insufficient memory. server=%s1 pid=%s2 tid=%s3
JSSRS: エラー: JSSR20002: メモリが不足しています。 server=%s1 pid=%s2 tid=%s3

[可変情報]

%s1 : Session Registry Server名
%s2 : Session Registry ServerのプロセスID
%s3 : 処理スレッド名

[意味]

メモリ不足です。

[原因]

  1. メモリ(ヒープ域)不足、システムの実メモリ/スワップ不足です。

  2. ファイル記述子が不足しています。

[システムの処理]

Session Registry Serverのログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザの対処]

  1. 「チューニングガイド」の「JDK/JRE 8のチューニング」-「異常発生時の原因振り分け」-「java.lang.OutOfMemoryErrorがスローされた場合」に記述されている対処を実施し、原因を取り除いてSession Registry Serverを再起動してください。

  2. 不要なアプリケーションを終了するか、システムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。


JSSRS: ERROR: JSSR20997: This edition is not appropriate to start Session Registry Server. edition=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR20997: このエディションではSession Registry Serverを起動できません。 edition=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4

[可変情報]

%s1: エディション名
%s2 : Session Registry Server名
%s3 : Session Registry ServerのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名

[意味]

Session Registry Serverが本製品のEnterprise Edition以外で起動されました。

[原因]

Session Registry Serverが起動されようとしましたが、起動できるエディションではありません。

[システムの処理]

Session Registry Serverは起動を中断します。

[ユーザの対処]

ありません。


JSSRS: ERROR: JSSR20998: An error occurred that the service could not be continued. server=%s1 pid=%s2 tid=%s3
JSSRS: エラー: JSSR20998: 運用を継続できないエラーが発生しました。 server=%s1 pid=%s2 tid=%s3

[可変情報]

%s1 : Session Registry Server名
%s2 : Session Registry ServerのプロセスID
%s3 : 処理スレッド名

[意味]

運用を継続できないエラーが発生しました。

[原因]

Session Registry Serverのログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[システムの処理]

本メッセージ以降、Session Registry Serverはバックアップやリカバリを行いません。
IJServerクラスタはSession Registry Serverへの処理要求を抑止して動作するため、通常の業務運用は継続可能ですが、セッションのバックアップやリカバリは行えません。
問題解決後、Session Registry Serverを再起動することによって、自動的にIJServerクラスタはSession Registry Serverの復旧を検知し、バックアップやリカバリなどの処理を再開します。

[ユーザの対処]

Session Registry Serverのログに同時に出力されているメッセージを参照してください。
問題解決後、Session Registry Serverを再起動してください。


JSSRS: ERROR: JSSR20999: An unexpected error occurred. detail=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR20999: 予期しないエラーが発生しました。 detail=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4

[可変情報]

%s1 : 詳細情報
%s2 : Session Registry Server名
%s3 : Session Registry ServerのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名

[意味]

予期しない異常が発生しました。

[原因]

予期しない異常が発生しました。

[ユーザの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員にしてください。