名前
update-fault-monitor-config - 故障監視機能の動作の設定
形式
wscadmin update-fault-monitor-config --method method [--checkinterval=check_interval] [--responsewaittime=response_wait_time] [--retrycount=retry_count] [--startupwaittime=startup_wait_time] --target target
機能説明
故障監視機能の動作を設定します。
故障監視機能を有効にするには、本サブコマンドで故障監視の方法を設定する必要があります。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--method | なし | 故障監視の方法として、none、ping、portのいずれかを指定します。
|
--checkinterval | なし | 故障監視を行う間隔を1~99999(秒)で指定します。 |
--responsewaittime | なし | サーバーインスタンスからの応答を待つ時間を1~99(秒)で指定します。 |
--retrycount | なし | 故障状態と判定するまでのリトライ回数を0~99999で指定します。 省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、3回になります。 |
--startupwaittime | なし | 故障監視を使用する場合、Webサーバ起動時にWebサーバコネクタの故障監視の起動待ちをする時間を0~600秒で指定します。省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、30秒になります。 |
--target | なし | 設定対象のWebサーバ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用)とWebサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)を併用する場合、故障監視を行うWebサーバの名前には、同じ名前を使用しないでください。
故障監視機能を持たない製品エディションでも本サブコマンドを実行可能ですが、故障監視を行う設定にしても、故障監視機能は動作しません。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin update-fault-monitor-config --method ping --target FJapache Command update-fault-monitor-config executed successfully. |
/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin update-fault-monitor-config --method ping --target FJapache Command update-fault-monitor-config executed successfully. |