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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.15.5 update-fault-monitor-configサブコマンド

名前

update-fault-monitor-config - 故障監視機能の動作の設定

形式

wscadmin update-fault-monitor-config --method method [--checkinterval=check_interval] [--responsewaittime=response_wait_time] [--retrycount=retry_count] [--startupwaittime=startup_wait_time] --target target

機能説明

故障監視機能の動作を設定します。

故障監視機能を有効にするには、本サブコマンドで故障監視の方法を設定する必要があります。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--method

なし

故障監視の方法として、none、ping、portのいずれかを指定します。

  • none:故障監視を行わない

  • ping:pingによる監視を行う

  • port:portによる監視を行う

--checkinterval

なし

故障監視を行う間隔を1~99999(秒)で指定します。
省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、60秒になります。

--responsewaittime

なし

サーバーインスタンスからの応答を待つ時間を1~99(秒)で指定します。
省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、10秒になります。

--retrycount

なし

故障状態と判定するまでのリトライ回数を0~99999で指定します。

省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、3回になります。

--startupwaittime

なし

故障監視を使用する場合、Webサーバ起動時にWebサーバコネクタの故障監視の起動待ちをする時間を0~600秒で指定します。省略した場合、設定は更新されません。初回設定時に省略した場合、30秒になります。

--target

なし

設定対象のWebサーバ名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin update-fault-monitor-config --method ping --target FJapache

Command update-fault-monitor-config executed successfully.

/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin update-fault-monitor-config --method ping --target FJapache

Command update-fault-monitor-config executed successfully.